わかりやすい!人狼ゲームのルールをざっくり解説!
最近話題の人狼ゲーム、やったことありますか?めっちゃ楽しいんですよ。一方で、初めてゲームをする初心者の方にはちょっとルールがわかりづらいという声もちらほら。そこで今回は、人狼ゲームのルールをざっくり・わかりやすい内容で解説していきたいと思います!
人狼ゲームとは?ゲームの目的と勝利条件のルール
人狼ゲームと一口に言っても、オンライン人狼、ワンナイト人狼、魔法都市の人狼などなど、様々な種類があります。
最近では「宇宙人狼」と呼ばれる「Among Us」というゲームが話題になったり、特殊なルールを導入したゲームが生み出されたりなど人狼熱は留まるところを知りません。
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人狼ゲームの勝利条件
ゲームは善良な村人である「村人陣営」と、村人を襲撃する「人狼陣営」に分かれて行います。
各プレイヤーの役職は配られたカードで決まるので、自分以外のプレイヤーは誰が人狼で誰が村人なのかはわかりません。
また、多くの場合、村人が多数派、人狼が少数派になることが多いです。
そして、各陣営の勝利条件は、わかりやすい表現で言うと下記の通りになります!
村人陣営の勝利条件 人狼を全員「追放」すること
人狼陣営の勝利条件 残っている村人と残っている人狼が同数になること
どちらの陣営になるにしても、まずは勝利条件を意識しましょう!
人狼ゲームの流れ
人狼ゲームは「昼の時間」→「夕方の時間」→「夜の時間」の流れで進みます。
この3つの時間を繰り返していき、勝利条件の達成を目指していきます。
昼の時間
昼の時間は、議論の時間です。
村人陣営は「誰が人狼なのか」を探し当てるために、ほかのプレイヤーを観察したり、質問してみたり、出てきている情報を整理したりします。
一方で人狼陣営は、自分が人狼だとばれないように秘密にしたり、事実とは異なることを言ってかく乱したりして、正しい判断ができないようにジャマをします。
※村人陣営・人狼陣営の議論の進め方の詳しいコツについては、別の記事で書いていきますので、ここでは省略します。
そして、指定された議論時間が終わったら、夕方の時間に移行していきます。
夕方の時間
夕方の時間は、決断の時間です。
残っているプレイヤーが一人1票を持ち、「誰を追放するか」を決めていきます。
そして、最多得票になった人がその日に「追放」されます。村の決定は絶対なのです。
「追放」されると、人狼であろうと村人であろうと、ゲームから離脱します。
※その際に、人狼であったか市民であったかは、基本的にはわかりません。
夜の時間
夜の時間は、能力を使う時間です。
次章で説明しますが、村人陣営・人狼陣営には、能力を持っているプレイヤーがいます。
役職は、初めに配られるカードで決まりますので、人狼同様に自分以外の誰が役職持ちなのかは基本的にはわかりません。
「霊媒師」「占い師」などの村人陣営側の役職が能力を使い終わった後、最後に人狼のターンになります。
人狼の役職を引いた人は、誰か一人を選んで「襲撃」します。
「襲撃」されると、夕方の時間に「追放」されたときと同様に、ゲームから除外されます。
勝利条件の達成
ここまでの流れでわかるように、「夕方の時間」と「夜の時間」で、それぞれ一人づつプレイヤーが減っていきます。
このように一人づつ減っていく中で、
「人狼を全員追放」することができたら村人陣営の勝利。
「残った村人の数=残った人狼の数」になったら、人狼陣営の勝利。
となります。
①昼の時間 ②夕方の時間 ③夜の時間
この三つの時間を繰り返していくことで、ゲームは進んでいき、勝敗が決します。
勝負を左右する?!人狼ゲームの「役職」について
前述の通り、各プレイヤーには「役職」と呼ばれる特殊能力を持った役割が与えられることがあります。
このページでは、一般的に使われることの多い「霊媒師」「占い師」「騎士」「人狼」「狂人」について、可能な限りわかりやすい表現で説明していきます!
霊媒師(霊能者)
夕方の時間に「追放」された人は、人狼であったか、違ったのか、基本的にはわかりません。
しかし、村人陣営の役職である「霊媒師」※霊能者と呼ばれることもありますは、
なんと「追放」された人が人狼だったかそうでなかったかの真実を、ただ一人知ることができます。
あなたが霊媒師だったら、夜の時間に結果がわかったら、みんなに共有しましょう。
推理の大きなポイントになるはずです。
占い師(預言者)
占い師※預言者とも呼ばれますは「強い」です。
なぜなら、夜の時間に一人指定して、その人が人狼かどうか知ることができます。
めっちゃ強い能力です。
そのため、人狼さんは占い師が怖いので、すぐ「襲撃」されそうになります。
そこで出てくるのが、次の役職です。
騎士(ボディーガード)
騎士は、夜の時間に一人を指名し、その人を人狼の襲撃から守ることができます。
なので、昼の議論時間に「霊能者」や「占い師」を名乗る人が現れたら、人狼に襲撃される可能性が高いので、積極的に守ってあげましょう。
人狼
人狼の能力は、前述の通りです。
毎晩一人を指名し、その人物を「襲撃」することができます。
占い師や霊媒師などの村人陣営側の能力者を襲撃するか?
ボディーガードを警戒して、守られなさそうな人を襲撃するか?
ゲームの題名にもなる、代表的な役職です。
狂人
狂人は、最も気楽な役職です。
人狼陣営ですが、人狼の襲撃能力がありません。
占い師や霊媒師のふりをしたりして、議論を混乱させるのが役割です。
逆に言うと、怪しまれて「追放」されても、人狼が「追放」されるよりはマシなので、
「追放」されるのも役割の一つだと考える人もいます。
村人(市民)
何も能力を持たない村人です。※市民とも呼ばれます
村人だからといって、何も役割がないわけではありません。
あなたの役割は「全力で推理する」ことです。
夕方の「追放」は、人狼も村人も含めた「多数決」で決まります。
だいたいのルールの場合、村人が一番多く設定されます。
一番の多数派である「村人」は、実は一番大事な役割なのです。
何よりもまずは、人狼ゲームを楽しもう!
ざっくりとしたゲームのルールと試合の流れは以上です。
はっきり申し上げまして、上記の内容がなんとなくわかれば、十分ゲームできます。笑
細かいマナーやルールなど、やっているうちにおぼえていけばいいのです。
習うより、慣れてしまったほうが絶対にいいです。
そして、ゲームである以上は「とにかく楽しむ」ことが大切です。
「ゲームはエンジョイが一番のエンジョイ勢」です。
人狼ゲームはいわば「チーム戦」なので、筆者の友人も、初めは責任を感じて黙ってしまったりする人も多かったです。
しかし、裏を返せばそれは「仲間同士助け合える」ということです。自分がミスしても、誰かが必ず助けてくれます。そういう、フォローし合える村は、いい村ですし、みなさんもプレイに慣れてきたら、初心者さんをフォローできるような人になっていってほしいなと、いちプレイヤーとしては思うのです。
今日はここまで。また色々人狼ゲームのことも書いていきます!