『攻殻機動隊』完全新作が、コミックDAYSで連載開始!  嬉しすぎての思い出のPS版「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」を語ります

士郎正宗の原作『攻殻機動隊1.5 HUMAN ERROR PROCESSER』をベースにした完全新作の『攻殻機動隊 THE HUMAN ALGORITHM』が世界同時連載で始動!
作画を担当するのは藤咲淳一、吉本祐樹のふたりで士郎正宗が描いた「攻殻機動隊1.5 HUMAN ERROR PROCESSER」がベースとなっています。


連載される媒体は、講談社の漫画アプリおよび同名のウェブコミック配信サイト「コミックDAYS」で、第1話が無料公開中。第2話は現在、有料で公開中ですが9月30日から無料で公開されます。

新作は、草薙素子がネットに姿を消してしまった世界における公安9課メンバーの日常を描く物語。トグサ、バトーをメインに、原作ではおなじみのアズマや霊能局からスカウトされた新キャラのツナギが、日本各地で起こる難事件を解決していく!!

【作品1話URL】
https://comic-days.com/episode/10834108156659896838
コミックDAYS ウェブサイト
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「攻殻機動隊」のゲームで名作といえば!?

『攻殻機動隊』は士郎正宗が、ヤングマガジン海賊版で1989年より連載したコミック作品。第4次核大戦、第4次非核大戦が起きたパラレルワールドの日本が舞台。
脳の電脳化技術や、サイボーグ(義体化)技術が発展したことで起きる凶悪犯罪に草薙素子をリーダーにした超法規的組織「公安9課」が立ち向かうという物語。

サイバーパンクな世界観と士郎正宗の精緻な描写、ハードな戦闘描写などが好評となって、押井守監督によってアニメ映画作品となります。この作品が世界で公開され、大人気となり、その後、アニメ映画の続編やTVアニメシリーズ、ハリウッドで実写映画化もされました。そして2020年にはNetflixにて「攻殻機動隊 SAC_2045」が全世界独占配信となります。こちらの監督は、TVシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」で監督を務めた神山健治と、士郎正宗原作の「APPLE SEED」の監督を務めた荒牧伸志のふたりで監督を務めます。

「攻殻機動隊」という作品は、原作者やアニメ化する時の監督によって、それぞれ作品のテーマが変わることが特徴で、舞台設定や登場人物は同じでも作品の雰囲気がガラリと変わっています。
そのために同じ「攻殻機動隊」でも「押井版は苦手だけど、神山版は好き」とか「押井版が好きで原作コミックを買ったら、雰囲気が違って驚いた」など、ファンの間でもそれぞれで評価が分かれる作品になっています。



そんな「攻殻機動隊」はサイバーパンク世界とゲームとの相性がいいためか、多くの作品がリリースされています。その中で今回紹介したいのは初代プレイステーションで発売された第1作目「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」です。
こちらはアニメ劇場版「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」のタイアップで発売された作品です。
タイアップで発売された作品なのですが…、この作品は原作者の士郎正宗が「アニメに関係なくゲームオリジナルでやってほしい」という要望を受けて、キャラクターデザイン・キャスティングが変更され、ゲームオリジナルとなっています。
という経緯で原作者の意向を汲んで製作されたアニメーションムービーは、原作の雰囲気を忠実に再現していて、原作ファンからも評価が高いです。
特に劇場版アニメやTV版アニメはシリアス路線で「公安9課」のメンバーのコミカルやり取りが少ないので、トレーニングモードなどで原作どおりに和気あいあいとするメンバーを見ると勝手に原作愛を感じてしまいます。



ゲームは原作にも登場する有人多足型戦車タチコマに乗って、テロリストと戦うサードパーソンシューティングです。
このタチコマは地面はもちろん壁や天井にも貼り付け、LRボタンどちらかに押すと左右に高速移動、LRボタン同時押しで前後に高速移動。この前後左右に高速移動しながらあらゆる場所に張り付き攻撃して敵を倒します。
その攻撃もだいたい真ん中に敵を置いておけば弾が当たるので、基本は高速移動に集中して、弾をばらまくといった感じです。また溜め打ちで超優秀な誘導ミサイルが打てるので逃げながら溜めてロックオンして敵を撃つという戦法も有効です。
この高速移動が楽しく、床、壁、天井、壁、床と高速でグルっと回って弾をかわしつつ、こちらの弾を当てる爽快感が心地よいのです。

実はサントラが驚くほどの名盤なんです

そして次の特徴は音楽です。実はこのゲームの音楽を担当したのは電気グルーヴの石野卓球で、彼の呼びかけでマイク・ヴァン・ダイクやデリック・メイ、Hardfloorなど世界的に有名なDJが参加しているのです。これは当時のテクノ界隈ではエポックな出来事で、このアルバムさえ持っていれば、この年代のテクノシーンを代表するDJの楽曲が抑えられるという名盤と呼ばれました。

このDJたちにオファーをする際にも、みんな「攻殻機動隊」の原作を知っていて、どんな話かを説明する必要が全く無かったそうです。マイク・ヴァン・ダイクに至ってはその後、自分のベストアルバムのジャケットを士郎正宗に描いてもらっているくらいです。

こうして作曲された音楽はゲームファンよりもテクノファンからの支持が厚く、通常のサントラに加えて、CD2枚組の限定版に限定の2枚組アナログ盤まで発売されています。

アニメデモシーン、ゲーム、音楽がすべての評価が高い原作付きのゲームは非常に珍しいです。今はとても便利な世の中なので、YouTubeやニコニコ動画にプレイ動画がアップロードされていますので、どうぞ検索をして見てください。
現在進行系でコンテンツが生み出されていく作品の昔のゲーム。これを懐かしいと言っていいのかわかりませんが、ゲーム画面を見ると懐かしいという他はないですね。