20代未経験がゲーム業界に転職するコツ|志望動機や自己PRの書き方

20代未経験がゲーム業界に転職するコツ|志望動機や自己PRの書き方

20代未経験がゲーム業界に転職するコツ|志望動機や自己PRの書き方

昨今、20代での転職は珍しいことでもありません。就職して社会人になった後、ゲームを作りたいと思うようになる人もいるのではないでしょうか。この記事では、20代でゲーム業界未経験者が転職するためのコツやポイント、志望動機や自己PRの書き方をご紹介します。

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  1. 120代、ゲーム業界未経験でゲーム業界に転職するコツ
  2. 220代、ゲーム業界未経験でも転職しやすいのは
  3. 2.1大手ではなく中小企業、コンシューマー系ではなくソーシャル・アプリ系
  4. 2.2経理・管理・営業職などの事務職
  5. 2.3デバッカー
  6. 2.4プログラマー
  7. 2.5プランナー
  8. 2.6クリエイター
  9. 320代、ゲーム業界未経験での志望動機の書き方
  10. 420代、ゲーム業界未経験での自己PRの仕方
  11. 5まとめ

20代、ゲーム業界未経験でゲーム業界に転職するコツ

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違う業種への転職は、年をとればとるほど厳しくなってくるものです。ゲーム業界もそれは同じで、20代の転職は、将来性を見据えての採用です。30代を超えてくると即戦力として求められるため、実践的なスキルや経歴が必要になってきます。

当然、20代や新卒でも専門的に学んだり独学でもスキルを持っている人材が優先して採用されるのは変わりません。

ゲーム業界未経験での転職の際に上手くいかせるには、そういった専門的なスキルをもっている他の候補者とは違う方向性で就職活動をすることが重要になってきます。

20代、ゲーム業界未経験でも転職しやすいのは

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ゲーム業界は、非常に求人倍率が高い人気の業界で、20代でも未経験からの転職は難しい世界です。特にライバルとなる他の新卒や就活生なども、専門学校に通ったりと専門的なスキルを身に着けているため、直接ゲーム開発にかかわる職業にそのまま転職するのは厳しいのが現実です。

しかし、ゲーム業界という広い視野で見てみれば、未経験者でも人材を求めている職業もあるためアンテナを大きく広げてみましょう。

大手ではなく中小企業、コンシューマー系ではなくソーシャル・アプリ系

任天堂やカプコンなど、ゲーム業界でも名の知れた大手への入社は未経験者には難しいものがあります。専門的に学んできた人でもたやすくは入社できない人気の職場なため、未経験での転職は難しいです。そこで、そこまでの大手ではない中小のゲーム会社に目標を絞ってみる手段もあります。

中小企業といっても、大手タイトルの下請けなどを請け負っていたりする場合もあるためゲーム開発に関われる可能性はあります。未経験からでもゲーム業界への理解や経験を重ねてスキルアップ・ステップアップすることも可能です。

昨今では、据え置き型ゲームハードのコンシューマーゲーム開発ではない、スマートフォンアプリなどのソーシャルゲームが市場を大きく広げてきており、待遇や給料面でこちらの方が良いという場合もあります。

毎年多くのゲームが開発され、同時にサービス停止となるタイトルも多いことから、当たりはずれも大きく、決して安定しているとは言えません。その分、良いものが出来て当たった場合のリターンも大きいものになる市場のため、各企業がソーシャルゲームを作れる人材を探しているのも事実です。

経理・管理・営業職などの事務職

ゲーム会社といっても、ゲームを開発するだけが仕事ではありません。会社という形をとっているからには経理・営業・管理職などの事務が必要です。そういったゲーム開発に必要なスキルを必要としない職業は、他の業界からの転職でも、前職から慣れているという実績や、簿記などの資格などから採用をもらえる可能性も高いです。

オフィスでの仕事でゲーム業界の空気を知りつつ、必要なスキルを学んだりしながら、部署移動などを狙うという方法もあります。

デバッカー

デバッカーは、開発途中、発売前のゲームに不具合がないかを確かめるテストプレイ、「デバッグ作業」をする仕事です。ゲーム業界でも人気があり高い倍率には違いありませんが、特別なスキルなどは必要ないため未経験者にもチャンスがある仕事です。アルバイトでの募集の他にも、デバッグを専門とした会社などもあります。

注意点として、仕事としてゲームをするわけですが、ゲームが未完成でのプレイとなるため楽しく遊べる仕事というわけではありません。通常のゲームプレイではやらない、やったことがない無意味なコマンドを延々と続けたり、グラフィックの粗が無いかをひたすら見続けたり、細かいチェックリストをひたすら埋めていくなどという非常に根気がいる仕事です。

プログラマー

プログラマーは、ゲームの中身を作る、プログラミングをする仕事です。実戦的なスキルが必要ですが、そのスキルさえ持っていれば、ゲーム業界未経験者でも採用される可能性は大いにあります。

プログラミングといっても種類が豊富で、全てのゲームが同じプログラミング言語で作られているわけではありません。据え置きゲーム、携帯ゲーム機、アプリゲームでは、それぞれに適したプログラミングの技術が必要になるため、常に新しい知識が求められています。

