未経験で第二新卒はゲーム業界に就職できるのか？

第二新卒でゲーム業界に行くには、何が必要なのでしょうか。第二新卒が一般的に求められることから、ゲーム業界では、未経験な第二新卒はどのような扱いなのかを紹介していきます。

第二新卒とはよく聞きますが、実は明確な定義はありません。一般的に言われている第二新卒とは、高校・大学を卒業した後に新卒就職して、3年以内に転職する人です。

ゲーム業界は若い世代を中心に人気の高い業界で、第二新卒の転職先にもうってつけです。

第二新卒は一度就職したため、やはりビジネスマナーが身についていると考えています。ゲーム業界ではビジネスマナーを使わないと思われがちですが、メールマナーや社外の電話対応、名刺の受け渡しは必要です。

ビジネスマナーと同じく、備わっていると思われるものが「社会人になった自覚」です。経験や技術があまりなくても、業務に向けるマインドが高いことは企業には大きなプラスになります。また、就職した際にスキルや方向性の違いはないかどうかも見られてきます。

第二新卒は中途採用、キャリア採用に比べると即戦力ではありませんが、利点があります。それは前の企業のやり方を持ち込もうとしないことです。そのため、新しい環境にもスピーディーに馴染むことが期待されます。

第二新卒として、未経験でゲーム業界に入るにはどのようなメリットと注意点があるのでしょうか。ここからは、この2つについて注目していきます。

第二新卒は中途採用ではなく、新卒に近い扱いをされます。そのためゲーム業界未経験でも就職できる可能性が高いです。また、ゲーム業界は人手不足のため、第二新卒の積極的採用をしています。環境も新卒に近いので、初歩的な質問しやすく社会人としてリスタートしやすくなっています。

第二新卒は新卒と近い扱いにされますが、企業によっては「一度退職した人」というネガティブなイメージを持たれることもあります。このイメージを払うためには、積極的に環境に馴染んだり、成果を上げたりすることが必要です。また、大企業の場合は新卒と入るのと同じくらい、学歴やスキルが問われるので就職できる確率が低くなります。さらに、第二新卒の明確な定義はないため、普通の転職者と同じ感覚で即戦力を問われることもあるので会社の傾向を観ることが大切になってきます。

第二新卒は上記に挙げた通り、ビジネスマナーが求められる場合があるので、新卒に比べるとマナーは厳しく見られます。また、スキル等が同等の新卒社員がいる場合は新卒社員が優先される場合があるので、心に留めておきましょう。

第二新卒がゲーム会社に就職するためのポイントとはどういうものなのでしょうか。転職には会社に入ってやりたいことや、転職した理由と志望動機が大切になってきます。ここでは就職するためのポイントを紹介します。
 

第二新卒は新卒や通常の転職者に比べると、待遇が良くなる可能性もあります。しかし、入社した企業を早々に退社してしまったら、スキルを習得することもないまま第二新卒の価値が落ちてしまいます。こうならないように、転職活動中に転職の目的と入りたい企業のビジョンを明確にしておきましょう。

転職活動時に絶対に聞かれることは、志望動機と退職理由です。この2つがしっかりしていないと、仕事が嫌で辞めてしまったのではないかと、ネガティブなイメージを持たれてしまいます。なので、どちらも明確にして企業側にポジティブなイメージを持たれるようにしておきましょう。

未経験でもゲーム会社へ転職するのに役立つのが、ゲームを自分で作ってみることです。自作のゲームを作ってみれば、ゲームの流れがわかるので完全未経験でゲーム開発をするよりも、感覚をつかみやすくなります。
 

自作ゲームをポートフォリオとして転職活動の時にアピールもできるので一石二鳥です。クオリティの高くしすぎると、いつまでもゲームができない可能性があるので、あくまでもゲームの流れを体験することを目的に作成しましょう。

第二新卒かつ未経験でゲーム業界に入るには、最低限のビジネスマナーと社会人としての自覚が必要です。さらに、面接を受ける場合には明確なビジョンを持つことも大切だということがわかりました。

また、志望動機と退職理由を明確にして、できるならゲーム制作をしてみてゲームの流れを学ぶことが就職の近道なので、そこも注意して転職活動に臨んでいきましょう。