古代祐三氏が動画で語るベーマガ - ガメモ

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  1. 1古代祐三氏ってこんな人です
  2. 2「マイコンBASICマガジン」はこんな雑誌でした
  3. 3作曲者ばかりではなくプログラマーとしての一面も

「イース」や「ベア・ナックル」シリーズ、「アクトレイザー」などのBGMの作曲で知られる作曲家の古代祐三氏が、ご自身のYouTubeチャンネルにて「マイコンBASICマガジン」について語っている動画を公開しました。

動画は全編英語ですが日本語字幕が入っていますので、英語がわからなくても問題ありません。ゲーム・ミュージック界の生き字引のような方のお話ですので、海外の方だけでなく国内の人にも見てほしいです。

古代祐三氏ってこんな人です

古代祐三氏は高校時代に「マイコンBASICマガジン」にプログラムを持ち込んだことがきっかけで、同誌の音楽担当としてライターデビュー。それと同時にパソコン向けの音楽プログラムを多く発表しました。

高校卒業後は日本ファルコムにアルバイトとして入社。その採用試験の際に持ち込んだ曲が「ザナドゥ・シナリオ2」に採用され、商業作曲家としてデビュー。

その後は「ロマンシア」(1986年)に「イース」(1987年)「イースII」(1988年)や「ソーサリアン」(1987年)の楽曲を担当し、フリーランスに。
フリーランスになってからは「アクトレイザー」(エニックス/1990年)ではスーパーファミコンでオーケストラの楽曲を作り、「ベア・ナックル」(セガ/1991年)ではまだ日本で流行していなかったハウスミュージックを採用して、話題になりました。

そして現在も第一線で活動を続ける作曲家として国内外で多くのファンを魅了しています。

「マイコンBASICマガジン」はこんな雑誌でした

「マイコンBASICマガジン」は電波新聞社が1982年から2003年まで刊行していたパソコ雑誌です。
この雑誌の特徴は読者が投稿したオリジナルのプログラムを掲載していたことです。当時はパソコンメーカーごとに互換性の低いBASIC言語でプログラムが組まれていたのですが、「マイコンBASICマガジン」は各機種に対応したプログラムのリストを掲載していました。
読者はこのプログラムリストを打ち込むこんでゲームを完成させることで、プログラム言語やデバック作業などのプログラミングの基礎を学びました。

インターネットの普及に伴って、読者自身が自分のホームページでプログラムを公開したり、ソフト自体を配布できるようになったため徐々に存在意義が薄くなり、2003年に休刊に至りました。
休刊が発表されるとIT系ニュースサイトで一斉に取り上げ、休刊を悲しむと同時に時代の終わりを告げる出来事と伝えました。

作曲者ばかりではなくプログラマーとしての一面も

今回の動画は「マイコンBASICマガジン」のライターとしても活躍した古代祐三氏が、プログラム投稿誌を語ると同時に、当時の自身の活動も語っています。
自身が開発したFM音源ドライバー「MUCOM88」の話もしていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

古代祐三氏Twitter

Mucom-88(株式会社エインシャント公式サイト内)

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