こういった技術は日々進歩しているため常に知識の更新が必要になりますが、これから学び始めても追いつける可能性があるということでもあります。

プランナー

プランナーは、市場のニーズ、需要と供給を解析し、何が売れるのかを考えアイディアを提案する職業です。業界内部の細かいことがわからなくても市場の分析は可能なため、分析力とそれを人に伝えるプレゼン力があればよいとされています。ただし、ゲーム業界は未経験であったとしても、他の業界での経験など、実績がなければ信用してもらえるかというと厳しい部分があります。

ゲーム業界に詳しくなくとも、正確で利益につながる提案が出来ればよいので、面接で一発見込まれてという可能性はないとは言えません。

クリエイター

シナリオライター・グラフィックデザイナー・サウンドクリエイターなど、プレイヤーが情報に触れてゲームを買いたいと思わせる部分を担当するのが、各種クリエイターです。実力さえあれば業界未経験でも見込まれての採用があり得ます。ゲーム業界に限らず需要のある職業なので、他の業界での実績があるとなおよいでしょう。その分競争も激しくあり、人気と実力・才能やセンスの世界なので、成功するのはごくわずかな人だけです。

とにかく成果・実績が問われます。20代で若いから実績がなく、構想を練っている段階や、どういったものを作りたいかなど理想を語るだけでは相手にされません。自分のスキルを示せるように、サンプルやポートフォリオなどで今まで作ったものの成果を示せるように用意しましょう。

20代、ゲーム業界未経験での志望動機の書き方

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志望動機は、「何故ゲーム業界を選び、その中でもこの会社を選んだのか?」という就職に対して姿勢を問われる場所です。ゲーム会社側は志望動機を通して、候補者が「会社の社風などに合っているか」「すぐに辞めずに長く続けられそうか」「会社に利益をだしてくれそうか」などを判断します。新卒や、20代ゲーム業界未経験者の場合は、将来性も込みで判断されます。

志望動機を書くには、受けるゲーム会社がどういった会社かを知っている必要があります。たくさん受けているうちの1つだからと他の会社に出したものを流用せず、ホームページや見学会で十分に下調べをして1社ごとに書きましょう。経営理念や将来のビジョン、何を作っているかを知らないと、上手い志望動機は書けず、結果として就職に対する真剣みを疑われてしまいます。

なぜゲーム業界のその会社を選んだのかが書けたなら、次は自分の経験談や前職での実績を踏まえてやりたいこと、出来ることを書いていきましょう。新卒や20代ゲーム業界未経験の場合は、専門的な能力やスキルがまだなくても、学生時代の出来事などから、自分に向いていそうなこと活かせそうな長所を探してください。

志望動機に書いてはいけないことNGなポイントは、給料や勤務地など待遇面について、具体性のない熱意やファン感情などです。待遇については応募した時点で双方ある程度納得している前提として進みますので、わざわざ志望動機で意識のすり合わせをする必要はありません。ゲームへの熱意もゲーム業界へ就職を希望するほぼすべての人が持っているものなため、貴重な文字数をかける必要はないです。

20代、ゲーム業界未経験での自己PRの仕方

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自己PRは、会社へ自分の有用性をアピールし売り込む場所です。自分がどのような長所や特技・能力・スキルを持っていて、どのように会社に貢献できるのかをアピールしましょう。会社側は、給料を払うからには、より能力の高い・求めている人材に近い人を採用したいと思っています。会社が求めているのがどういう人材なのかを考えて、それに近づける自己PRを考えていきましょう。

書き方は、自分がどういう人間かを簡潔にまとめ、その理由を説明していきましょう。持っている能力やスキル、それをどのように活用していけるかをアピールしていきます。就きたい職業によって求められるスキルなどは違ってくるので、具体的にどの職業について、何を作りたいのかを事前に明確にしておくことが大切です。ゲーム業界にはどのような職業があり、その中で特技や趣味が活かせるもの、自分に合っているものを選びましょう。新卒や20代ゲーム業界未経験なら将来性を見込めるような特徴も有効です。

説得力を持たせるには、理論的で具体性があることが大切です。はじめに結論を提示し、わかりやすくしてから、どのような理由で、どういった根拠があるのかを解説します。

最後に自信をもって再度結論付けることで、強くアピールすることが出来るでしょう。また、長々と語らず、出来るだけ文章量を減らす努力も必要です。とにかくわかりやすさを重視します。

具体性を持たせるには、実体験を元にするのが一番です、今までの自分の人生を振り返り、学生時代の出来事、前職の経歴などを書き出して、使えそうなエピソードを探してみましょう。


 

まとめ

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20代での転職には多くの可能性がありますが、ゲーム業界は非常に人気のある業界のため平坦な道というわけではありません。20代というまだまだ時間のある年代でも、人生設計に関わることですので、選択も慎重にするに越したことはないです。未経験という知らない場所への挑戦となるため、自分の進みたい道やなりたい職業について詳しく調べ、時間を有効に使って必要な能力やスキルを磨き上げていきましょう。

また、1つの道に固執することなく、転職サイトや就職支援なども複数併用して、アンテナを多く広げることも必要です。面接の練習など1人ではできないことや、履歴書の添削など客観的な視点からの相談が出来る環境も得られます。中にはゲーム業界での転職を専門とした所もあるため、試してみましょう。

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