VRクリエイターとは? 仕事内容や年収・必要な資格やスキル

VRクリエイターとは? 仕事内容や年収・必要な資格やスキル

VRクリエイターとは? 仕事内容や年収・必要な資格やスキル

体感ゲームやメタバースという単語が広まってきている昨今、VRとそれを作るVRクリエイターという職業の需要も高まってきています。この記事ではVRクリエイターとはどういう職業なのか、仕事内容や年収、必要なスキルなどを説明します。

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  1. 1VRクリエイターとは?仕事内容
  2. 1.1管理職
  3. 1.23Dデザイナー
  4. 1.3VRエンジニア
  5. 2VRクリエイターのやりがい・大変なこと
  6. 3VRクリエイターの年収
  7. 4VRクリエイターになるには?必要な資格・スキル
  8. 5志望動機のポイント
  9. 6未経験でもVRクリエイターになれる?
  10. 7まとめ

VRクリエイターとは?仕事内容

Photo byTumisu

VRクリエイターのVR(Virtual Reality)は「仮想現実」という意味のCG技術で、現実感を感じさせる仮装の空間を作り立体的な奥行きを感じさせることが出来る技術です。これらにかかわる職業全般をVRクリエイターと呼びます。

作製したCGを仮想空間で動かすだけではなく、実写映像からそっくりなCGを作成したり、AR(Augmented Reality)「拡張現実」と呼ばれる、現実のカメラ映像の中にリアルタイムでCGを表示させる技術などもVRクリエイターの職能になります。


仕事としては大きく3つに分かれます。VRであってもかわらないゲームのプロデューサー・ディレクター・プランナーという「管理職」、VR内で表示されるCGを作成する「3Dデザイナー」、VR空間そのものをプログラミングで構築する「VRエンジニア」です。
 

管理職

プロデューサー・ディレクター・プランナーという管理職は、ゲーム業界での扱いとほぼ変わりません。アイディアを出すプランナーには未経験者にも可能性があるが、プロデューサー・ディレクターとして働くなら、VRという分野への全般的で広い知識を持っている必要があります。
扱うVRがまだ未開拓の分野であるためノウハウがまだなく、新しいアイディアがそれを実現できるか、完成させたとして市場規模と売り上げが釣り合うかなどの判断などが難しいところになります。

3Dデザイナー

3Dデザイナーは、従来のCGデザイナーと大きく変わることはありません。VR上で使用される3Dモデルを作成する職業です。ただし、プレイヤー視点の位置の調整や視野、手足の長さを調整して動かしやすくするなどのVRならではの観点を持つ必要があります。

VRエンジニア

VRエンジニアは、ゲーム内部のプログラムを組みサーバーを運営するサーバーサイドエンジニアと、UIや動作の反映などプレイヤーの目に触れる部分を制作するクライアントサイドエンジニアに分かれています。一番VRの知識が必要で、プログラミング言語にも精通している必要がある職業です。

VRクリエイターのやりがい・大変なこと

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まだ、切り開かれていない分野で、可能性を開拓すること。今まで夢でしかなかった新しいことを実現させて評価される、VRクリエイターの喜びはそういう新しい創作が出来るところにあります。

特に3Dデザイナーの、3Dモデルを作り出す達成感がわかりやすいでしょう。実際には触れないものを、立体的に作り上げるという独特な難しさをもっているため、完成した時の達成感もひときわ大きなものになります。

難しいところも同じで、新しい挑戦であるためノウハウや前例が少なく、試行錯誤を繰り返さないといけないでしょう。アイディアにスキルが追いつかないといった、技術的にまだ出来ないことが立ちはだかることも多く、作品を生み出す苦しみや難しさも相応の物になります。
 

VRクリエイターの年収

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VRクリエイターは、新しい技術でありゲーム業界だけでなく、建築・医療・旅行業界など様々な分野での発展を望まれています。その需要に対して熟練者の供給が少ないため、企業側も良い待遇で迎えており、年収はゲームクリエイターとしては高めの約550万ほど、企業によっては1000万を超えることもあります。

VRクリエイターになるには?必要な資格・スキル

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VRクリエイターとして働くのに必要な資格はありません。

3Dデザイナー・VRエンジニアに共通して、UnityとUnrealEngineという3DCG作成ソフトウェアのスキルが必要になります。
3Dデザイナーには、3Dモデル作成のための立体的な空間把握能力や造形能力、完成に向けてのイメージ力や、細かい微調整を繰り返す根気が必要です。
VRエンジニアとなるためには、加えてプログラミング言語への知識やスキルも必要となります。

その他の職業と変わらず分業制のためコミュニケーション能力は必須となるでしょう。

また、VRは使用するパソコンに高いスペックが求められるため、パソコンのハードウェアに対しての知識なども求められます。

志望動機のポイント

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VRクリエイターを目指す際に履歴書に書く志望動機のポイントとして、VRを活用することへの意気込みや熱意を表明しましょう。新しい技術へのチャレンジ精神や、発展性の高い業界への希望などを盛り込み、ノウハウなどがまだ出来上がってない分野でも進んでいきたいという前向きな姿勢が必要です。

また、新しい技術であるからこそ、それについて独学でも学んでいるという実績が求められます。制作した3Dモデルについてなどをポートフォリオで発表できるようにしておきましょう。

未経験でもVRクリエイターになれる?

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VRはまだ歴史の浅い分野であるため、十分なスキルを持った人手は不足している状況です。そのため未経験者でも、成長性を考えての採用の可能性があります。ですが、即戦力でなくともスキルを高める投資をしてくれる会社ばかりではないので、VRクリエイターとしてやっていきたいと考えているのなら、独学でも勉強を始めてみましょう。

まとめ

VR技術はまだ作られたばかりの技術なので、ゲームだけではなく医療や建築などさまざまな分野で活用の可能性をもっているため、世界中から注目を浴びています。最新技術のため熟練した経験者も少なく、どの企業も試行錯誤をしている段階なので、新しく学び始めても可能性のある分野です。新しいが故にまだまだ新規参入の可能性も高く、アイディアとスキル次第で高みを目指せるでしょう。

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