溜飲」とは?意味や使い方を解説します!

【ビジネス用語辞典】「溜飲」とは?意味や使い方を解説します!

「溜飲」とは「のど元にせりあがってきた、酸っぱい胃液」とのことです。

よく使われる言葉として、「溜飲が下がる」「溜飲が下げる」と使います。
ですが、上記の言葉はイメージがしづらくまた使い時が分からないと
感じた方も多いと思います。

今回は、意味や使い方などを解説していきます。

「溜飲」の意味

意味1:のど元にせりあがってきた、酸っぱい胃液
意味2:(医学的には)胃の不調によって、胸やけを起こすこと

「溜飲」=胃の不調による胸やけ を意味する医学的用語です。
なので、「不平・不満」等といった不快な気持ちの比喩表現をすることが出来ます。

◆語源

溜飲を2つに分けると下記の意味になります。

「溜」=とどまる
    +
「飲」=飲む

「溜」のとどまるの意味は、「田んぼの間で流れがとどまっている様子」を表しており
そこに飲むの意味がある飲が入ることで、「食べたものがのどでとどまっている」
と直訳することが出来ます。

「溜飲」の使い方

主な使い方は「溜飲が下がる」「溜飲が下げる」
「溜飲」は医療用語としてではなく、「不平・不満」の比喩表現として使われることが
多いです。そのため意味としてはどちらも「不平・不満がなくなる」となります。

POINT:他者の行動によって、不平・不満がなくなる際に表現します。

<例>
彼女がきちんと謝罪をするまで、私が溜飲を下げることはないだろう。

「溜飲」の注意点

溜飲を晴らすは表現として間違いであり、元々の不平・不満がなくなる=すっきりするという解釈から溜飲を晴らすという誤用表現が広まってしまっていますので注意が必要です。

※注意2※ 「溜飲」は常用漢字ではないため、「留飲(りゅういん)」と表記されることがあります。

「留飲」は「溜飲」の簡略化されたものなので、間違った使用方法ではありません。

「溜飲」の類語

類語は以下の3パターンです。

パターン1:虫唾が走る

吐き気がする・不快である

虫唾が走るは「吐き気をもよおす」といった意味合いで比喩的表現です。
なので、「溜飲」と意味合いは同じになります。

パターン2:反吐がでる

飲食したものを吐くこと・非常に不快な気持ち

溜飲よりも強い意味をもつので、溜飲よりも強い感情を伝える際に使いましょう。

パターン3:嫌悪感

憎み、嫌がる気持ち

溜飲は堅苦しい印象がありますが、
嫌悪感は日常シーンで使用することが出来る表現になります。

まとめ

「溜飲」はのど元にせりあがってきた、胃液」を意味する言葉です。

医療用語的な意味から一般的には「溜飲が下がる」「溜飲を下げる」という表現は、
「気分が落ち着くこと」を意味します。

あまり、ビジネスシーンで使うことはないかもしれませんが、
意味を理解することで使えるようにしましょう。