ファンタシースター2のクローンゲームがフリゲで登場! 100年後が舞台のオリジナル作品 - ガメモ
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「ファンタシースターII 還らざる時の終わりに」(セガ/1989年)はメガドライブのRPGで「ファンタシースター」シリーズの第2作に当たります。
難易度の高さやマップの広さで、シリーズ屈指の難易度の高いRPGとなっていますが、物語の面白さやキャラクターの魅力などからシリーズベスト作というファンも多い作品です。
そんな「ファンタシースターII 還らざる時の終わりに」が大好きな方がRPGツクール2003で製作したのが今回紹介する「ファンタシースターズafterstorys」。
世界観やシステムは「ファンタシースターII 」からそのままの感じですが、100年後の世界が舞台ということで物語も登場するキャラクターもオリジナルの作品です。
説明が難しいクローンゲームでもそこには愛があふれています
このように既存のゲームの素材やシステムを流用したゲームはクローンゲームと呼ばれています。クローンと呼ばれていても、丸々コピーするわけではなく意味合い的には既存のゲームの要素を流用して作られたゲームということです。
たとえば「トルネコの大冒険」はシステムの元となる部分は「ローグ」からの流用ですので「ローグ」のクローンゲームといえます。
また、46歳からプログラムを勉強して、ダライアスをメガドライブに移植してしまったHIdecadeさんのように、個人で他機種に移植してしまうこともクローンゲームと呼ばれています。
これらのクローンゲームと呼ばれるものは愛が溢れているものの、キャラクターやBGMなどを使用したものは、非公式のものが多くフリーゲームや同人作品などで公開されていることが多いです。
人気マンガやアニメのキャラクターが登場する自主制作本をパロディ同人誌と言いますが、それのゲーム版がクローンゲームという感じでしょうか。
100年後の冒険が100年前の場所から始まるダンジョンのマップももちろん同じ
そんな「ファンタシースターII 還らざる時の終わりに」のリスペクトに満ちたこちらの「ファンタシースターズafterstorys」ですが、現在はWindows版が作者ホームページから移動できるリンクにて配布されています。
プレイするに当たってはRPGツクール2003RTPが必要ですので、ゲーム本編をインストールする前に必ずこちらのプログラムをインストールしておいてください。
「ファンタシースターII」から100年後の世界。新米エージェントのライルが惑星モタビアの首都パセオから始める新しい冒険の旅。
「ファンタシースターII」のスタート同じ惑星、同じ街から始まります。惑星モタビアの総督の名前がオースチン・シュタイナーで「ファンタシースターII」登場したルドガーの血縁だったりと、心憎い設定が光ります。
マップもほぼ再現されており、難易度の高さもそのままで平成ヒトケタのRPGのノスタルジーが溢れています。
この他にも「ファンタシースターII」が大好きでプレイしていた方は思わずニヤリとするような場面や音楽などが登場するので、プレイできる環境にある方はぜひともプレイしてください。
藤色*ゆなり(作者)Twitterアカウント@2crqkuljh27ehez