「シュタゲ エリート」「YU-NO」などMAGES.のタイトルが割引セール! - ガメモ
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MAGES.は、PlayStation StoreとMy Nintendo Storeにてダウンロードソフトのセール販売を開催します。
期間は、PlayStationStoreは2019年8月6日より2019年9月2日まで、My Nintendo Storeは2019年8月8日より2019年9月2日まで。
合計で88タイトルが特別価格で販売されて、価格は108円(税込)からとなっています。
夏休みにプレイしてほしいソフトがたくさん
今回のセールの目玉は、今年シリーズ10周年を迎える「STEINS;GATE」シリーズ最新作の「STEINS;GATE ELITE」やTVアニメが放送中の「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」、シリーズ最終作品の「メモリーズオフ-Innocent Fille-」など。
PS4やNintendo Switchを始めPS VitaやPS3、PSPなど様々なハードのタイトルがセール中です。購入する際はキチンとハードを確認をしてから購入してください。
「STEINS;GATE 」のアキバや厨二病とかの設定が苦手でした
「STEINS;GATE ELITE」はアニメと原作の融合で、オリジナルのゲーム版にアニメ版の素材をふんだんに利用して、描き下ろしの新作アニメーションも加えつつ、全編アニメーションでプレイが進行するように蘇らせた作品です。
原作ゲームをすでにプレイ済みの人などで、価格が購入をためらう要素だった方はぜひともこの機会に購入してはいかがでしょうか。
XBOX360でこのゲームが発売される時、第1章がまるまる体験版としてアップされたのですが、正直、それほど心惹かれるほどでもありませんでした。
やはりオカリンの厨二病設定がどうも受け入れづらくて、コレをずっと聞くのかという感じでした。とは言っても女性声優陣の豪華さに負けて初回限定版を買って放置。
発売後しばらくして周囲からの「名作、傑作! エンディングで号泣!」とか「通販が品切れで買えない!」というXBOX360ではあまり聞いたことがない量の評価が聞こえ始めました。
そこでプレイをしてみるととても面白い。アドベンチャーゲームの特性を生かして周回プレイをしつつ、時間軸を平行移動しながらハッピーエンドを目指していく。最初気になっていたオカリンの厨二病的言動も気になりません。むしろ厨二病的セリフ回しがかっこよくなってきました。
最初に張った伏線が回収されていく様子は海外ドラマの人気作品を見ているようで気持ちよく、エンディングも最高の形で終わるものでした。
もし、最初の企画にあった自分の携帯電話にキャラクターからのメールが来るシステムだったら、現実と虚構の区別がつかなくなってリアルな生活がやばかったと思います。
新システムの名前とシナリオライターの名前だけで発売まで待たされた美少女ゲームがかつて有った
「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」は、現在、放送中のTVアニメも佳境に入っており、アニメを先に見ている人がゲームをプレイするならこのタイミングと言うところです。元々こちらのゲームは、1996年に発売されたアダルトPCゲームのリメイクになっています。
1996年当時はこのゲームの情報はどんな雑誌を見ても掲載されておらず、どの雑誌にも
「新システム『A.D.M.S(アダムス)』搭載!」
「プロデュース・シナリオは『EVE burst error』(1995年/シーズウェア)の剣乃ゆきひろ!」
以外の情報はありませんでした。
剣乃ゆきひろを知らない人も増えてきました
剣乃ゆきひろ氏は「EVE burst error」で二人の主人公がそれぞれの視点で一つの事件を追いかけ、プレイヤーだけが二人の情報を統合して真相を究明できるという画期的なアドベンチャーゲームを作った人です。
なので、プレイヤーは真相に気づいている状態で、そこからは、この二人にどうやってそれを気づかせるかに変わっていくのです。
「EVE burst error」のクライマックスシーンで、主人公を入れ替えながらそれぞれが、情報を交換して事件の真相にたどり着くシーンなどはまさに「このシーンを待っていた!」となります。
そんな人が作った新システムだから「A.D.M.S(アダムス)」はスゴイんだろうなぁ。というだけで、発売日まで待たされたわけです。
そもそもアダルトPCゲームで、セールスポイントが「システム」と「シナリオ」っておかしくないですか? 雑誌に掲載されるCGもイメージCGと立ちキャラのみで、果たして「アダルト要素はあるのか?」とファンの間でも心配される始末。
そんな完全秘匿状態で発売された「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」は、それまで情報を知らされずフラストレーションが溜まっていたファンの想いを一気に解消するものでした。
「A.D.M.S(アダムス)」って結局、何だったの!?
並列世界を旅するため、入り組んだ伏線に加えて、時間軸も一定ではなく時間を遡ったりするシナリオ。何が原因でバッドエンドになったのか、はっきり言ってやり直すポイントがわかりません。
それを解消するのが「A.D.M.S(アダムス)」でした。物語の分岐をマップとして記録して、分岐のタイミングを教えてくれたり、新しい道筋が見えると効果音が鳴るなどプレイを助けてくれるシステムです。
そして一番の特徴は、ゲーム中に入手できるアイテムで、持ってるアイテムを持ち越してセーブができる特殊なセーブができたりと、ただの分岐マップではなく、ゲームに直接、関わるメタシステムだったのです。
並列世界や時間遡行などSF要素が強い作品ですので、「STEINS;GATE」が好きな方はこのセールを機会に是非プレイしてみてください。