ゲーム会社に受からないのには理由がある！諦める前に見直したいポイント

ゲーム業界は求人倍率の高いとても人気のある業界です。ゲーム会社の募集に受からず落ちる日々がつづいてしまうと、心が折れてしまうこともあるかもしれません。幾度も面接や書類選考で落ちると自分を否定されている気持ちになってしまい、自信がなくなって受かるものも受からなくなってしまうかもしれませんが、夢を諦めてしまう前に、自分自身を見直したり、面接での行動を振り返ってみましょう。

ゲーム会社の募集に受かる・受からないには、なにかしらの理由があります。自分より能力が高い人がいてそちらを優先されたり、間違った言動をしてしまい印象が悪くなってしまったなどの受からない理由があるはずです。しかし学校のテストなどと違い、何点が取れていてどこが間違っていたなどの理由を教えてはくれません。

そんな中でも出来ることは、できるだけ内容を思い出して何が悪かったのかを考えてみることです。自分自身を見直すことが、失敗を活かした今後の成長につながります。

また、自分で顧みるだけでなく、第三者の意見なども取り入れることを忘れないようにしましょう。

履歴書の書類選考で落ちる場合は、会社から求められていることに応えられるよう、自己PRはポイントを押さえて書くようにしましょう。

また、会社側が求めている人材に当てはまっていないことが考えられます。

大手のゲーム会社だけではなく、求めている人材と自分の能力などが合致しそうな中小の会社も探してみましょう。

学歴・職歴の欄は、事務作業やデバックのバイトなどゲーム業界で有利になる要素にするために探してみることも前もって検討しておきましょう。技能・資格なども、すぐに取れるものではなく、計画的に勉強してとるための努力が必要です。

履歴書の中で特に見直しやすいのは、自己PRの欄です。限られたスペースで自分を相手に知ってもらうためには、自分のことを正しく理解していないといけません。ここが上手く書けているかどうかを見直してみましょう。

自己PRは、長すぎない文章で簡潔かつ具体的なアピールが出来ているかがポイントになります。

なぜゲーム会社に入社したいと思っているのか熱意や情熱を書くことも大切です。しかし、ただ強い思いがあることを書くのではなく、どんな目標があり、そのために今何を努力しているかを書くと熱意がより伝わりやすくなります。

長所となるアピールポイントがある場合、複数の長所を並べてもごちゃついてしまうため、アピールポイントは具体的に説明ができるもの1つに絞りましょう。

技能やスキル・過去の経験がある場合、その経験を業務のどんな場所で活かすことが出来そうかを考えてみましょう。

また、わかりやすく読みやすい文字数・文法にも気を配ることも受かるために大切なポイントです。

面接で落とされて受からない理由のひとつは、印象によるものです。

書類選考だけでは伝わらないことを直接会って判断するために行うので、能力的なものとは別に人柄が会社の空気に合うかどうかなども判断されています。

そのため、

• 身だしなみを整えて第一印象で減点されない
• 面接におけるマナーも身に着けておく

面接での失敗は、どうしても緊張からきてしまうことが多いため、気負い過ぎないことが大切です。人の話を聞いて理解し、自分の意見や主張をしっかりと出来るかどうかを判断されます。人に頼んだりして、事前に何度も練習し対面で会話をすることに慣れておきましょう。

質疑応答では、ゆっくりでもいいので、自分の考えをまとめてから口にしましょう。わからないことを問われた時は、変にごまかさずにわからないと言うことも大切です。

会社のことや、やりたい業務などについても聞かれることがあるので、事前にどういう会社で何を作っているか、自分はどういう仕事をしたいかなどはしっかりと調べて考えておきましょう。

ゲーム会社に限らずですが、人材募集に受かるためにするべきなのは、まず自分自身を知ることです。ゲーム業界で必要な専門的なスキルの有無もそれに含まれています。自分がどういう人間で、何が得意・何が出来るのか、どうなりたいのかを自分で理解していないと、相手にそれらを説明することは出来ません。

そういった自己分析は、1人で考えるだけではなく家族や他人の意見なども参考に、人にどう見られているかを知ることも大切です。手法をまとめた書籍や、Webで診断できるフリーサイトなども数多くあります。昔の日記を読み返してみる、メモに書き出してみるなどさまざまな方法を試してみましょう。

自分にあった方法は、自分にしか見つけられません。また、他人に言われたことをやるだけではない努力の積み重ねが、自分の正しさを補強してくれる自信につながるでしょう。

ゲーム業界は人気の職業で倍率が高く、受からない理由も非常に多岐に渡ります。

単純な書類の不備、面接担当者との相性、他の能力の高い人材がいたなど時の運もあります。失敗を重ねても、それを乗り越えて次を求める意志を保つには、ゲームを作りたい、ゲームに関わる仕事をしたいという情熱が大切になってくるでしょう。

ゲーム業界への就職を諦めてしまうまえに、本当に諦めても後悔しないのかを考えてみてください。そうでなければ、自分が本当にしたかったことを諦めてしまったということが、自信のなさに繋がってしまいます。

そういった自己分析の作業のうちに視野が広がって、納得のいく本当にやりたいことがまた見えてくるかもしれません。