【おすすめインディーゲーム】『ベア・ナックルIV』ベルトスクロールアクションの金字塔に正当後継作が登場！ - ガメモ

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メガドライブから1991年に発売されたベルトスクロールアクションゲーム『ベア・ナックル』の4作目がついに発売されました。

初代『ベア・ナックル』は前の週に初代『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』が発売されたため、売上の初速が出なかったものの、口コミや当時の雑誌の読者レビューの評価が高く、翌年に発売された『ベア・ナックル2』から人気が上昇。1994年に発売された『ベア・ナックル3』では、北米での人気が高かったためか、海外で先行発売されました。

そしてこのゲームは、ベルトスクロールアクションにRPGの成長の要素と格闘ゲームのコンボ要素を取り入れたことや、世界で初めてハウスミュージックをBGMに取り込んだソフトだったりと、試作機なのに最強だった「ガンダム」みたいなゲームだったのです。

そんな「ベア・ナックル」シリーズの最新作『ベア・ナックル4』が発売されました。開発をしたのはフランスのインディー系デベロッパーのDotEmu社がセガから正式なライセンスを受けて開発しました。
開発がセガからDotEmu社に移ったことで内容を心配する声が上がっていましたが、プレイしてみるとそんな心配は杞憂でした。
当時の雰囲気はそのままに新しい要素を盛り込んだ、2020年にふさわしいベルトスクロールアクションに仕上がっています。

物語はMr.Xが率いるシンジケートの野望を打ち砕いてから10年後。「Mr.Y」と名乗る謎の姉弟が率いる新たな犯罪組織によって恐怖が人々を脅かし始めていた。
そこで、元警察官の「アクセル・ストーン」と「ブレイズ・フィールディング」は、旧友アダムの娘である「チェリー・ハンター」と、ドクター・ザンの弟子「フロイド・イライア」と合流し、その拳だけを頼りに新たなシンジケートの闇へと飛び込むのだった！

プレイアブルキャラクターにはもちろん、シリーズ皆勤賞のアクセルとブレイズのふたりに加え、チェリー（第1作に出てきたアダムの娘)と３作目のプレイアブルキャラクタードクター・ザンによって両腕に高性能義手を装備したフロイドが登場。
アクセルは10年の月日を感じさせるかのようにヒゲ面で体もいく分か太くなっています。しかしブレイズは相変わらずのプロポーションにボディコンミニスカで、逆に凄みが増している感じです。

シンジケートを倒すストーリーモードは、ステージをクリアすれば、体力が回復し、残機が増えます。途中でゲームオーバーになってしまうとコンティニューはステージの最初からになってしまいますので、ステージ終盤は慎重かつゴリ押しで抜けてしまいましょう。
またゲームオーバーになった場合は、得点にペナルティが課せられた状態で残機を増やして始められます。家庭用ゲームにスコアは関係ないという方も多いと思いますが、このゲームは通算スコアでいろいろな要素がアンロックされます。
とりあえず1度、クリアした後は、ペナルティ無しでプレイしたほうがいいかもしれません。

さらに、このゲームはマルチプレイにも対応しており、オフラインでは4人まで協力プレイが遊べて、オンラインではふたりまで協力プレイが楽しめます。
マルチプレイのカオスな感じは『ガーディアンヒーローズ』や『幽遊白書』のような往年のセガゲーのようなテイストです。

また音楽も当時の最先端だったハウスミュージックから現代風のEDMに替わるのかと思いきや、懐かしのハウスミュージックテイストが全開で、過去作にも参加している古代祐三氏が楽曲提供している他、川島基宏氏や下村陽子氏、山岸継司氏、藤田晴美氏などの旧作の作曲家陣が楽曲を提供しています。
さらにこの作品には過去作の楽曲も収録されているので、オプションでクラシックBGMを選択すると旧作のBGMでプレイすることもできます。

全キャラクターをアンロックするためには複数回のプレイが必要ですが、アンロックされる新キャラはどれもプレイ感覚が違うため、ストレス無く周回プレイが可能です。
ゴールデンウィークに外出できないストレスを敵をぶっ飛ばして解消しましょう！

メーカー：DotEmu
ジャンル：アーケード / アクション / 格闘 / アドベンチャー
配信日：2020年4月30日
価格：2,599円(税込)2,399円(税込)10％オフ
必要容量：3.1GB
2020年5月3日 23:59 まで割引価格で購入できます。

『ベア・ナックルIV』販売ページ（Nintendo Switch版）

『ベア・ナックルIV』販売ページ（Xbox One版）2,900円(税込)
※「Xbox Game Pass Ultimate」に含まれています

『ベア・ナックルIV』販売ページ（PC版 Steam）価格未定

『ベア・ナックルIV』公式サイト（英語）