ゲーム業界の転職は難しい?転職するにはどんなコツがいるの?
ゲーム業界への転職は難しいと思われがちですが、実は視点を変えてみると努力次第でなんとかなる可能性があります。この記事では転職が難しそうなゲーム業界に就職するためのコツを紹介したいと思います。ゲーム業界へ転職したい方はぜひ参考にしてみてください。
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- 1ゲーム業界を難しいと感じている人はどんな特徴がある?
- 1.1数社落ちたから就職は難しいと思う人
- 1.2年齢的な問題で難しいと思ってる人
- 2ゲーム業界と経歴が関係ない人
- 2.1ゲーム業界自体が難しいと思っている人
- 2.2スキルがないから就職できないと思っている人
- 3就職が難しいと感じないためのコツ➀『中小企業にも目を向けてみる』
- 3.1スマホゲームを開発している企業に応募してみる
- 3.2大手ではなく中小企業にフォーカスする
- 3.3大手企業の厳しさを知る
- 4就職が難しいと感じないためのコツ②『求人の探し方を変えてみる』
- 4.1企業のホームページで応募する
- 4.2雇用形態にこだわらないようにする
- 4.3転職エージェントの活用
- 5就職が難しいと感じないためのコツ③『面接では人柄をよく見せる』
- 5.1ゲーム業界でも人柄は見られる
- 6大手企業にどうしても入りたい場合
- 6.1なぜ大手企業に入るのは難しいのか
- 6.2大手企業に入りたいなら長期決戦を覚悟する
- 7悩むならば行動した方がいい
- 8まとめ
ゲーム業界を難しいと感じている人はどんな特徴がある?
ゲーム業界の転職は難しそうに思えますが、就職するのみなら難しくありません。人手不足の業界なので企業と雇用形態にこだわらなければ、就職はできます。では、難しいと感じる人はどんな人なのでしょうか。
数社落ちたから就職は難しいと思う人
難しくはないと言っても「ちょうど席が埋まってしまった」など、たまたま求人の枠がなくなることもあります。なので、数社受けて諦めないでください。企業側の不採用要因もあるので、自分のせいだと責めすぎないようにしましょう。
年齢的な問題で難しいと思ってる人
ゲーム業界で年齢は採用にそこまで関係ありません。しかし、30歳後半になると難しいと思われます。企業側はスキルと経歴を見て採用をしています。
ゲーム業界と経歴が関係ない人
ゲーム業界は未経験でも転職することが可能です。未経験の方が、柔軟な考えができるので重宝されることもあります。また、主体的に行動する人は採用されやすいです。難しいと考えている人も行動してみることが大切です。
ゲーム業界自体が難しいと思っている人
ゲーム業界は残業が多くブラックな環境で就職するには難しいと思われがちです。しかし、現在は環境が改善され、ホワイト化が進んでいます。ゲームをリリースする前後は非常に忙しくなりますが、それ以外は残業も少なく、徹夜しての業務もありません。
スキルがないから就職できないと思っている人
転職活動中には、ゲーム業界でデザイナーをやりたい人はポートフォリオを、プログラマーになりたい人なら扱える言語のまとめをしておくと便利です。もし、スキルが足らないと思った場合は養成学校に通うというのも考えていいかもしれません。ただし、養成学校に行く場合には、年齢的なリスクに注意しましょう。
就職が難しいと感じないためのコツ➀『中小企業にも目を向けてみる』
せっかくゲーム業界にいくなら、名の知れている大手企業に就職したいと思うかもしれません。しかし、大手企業はゲーム業界経験者を条件にしている場合が多いので、難しいのが現状です。一方、スマホゲームを開発している中小企業では、未経験でも入れる可能性があるので、注目しておいて損はありません。
スマホゲームを開発している企業に応募してみる
ゲーム業界に入る場合、スマホゲーム(ソーシャル系)業界の会社に定めると良いです。スマホゲームを開発している企業は、流動的で人手不足の場所が多いです。これは、スマホが普及してきたこともあり様々な企業が様々なプロジェクトを立ち上げているためです。コンシューマーにこだわらないようなら、スマホゲーム業界にいくのをオススメします。
専門学校に行っていた人は就職しやすく、年数が浅い経験者でも就職もしやすいのがソーシャル系業界です。
大手ではなく中小企業にフォーカスする
