【Web3インタビュー】ユーザー出身プロデューサー”バニラ”が描くブレヒロの未来(double jump.tokyo)
4月より新体制で開発を進む『ブレイブ フロンティア ヒーローズ』というタイトルをご存じでしょうか?オートバトル形式でありながら、ユニット等の配置や組み合わせ次第で、弱いアセットでも強者に勝てる可能性のある、奥深く戦略性のあるゲームです。そして、誕生して2年の運営実績。そんな『ブレヒロ』の魅力と、9月のリニューアルについて、プロデューサーのバニラさんにお話を伺いました。
ブレイブ フロンティア ヒーローズ ゲームプロデューサー バニラ
「考えることで未来を変える」ブレヒロの戦略性
ーーーバニラさんは、今ご自身がプロデューサーをされている、『ブレイブ フロンティア ヒーローズ』(以下ブレヒロ)のトッププレイヤーでヘビーユーザーだったとお伺いしております。
ーーーブロックチェーンゲーム(以下BCG)になったブレヒロをプレイし始めたきっかけは何だったのでしょうか?
バニラ「ある時Twitterを見ていたのですが、そこで『ブレフロがBCG化する』という情報を見つけまして。あのブレフロがBCG化するなら!という気持ちで、ブレヒロのβテストの時からユーザーとして参加しました。」
ーーーつまるところ、最古参ですね。もともとブロックチェーンにはご関心はあったのですか?
バニラ「そうですね。ブロックチェーン自体は興味があって、自分で調べて、調べたことをTwitter等でアウトプットしていました。BCGで言うと『クリプトキティーズ』のようなゲームは知っていました。」
ーーーなるほど。BCGとなったブレフロを触ってみて、いかがでしたか?
バニラ「これは、ブレフロなのか?というのが初めの印象でした。というのも、ブレヒロはブレフロとゲームシステムがかなり異なっていたんです。ブレヒロのゲーム性としては、バトルに使用するアセット(ユニット等)を配置して、オートでゲームが始まります。」
バニラ「初めは、オートでバトルが始まるので、もともとのブレフロの面白さであった頭を使う戦略性が薄れてしまっているのではないか?と感じました。」
ーーーでも、結果的にはトッププレイヤーになりました。
バニラ「そうですね。一見オートなので戦略性が薄いように感じますが、実際は配置するアセットの中身や配置の場所を工夫することで、弱いアセット(ユニット)でも強い敵を倒すことができる。」
バニラ「ブレヒロは考えることで未来を変えられるゲームだということに気づきました。」
バニラ「実際に(レアリティが低い)「R」のアセットで(レアリティが高い)「レジェンド」の敵を倒しているプレイヤーもいました。」
ーーー一見単純なようで、奥深い戦略性があるゲームなんですね。
コミュニティで盛り上がれる!ブレヒロの楽しみ方
バニラ「あとは、他のプレイヤーとコミュニケーションをとりながら、コミュニティで盛り上がれる点です。」
バニラ「ブレヒロでは「ランド」と呼ばれる国同士の対抗バトルがあるのですが、そのランド内での予選がありまして、そこでチームを組んで、作戦を他プレイヤーと練りながら戦うんですね。」
バニラ「私が今までやってきたゲームは、一人でポチポチ遊ぶ系のものが多かったので、他のプレイヤーと一緒にとか、コミュニティ単位で盛り上がる遊び方の楽しさに気づきました。」
ーーー私はいわゆるMMORPGをやっていた人なので「コミュニティで楽しむ」っていう考え方の楽しさは凄くわかります。そういった「仲間探し」はどういう風にやっているんですか?
バニラ「私はTwitterが多かったですね。あとは、Discordのサーバー等もあるので、そういったSNSでつながった人が多いです。」
ーーーゲーム外のSNSでゲーム内の仲間を作ることができるのは、楽しいですね。
バニラ「そうですね。ですが、やっぱりプロデューサーになったからには今以上に盛り上げたい。なので、今後よりゲームを盛り上げていくために、9月に「ブレヒロ2.0」という大幅なバージョンアップを用意しております。」
ブレヒロ2.0始動!ポイントは「FT」と「Mint」
ーーーブレヒロ2.0ですか。それはアツいですね!具体的にはどういうことが変わるのでしょうか?
