Netflix独占配信のドラマシリーズ『ウィッチャー』の内容は原作とゲームのどっちよりになるの!?

※こちらの記事は海外ゲームニュースサイト「nintendolife」のこちらの記事を参考に書かれています。

山田孝之主演の『全裸監督』や人気男性アイドルグループ『嵐』のドキュメンタリーの独占配信などが話題の映像ストリーミングサービスNetflix。
このNetflixで世界中のゲームファンが関心を寄せるのが、2019年12月20日より配信開始のファンタジー小説が原作で、ゲームも世界的にヒットした『ウィッチャー』です。配信前からすでに第2シリーズの制作も決まっており、ファンの期待と共にNetflixの期待も寄せられているタイトルです。

『ウィッチャー』って何!?

『ウィッチャー』はポーランドの作家、アンドレイ・サプコフスキによって書かれたファンタジー小説です。1986年から始まったシリーズはスラブ神話がモチーフとなっていて、北欧を中心にヒットしました。そのヒットを背景にコミック、映画、テレビドラマ、テレビゲームにボードゲームとマルチメディアに展開していき、さらにファンを増やしていきました。
日本では、小説が2010年に第1巻が『魔法剣士ゲラルト』のタイトルで邦訳され、その後は翻訳の刊行は中断。ゲームの人気によって続巻が刊行されました。

一方、ゲームはというと第1作はPCのみでの発売ということで、知る人ぞ知る洋ゲーの扱い。そして第2作『ウィッチャー2』はPCとXBOX360から発売され、ユーザーからの評価は高かったもののプラットフォームの弱さから、一般への認知が高まる事はありませんでした。こちらも知る人ぞ知る良ゲーという扱いです。

この作品が日本で評価されたのは2015年に『ウィッチャー3 ワイルドハント』が発売された時からです。今回のプラットフォームはPC、PS4、XboxOne、Nintendo Switch
と完璧な状況で発売されました。

オープンワールドでのアクションRPG で2015年のゲームオブザイヤーも受賞。プレイヤーの行動によって人間関係や世界情勢が変化していくことやキャラクター育成要素の豊富さで、自分だけの物語が楽しめるところが評価されました。

また主人公のゲラルトの人気も高く、カプコンの『モンスターハンター:ワールド』やバンダイナムコの『ソウルキャリバーVI』にもゲスト出演をしています。

Netflix版の『ウィッチャー』は内容はどうなる!?

Netflix版の『ウィッチャー』の内容に関しては制作統括のローレン・シュミット・ヒスリックが、ビデオゲームのストーリーが改作される可能性があるかどうかを尋ねられた時にこのように答えています。

いくつかの理由で原作にこだわるつもりです。
ひとつめにゲームはとても素晴らしいのですが、それは原作の改作でもあります。
ゲームからドラマを制作してしまうと改作の改作になってしまいます。
ふたつ目は、ゲームとドラマで競合する必要はないということです。ゲームにはたくさんのファンがいますが、私達のやっていることはゲームにまったく影響しません。
ゲームはゲームで物語を続けることができ、私達はドラマの物語を続けることができます。
『ウィッチャー』という同じ宇宙で両者が本当に幸せに生き続けることができます。

インタビューの内容からしますと、ドラマシリーズはゲームのストーリーとは関連せず、原作本のストーリーから映像化されるようです。
ローレン・シュミット・ヒスリックは製作統括の他、いくつかのエピソードの脚本も担当していますので、ほぼ公式の発言と言ってもいいでしょう。


この発言に海外のゲーム版『ウィッチャー』のファンたちは「原作を読んだことがないから、楽しみ」や「『バイオハザード』みたいに原作と違いすぎても…」などの歓迎派、「ゲームと関係ないから見ない」、「『ウィッチャー3』はオリジナルだけど、最初の『ウィッチャー』は原作準拠だろ?」というゲーム原理主義派など、色々な意見が挙がっています。


いずれにせよ、「ゲームに関係ないなら見ない」という意見以外は、実際のドラマシリーズを見てから評価したいというのは一致しているようです。

『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ラスト・キングダム』など海外ファンタジードラマが人気になっている現在。ゲームではなく原作に準拠した『ウィッチャー』の評価はどうなるのでしょうか。非常に楽しみです。