大手企業では採用関係者が多いですが、中小企業は採用に携わる人が少ないので、数人を納得させれば就職することができます。また、中小企業は大手企業に比べるとスキルを持った人の応募は少ない傾向にあります。さらに、人手不足のため「やる気」で採用されることもあります。
大手企業の厳しさを知る
ソーシャル系の企業ではなく、大手企業に行きたいと思う人もいるでしょう。しかし、非常に倍率が高いということを頭に入れておきましょう。
ゲーム業界は家庭用ゲームを開発するコンシューマー系、アミューズメントゲームを開発するアーケード系、スマホアプリを開発するソーシャル系、オンラインとPCゲームを開発するWeb系に分かれています。ソーシャル以外の企業は開発力が高く就職する難易度も高くなっています。有名企業は難易度が更に上がり、実力とスキルがある状態でも落とされる場合もあります。
就職が難しいと感じないためのコツ②『求人の探し方を変えてみる』
転職サイトだけでは探せないものもあるので、その場合は会社の探しを変えてみるのが良いです。また、雇用形態を変えて探してみると就職の幅が広がるかもしれません。
企業のホームページで応募する
企業によっては自社のホームページにのみ求人を出しているところもあります。チェックには時間が掛かりますが、就職・転職サイトなどに掲載されていない求人に応募ができるので幅が広がります。
雇用形態にこだわらないようにする
ゲーム業界に絶対に入りたいと思っている場合は、雇用形態に妥協しなければ求人の幅が広がります。企業側は正社員として雇うことがリスクになるので、雇用形態を派遣社員や契約社員、アルバイトにするとハードルが下がって、採用される可能性が上がります。
雇用形態が正社員以外だとマイナスにも思われますが、直に業界を体験することができるので、企業とのミスマッチも防げます。また、実力が認められれば正社員の道もあるので、正社員以外の道があることも覚えておきましょう。
転職エージェントの活用
転職でゲーム業界を目指す場合には、転職エージェントを利用することも視野に入れましょう。未経験の職種への転職は自分が思っているよりも難しい部分があります。履歴書や職務経歴書の添削、難しいと思っている自分の弱みへの対策などを一緒に解決してくれるでしょう。
就職が難しいと感じないためのコツ③『面接では人柄をよく見せる』
ゲーム業界の面接は、スキルを見せるためにポートフォリオを見せるため、ポートフォリオ制作を優先させがちですが、面接も大切です。面接では社員とうまくやっていけるかも見られてきます。
ゲーム業界でも人柄は見られる
ゲーム開発は5名から50名程度のチームで行われます。面接ではチーム同士でコミュニケーションを取れるかを判断されます。ここでのコミュニケーションは「素直さ」「主体性」「論理的思考」「問題解決能力」「環境適応能力」の5つです。主体的に動ける人は成長でき、ゲーム業界では重宝されるので、人柄の良さを出せば内定をもらえる可能性があります。
中小、ベンチャー企業では「今現在何ができるのか」も大切なので、自分にどんなスキルがあるかポートフォリオも制作しておくと面接を有利に進められます。
大手企業にどうしても入りたい場合
大手企業への就職は難易度が高いです。これは開発力が高いのと未経験者を育成できる企業が少ないためとなっています。
なぜ、大手企業が難しいのかと併せてチェックしてみましょう。
なぜ大手企業に入るのは難しいのか
大手企業が難しい理由は「求人倍率がとても高い」「高度な技術が必要」「未経験者を育てる環境がない」です。どこの業界もそうですが、大手企業はどこも応募が多く倍率が高くなっています。これは、新卒であろうと中途採用であろうと全て同じです。これに加えて、ゲーム業界では高いスキルが必須となってくるので、非常に難しくなってきます。
大手企業に入りたいなら長期決戦を覚悟する
大手企業に就職するには、長期的な計画を練ることが大切です。まずは様々な企業でスキルを積んで、ポートフォリオの充実と実力を上げていきましょう。絶対に就職したい大手企業がある場合、最初はソーシャル系企業で経験を積んで、最終的に目的の企業に入れるように計画していきましょう。
悩むならば行動した方がいい
ゲーム業界に入るかを悩んでいたら、応募をしてみると良いでしょう。ゲームが好きならば、その熱意を活かした方が、やる気もあがり生産性も上がります。また、自分の人生の選択肢を増やすという点でも一歩踏み出すのは良いことです。とりあえず、でも良いので求人を探してみてはいかがでしょうか。