バニラ「第一に、FT(暗号資産)を発行する点です。今までは、ユニットなどのアセットをクレジットカードやイーサリアムで購入していましたが、今回新しくFTを導入することによってゲーム内通貨でそれらのアセットを購入できるようになります。」
バニラ「また、このトークンはコミュニティに対しても配っていこうと考えております。具体的には、ブレヒロのゲーム配信をしてくれた人とか、ブログを書いてくれた人とか、初心者のサポートをしてくれた人に。ゲーム全体やコミュニティのためになる行為をしたことに対して、FTを配っていきたいなと。
バニラ「これまでは、そういった方は完全に善意や好意でやっていただいていた。FTを発行することを通じて、そういった方々にも報いていきたいなと考えています。」
ーーーなるほど、それは大きな変化ですね!トークンの名前などは決まっているのでしょうか?
バニラ「はい。一つ目は、発行数が有限な「ブレイブパワークリスタル」で、もうひとつは、発行数が無限の「エルドシャード」です。」
ーーーよくあるトークンとは違って、RPGのアイテムチックな名前ですね。
バニラ「実はこのFTですが、物語の根幹の部分にも関わってくる重要アイテムなのですが、それは実際に体験していただいて、驚いていただきたいです笑」
ーーーなるほど、奥深い仕掛けがあるのですね。すごく聞きたいですが、それは後々の楽しみにさせていただきます笑
ーーー他にはどのような新要素があるのですか?
バニラ「もう一つの変更点としては、ゲーム内で使えるキャラクターをmint(NFTの製作)できるようになります。」
ーーーつまり、ゲームで使えるオリジナルのキャラクターを制作できるということですか?
バニラ「そうです。そのうえで、単にmintするだけじゃなくて、1体のユニットのアバター、ステータス、必殺技をそれぞれ選択してキャラメイクできるようになります。
バニラ「なので極端な話、キャラクターAが好きだという人は、自分のチーム全員そのキャラクターにすることもできます。攻撃役のA、防御役のA、回復役のA、みたいな。」
ーーー特定のキャラクターが好きなユーザーにはニッコリのシステムですね!
ユーザー出身だからこそ「声の届く運営」を目指す
ーーーバニラ様は、DJT様に転職され、自らがトッププレイヤーだったブレヒロのプロデューサーをしている訳ですが、ゲームのプロデュースにあたって意識していることなどはありますか?
バニラ「ユーザー出身のプロデューサーなので、ユーザー目線での運営を心がけています。逆に、運営側に回って、今まで見えなかった部分が見えてきたということで葛藤することもありますけど、自分がユーザーだったときに、運営にやってほしかったことを実現できるように心がけています。
バニラ「後は、Discordのコミュニティに顔を出して、ユーザーの意見を積極的に聞くようにしています。ブレヒロのユーザーにとって、声の届くプロデューサーでありたいなと。特に、ブレヒロのユーザーは熱量が高い人が多いので。」
ーーーコミュニティの運営にはご苦労もあるのでは?
バニラ「私はあまり苦労を感じたことはないです。自分がもともとトッププレイヤーだったので、コミュニティにある程度名前が知られているのが大きいですね。コミュニティから見ても、私は「新しいプロデューサー」というよりも、「今まで一緒に遊んできた仲間が運営に行った」という感じなんだと思います。」
ーーーある意味、コミュニティの期待を一身に背負っている訳ですね。
バニラ「自分は4月からプロデューサーになったので、これからどんどんブレヒロを盛り上げていきたいと考えております。ユーザー数も、今よりもっと増やしていきたい。それこそ、2倍、3倍、10倍になるくらい。そのためのイベントやプロジェクトもご用意しているので、是非ご期待いただきたいです。」
ーーー本日はありがとうございました。2.0のリリースが楽しみです!
<次回:ゲームプロデューサーの大転職と、DJTで働くことについて書いていきます!>
ブレイブ フロンティア ヒーローズを始めよう!
ブレイブ フロンティア ヒーローズ
公式サイト https://bravefrontierheroes.com/ja
公式Twitter https://twitter.com/bfheroes_pr
ブレヒロ プロデューサー バニラさん
Twitterアカウント https://twitter.com/kento_inko3
アプリ版のダウンロードはこちら
通称である「バニラ」は、ハンドルネーム。
2013年リリース初期に『ブレイブ フロンティア』のユーザーになる。
2020年の『ブレイブ フロンティア ヒーローズ』(以下ブレヒロ)のβテストより同ゲームに関わる。
2年のゲームユーザー期間の中で、トッププレイヤーの一人となる。
2022年4月より、double jump.tokyo(以下DJT)のブレヒロプロデューサーになる。
ユーザー出身のプロデューサーである強みを生かし、自分がユーザーだったときに思い描いていたゲームの運営を実現するため、日々奮闘中。