【Web3インタビュー】ユーザー目線を徹底する熱狂的プロ集団(double jump.tokyo様)

【Web3インタビュー】ユーザー目線を徹底する熱狂的プロ集団(double jump.tokyo様)

【Web3インタビュー】ユーザー目線を徹底する熱狂的プロ集団(double jump.tokyo様)

『ブレイブ フロンティア ヒーローズ』のユーザー出身プロデューサーであるバニラ氏。インタビューの後編は、バニラ氏がいかにしてdouble jump.tokyo(以下DJT)のゲームプロデューサーにキャッチアップしてきたのか。そして、DJTで働くということについて、より深く伺いました。

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  1. 1ブレイブ フロンティア ヒーローズ ゲームプロデューサー バニラ
  2. 2double jump.tokyo
  3. 3製造業勤務からゲーム業界へ。「ユーザープロデューサー」の挑戦
  4. 4フルリモートでも本音を言える関係値を築く
  5. 5「社内プロ」が答えてくれる!DJT DAOの魅力

ブレイブ フロンティア ヒーローズ ゲームプロデューサー バニラ

 
通称である「バニラ」は、ハンドルネーム。
2013年リリース初期に『ブレイブ フロンティア』のユーザーになる。

2020年の『ブレイブ フロンティア ヒーローズ』(以下ブレヒロ)のβテストより同ゲームに関わる。

2年のゲームユーザー期間の中で、トッププレイヤーの一人となる。

2022年4月より、double jump.tokyo(以下DJT)のブレヒロプロデューサーになる。

ユーザー出身のプロデューサーである強みを生かし、自分がユーザーだったときに思い描いていたゲームの運営を実現するため、日々奮闘中。
 

double jump.tokyo

2018年4月に設立されて以来、ブロックチェーン技術を用いたゲームおよびアセットの開発・運営・販売を行う。

2018年11月には『マイ クリプト ヒーローズ』の正式サービスを開始。

イーサリアムベースのブロックチェーンゲームとして取引高・取引量・DAUで世界1位を記録。

現在は『マイ クリプト ヒーローズ』『ブレイブ フロンティア ヒーローズ』『マイ クリプト サーガ』の3タイトルを運営するほか、秘密鍵管理サービスの『N Suite』なども提供している。

製造業勤務からゲーム業界へ。「ユーザープロデューサー」の挑戦

ーーーバニラ様は、ブレイブフロンティアヒーローズのヘビーユーザーかつトップユーザーであったとお伺いしております。

ーーートッププレイヤーとはいえ「いちユーザー」なので、一足飛びに「ゲームプロデューサー」になるのはかなり珍しいケースだと思います。どういった経緯で「ユーザープロデューサー」になったのでしょうか?


バニラ「そうですね。そもそも当時運営のDJT側でユーザーの中からプランナーを募集していたというのがまずあります。」

ーーーそもそもDJT様がユーザー出身のプランナーを求めていたんですね。

ーーーそこでなぜ、ユーザープランナーに名乗りを上げたのでしょう?


バニラ「そうですね。まず前提として、ユーザープランナーを募集していた時は、ブレヒロというコンテンツ自体が中々伸び悩んでいた時期で、私もそこには問題意識を感じていました。」

バニラ「自分はブレヒロが好きでしたし、トッププレイヤーでした。そして、またブレヒロを盛り上げたいという気持ちがありました。だからこそ、私がやらずして、誰がやるのか。と笑」

ーーー熱いお気持ちの下で、一歩を踏み出したんですね。

バニラ「はい。ブレヒロはコミュニティで盛り上がるゲームだという話を先ほどしたと思うのですが、それは逆に言うと『一度コミュニティが出来上がってしまっては、中々外に広がっていかない』ということなので、良かった部分を残しつつ、この部分も解決していきたいなと。」

ーーーユーザーから運営側に移った人は、どれくらいなんでしょうか?

バニラ「そうですね。ブレヒロのチーム内ですと、サポートメンバーを合わせると10人程度。開発のコアチームは5人くらいなのですが、うち3名がユーザー出身です。」

ーーーバニラ様も含めると、開発チームの半分がユーザー出身なんですか!

バニラ「そうですね。中々珍しいチームだと思います。」

ーーーDJT様が「ユーザー目線」でゲームをより活性化しようとされていることが伝わってきます。

フルリモートでも本音を言える関係値を築く

ーーー実際にプロデューサーになって、チームを運営するときに、意識していることはありますか?

