ホラーゲーム『Little Nightmares II』が正式発表 早くもゲーム実況を楽しみにする声に違和感も - ガメモ
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ANDAI NAMCO Entertainment Europeは、ドイツのケルンで行われたgamescom 2019のオープニングイベントにて『Little Nightmares II』を発表しました。プラットフォームはPS4、Xbox One、PC、Nintendo Switchで発売時期は2020年とのことです。
「黄色いトレンチコート」の子どもが謎に満ちた不気味な世界を突き進む
今回発表された『Little Nightmares II』の前作に当たる『LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-』は世界では100万以上ダウンロードされたタイトルで、日本では2017年にPS4とNintendo Switchにて配信されたアドベンチャーゲーム。すべてのダウンロードコンテンツが収録されたデラックス版のパッケージ版も発売されています。
「胃袋」の異名を持つ巨大船舶「モウ」の奥深くで目覚めた少女シックス。黄色のトレンチコートを着た彼女が、船から脱出しようと試みるところから物語は始まります。
多くの危険が潜む船内を一人で知恵を絞り、住人たちを掻いくぐりながらシックスは進んでいきます。彼女は決して音を上げることなく運命へと立ち向かっていきます。
シックスを操作して巨大船「モウ」の中を探索しながら、パズルや謎を解いていき船からの脱出を目指すホラーアドベンチャーゲームです。
巨大船「モウ」の中で何が行われているのかわからないところやシックスに起きる異変など謎の多い世界観や、暗く細密でそれでいてかわいらしいCGは、怖い絵本のような印象を抱きます。
これらの要素が組み合わさって海外では100万ダウンロードを越え、日本でも大ヒットとなりました。今回の続編の発表でも国内、海外のゲームファンがSNSで歓喜を伝えています。
ホラーゲームは実況を楽しむものなの?
そんな『Little Nightmares II』の製作発表に喜ぶ日本のファンの中に気になる言葉がありました。
「実況は〇〇さんにやってほしい」
「早くこのゲームを実況する〇〇さんが見たい」
前作を実況プレイされた実況者の方の実況を求める声です。
ホラーゲームとゲーム実況の相性は抜群なのは周知の事実です。「影廊」や「SILEN」に「零」、フリーゲームの「青鬼」などはゲーム実況で人気が加速したタイトルだと思われます。
こういう一人用のゲームは、ゲーム実況というのは購入のきっかけや、攻略の手助けになるからという理由で、配信の許可が出ていると思われます。
でも、製作発表の段階で「買わないけど、実況は楽しみです」と宣言されてしまうとどうにも煮え切らないモノがでてきます。
こういう方は他のゲームは購入されたり、プレイはされているでしょうから、これはホラーゲームに起きた新しい問題と言えるかもしれません。
海外にはこういう声がなかったので、これは日本に限った問題でしょう。これって日本と海外の恐怖への対応の違いからでしょうか。
ホラー映画を見ていると、海外は恐怖は克服すべきものとして、とりあえず戦っちゃいますよね。それが日本ですと恐怖を避けたり、やり過ごしたりと受け身になっています。
ゲームというジャンルですと、自分で動かないと物語が展開していかないので、日本独自の怖がり方ができないのかもしれません。
主人公として動きながらも、受け身の恐怖を体感できるホラーゲームだとプレイしてもらえるかもしれません。