【Web3用語集】DAOとは？｜分かりやすい動画と書籍まとめ

DAO（Decentralized Autonomous Organization）とは「分散型自律組織」と訳される、

株式会社や企業に代わる新しい組織の形です。どのように新しい形かというと次の通りになります。
 

・組織の代表者、社長や株主などの権利を持つリーダーが存在しない。
・ブロックチェーンによって参加者が匿名であっても信頼性がある。
・スマートコントラクトによる自律分散のコードによって動く。
・ガバナンストークンという投票権が存在している。

会社の社長と違い、権利をもつ決定者が存在していないため、公平な組織運営がなされます。どうやって運営方針などを決めるかというと、投票権代わりのガバナンストークンの存在です、参加者は匿名でプロジェクトを提案でき、トークンの投票によりそれの賛否を決めます。本人確認が必要ないため、完全な実力社会、成果主義が期待できます。トークンの付与はDAOごとにルールが違い、トークン事態は仮想通貨になることもある。


DAOの具体例としては、ガバナンストークンは存在していませんが、社長がおらず完全な自動化をされているということで仮装通貨の流行りを作った「Bitコイン」や、以下の「イーサリアム」などが当てはまります。作られたばかりの概念なので、現実的には完璧な自律をしているDAOはまだ少ないのが現状です。

 

DAOについてわかりやすく解説し、今後どのようなDAOが作れるのかを考えたりしている、ご自身もDAOを作ってみている解説です。

チャンネル名： Ikehaya Web3 Univ.
動画名：【事例で解説】「DAO（自律分散型組織）」の特徴、課題、そして未来。

 

チャンネル名：  マスオの明るい家族計画 トリビアンちゃんねる
動画名：【2022年の流行予測】仮想通貨NFTの次に来るDAOブーム！その狙いとは？　今知っておきたい働き方が変わる話

DAOについて初心者向けの簡単な解説をしている記事はこちらです。

DAOは株式会社などの中央集権的な組織に変わる新しい組織の形です。しかし組織を作成するのが人間である以上最初から完全な分散をすることは難しく、仮になんとか形が出来たとしても代表者が居ない以上、法的な権利などの関係もまだ作られておらず問題が多い状態です。まだまだ手探りで作られている段階の概念でしょう。

DAOについてさらに詳しく理解したい方のために、おすすめの書籍をご紹介します。