バニラコミュニケーションの取り方はかなり気を配っています。というのも、DJTは全員がフルリモートなのです。」

ーーー実際にバニラさんも関東ではなく、地方にお住まいでフルリモートで働いていらっしゃいますよね。

バニラ「そうですね。物理的な距離はどうしても離れてしまうので、例えばブレヒロのチームでは常時通話をつないで、頻繁に意思の疎通をしています。自由に入れて、ちょっと集中して作業したい時は離脱できる。そういったゆるいグループ通話を常にONにしています。」

ーーーなるほど。テレワークが多い中、思いつく人は多いかもしれませんけど、実際に実現しているのは凄いと思います。

バニラ「仕事を進めていくうえで、人の意見を聞いて、その意見に対して本音を言い合うことは、非常に大事だと思います。そして、本音を言うためには、やはり普段からの関係値が必要です。その関係値をフルリモートの環境でも築くことを大切にしています。」

ーーーメンバー同士の関係値を重視される風土が、DJTにはあるんですね。

DJT様には、三つの「PHILOSOPHY」を掲げています。

1.クレイジーなチャレンジャーたろう

2.意味のあるプロダクトを作り、意味のある会社であろう

3.仕事のための仕事、意味のない仕事はやめよう

では、チャレンジを行い、意味のあるプロダクトを生み出すには、どうするか?

メンバー同士が率直に意見を交換し、よりよいものを生み出すためにチームで働くことは必須になってくるでしょう。

そうなったときに、やはり重要になってくるのは「メンバー同士の関係」です。

人によっては「風通しのよさ」と表現されるかもしれませんが、DJT様にはそういたお互いに本音を言い合える関係づくりと、そこで培った関係値を活かした働き方があるのだと、取材を通して感じました。

「社内プロ」が答えてくれる!DJT DAOの魅力

ーーー工場勤務からいきなりブロックチェーンゲームのプロデューサーになるのは、ゲームユーザーとしてゲームのことは知り尽くしていたとしても、ご苦労も多かったと思います。

バニラ「そうですね。自分はブロックチェーンにはもともと関心があって、自分で調べて、自分で勉強して、Twitter等で拡散しているような人間でした。前の職場では周りにブロックチェーンのことを知っている人、語れる人はほとんどいませんでした。ですが、DJTでは、全員がプロです。」

ーーープレッシャーを感じそうですね。

バニラ「でも、全員がプロということは、分からないことがあっても、質問したら誰かしらが答えてくれるので、そこは非常にありがたかったです。」

バニラ「具体的には『DJT DAO』というディスコードのグループがあるのですが、分からないことを質問すると、すぐに誰かしらが返してくれる。非常にありがたい環境です。」

ーーー分からないことをキャッチアップするための仕組み、ということですね。

バニラ「そうですね。それ以外にも、他の人が『DJT DAO』で質問したことを見て学ぶこともありますし、そういった面でも勉強になることが多いです。」

ーーー現在、採用を強化されていると思います。現場のプロデューサーとしては、どういった方と一緒に働いていきたいとお考えですか?

バニラ「エンジニアの方に来ていただきたい。自分がユーザー出身のプロデューサーということもあって、ゲームで実現したいことは無限にあるんです。ですが、それを実現するためにエンジニアの方の力が必要です。」

バニラ「あとは、ブレヒロでいうと、海外のユーザーも獲得していきたいということもあるので、海外向けのコミュニティのサポートができるような人も今後必要になってくると思います。」

ーーーブレヒロというタイトルをより広げていくために、一緒に働く仲間を増やしていきたいとお考えなんですね。

バニラ「そうですね。DJTのメンバーは関係値が高いですし、非常に高い熱量を持っています。意見を交換する中で『こうしたほうがいいよね』といったことは実現できるので、そこはDJTで働く上で魅力的な環境だと思います。」

ーーー本日はありがとうございました。

double jump.tokyoは世界で戦える事業を創る仲間を募集中です。

大手ゲーム会社とのブロックチェーンゲーム開発や、Web3ビジネスに興味のある方は気軽にお問い合わせください。

ゲームプロデューサーやエンジニア、マーケターやバックオフィスまで全方位で募集しています。

お問い合わせ:recruit@doublejump.tokyo(採用担当 保坂)

はがね
ライター

はがね

Web3・メタバース領域を愛しているインタビューライターです。 50社以上の企業様にインタビューし、記事を執筆してきました。 新しい分野の最前線で活躍する方のインタビューを通じて、世の中に魅力的なコンテンツを広めたいがゆえに書いています。 Twitter:@hagane_Web3 アイコンはNFTアート『MIRAI』の22番ちゃんです。

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