本気のマスアダプションを目指す 「推し活」と「デジタルヴィンテージ」が生むNFTの普及(株式会社プレイシンク)

本気のマスアダプションを目指す 「推し活」と「デジタルヴィンテージ」が生むNFTの普及(株式会社プレイシンク)

本気のマスアダプションを目指す 「推し活」と「デジタルヴィンテージ」が生むNFTの普及(株式会社プレイシンク)

Web3やNFTがバズワードになるに伴って、個人法人問わず、多くのNFTプロジェクトが立ち上がってきました。しかし、そういった「供給」は爆発的に増える一方で「需要」は供給量ほど伸びず、NFTの価格が崩れているプロジェクトも散見されます。株式会社プレイシンク様は「デジタルヴィンテージ」というソリューションで、本課題に真っすぐ取り組んでいる会社です。プレイシンク様の考える次のNFTと、人材についてお伺いしました。

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  1. 1株式会社プレイシンク様
  2. 1.1代表取締役社長 尾下 順治 様
  3. 1.2CPO 小林 陽介 様
  4. 2ゲーム内データが「価値のある」ものになる衝撃
  5. 3「気づいたらWeb3触っていた」状況を作る
  6. 4持てば持つほど価値になる「デジタルヴィンテージ」
  7. 5カスタマーファーストのモノづくり
  8. 6新しい分野でのチャレンジャー プレイシンク 積極採用中!
  9. 7株式会社プレイシンク様

株式会社プレイシンク様

好きなモノを「好きでよかった」
と思える世界にするために
をビジョンにブロックチェーン関連事業を展開

代表取締役社長 尾下 順治 様

1998年第二電電株式会社(現KDDI株式会社)入社、2000年にモバイルコンテンツスタートアップの創業に参画、COOを務めた後、2005年より独立系ベンチャーキャピタルのICPへ参画、投資先のエフルート株式会社へ出向、転籍後に代表取締役に就任、2011年エフルートがアクセルマーク株式会社(東証グロース上場)に買収されアクセルマーク代表取締役に就任、その後、2022年よりプレイシンクに参画。
2018年よりNFT/ブロックチェーンの可能性に魅せられ、事業推進とともに業界団体の立ち上げ等の業界発展に取り組んでいる。
2023年1月5日より現職

CPO 小林 陽介 様

Flasher・エンジニア・ディレクターとしてWeb広告の制作で活躍。ソーシャルゲームの流行とともに業界へ。月商億越えタイトルをディレクターとして立ち上げ、10年以上継続するタイトルを複数生み出す。
株式会社オルトプラスの執行役員としてゲーム事業を統括。子会社の取締役や代表を経て、新規事業としてNFTサービスを扱うプレイシンク立ち上げ。プレイシンクをMBOし独立。
事業と開発どちらもわかることを武器により良いサービスをユーザーに届けるために活動中。
2023年1月5日より現職

「この記事のポイント」

  • NFTに「レア」を作るデジタルヴィンテージ
  • 大手企業でサービスを作ってきた創業メンバー
  • Web3の「本気のマスアダプション」を目指す

ゲーム内データが「価値のある」ものになる衝撃

―――そもそもお二方が「Web3」に着目した理由は、どのようなところにあるのでしょうか?

尾下「非常に面白い世界だなと思ったためです。きっかけは、NFTが出てきたときのインパクトです。数が限定されているデジタルデータというものが、シンプルに新しいと思いました。」

尾下「例えば、ゲームの世界ではレアリティの設定がすごい大事で、レアリティの高いものほど数が少なく、みんなが欲しがる、みたいな構造が当たり前にあります。」

尾下「しかしそれはゲームというアプリケーションの世界観の中の話で、数が少ないよね、このアイテムは貴重だよね、という共通のコンセンサスが取れていないといけない。でもゲームをやっていない人からすると、ちょっと絵が派手、枠が金色、ぐらいでしかありませんでした。」

尾下「それが、ブロックチェーンゲームやNFTの世界では、誰がどう見たって世の中に存在する数がめちゃくちゃ少ないということがインターネット上で証明できるようになった。」

尾下「こういった技術は今までなかったに等しい。あったとしても、すごく面倒くさい構造で証明する仕組みが別途必要でした。それが誰にでもできるというのは、本当に世の中が変わっていくんだろうな、というインパクトがあって、僕はこの領域に来ました。」

―――小林さんはいかがでしょうか。

小林「私は、元々ゲーム制作を10年以上やってきて、その前にWebサービスを作ってたりと、ずっとインターネットの仕事をやってきました。その中で、ゲームに課金して、デジタル上でアイテムを『所有する』体験が生まれてきたと思うんです。」

小林「でも、課金して手に入れたアイテムも、ゲームが終わると無くなってしまうものでしかなく、そもそも価値があるかわからない、閉じたサービスという状況がありました。」

小林「それらがNFTになることによって、サービスが終了することで自然消滅するものではなくなる可能性が出てきた。ここに可能性を感じています。」

小林「いずれは、世の中全体で、デジタルデータを所有する欲求や、NFTに愛着が沸いてくる時代が来る。そんな可能性があることにすごく面白みを感じて、この領域での起業に繋がりました。」

「気づいたらWeb3触っていた」状況を作る

―――プレイシンク様は、Web3の社会実装を目指していきますと明言されております。

―――Web3の社会実装については、色々な企業様が提唱していると思いますが、プレイシンクさんは、どういったアプローチで社会実装を目指していくお考えなのかを聞かせていただきたいです。


尾下「私たちは本気のマスアダプションを目指しています。おっしゃる通り、マスアダプションって、この領域の皆さんが言うんですけども『マス』の捉え方が人それぞれ全然違うと思うんです。」

尾下「私たちは、金融系のエリートの人から金融商品やブロックチェーンに全く興味のない方まで、幅広くターゲットにしています。」

尾下「私の仕事の経歴の一番最初は通信キャリアだったのですが、そこでEZwebというガラケーインターネットサービスの立ち上げに関与させていただきました。そこから沢山のモバイル系のサービスが立ち上がり、ユーザーの日々の生活習慣に組み込まれていく様子を目の当たりにして、インターネットが簡単になるっていうのは、こんなにすごいことなんだなと衝撃を受けていました。ブロックチェーンでも同様のインパクトが起きるはずです。」

尾下「私は、サービスがマスに広がっていくために必要なことは、やはり簡単であることがすごく大事だと思います。そして、リテラシーを過度に求めないことの重要性をすごく感じています。」

尾下「誰でも使える簡単なWeb3サービス。究極的には仕組みとしてブロックチェーンを使っているかどうかは、ユーザーにとってはどうでもいいと思っています。便利なサービスだから使っていたけど、気が付けばWeb3プロダクト、ブロックチェーンを使ったサービスだった。という状況をいかに作るかが大事かなというふうに思っております。」

小林「加えて言うと、私は元々ソーシャルゲームの制作に黎明期から作っていました。ソーシャルゲームは今までゲームしなかった人たちがゲームするようになったというのが大きな意義だと思っていまして。同様に考えると、今までNFTやブロックチェーンを聞いたことない人でも、明日から使えるサービスを出していく必要があるのかなと考えています。」

―――なるほど、非常に勉強になります。

―――だからこそお伺いしたいのですが、いわゆるWeb2世界にいる人たちが、Web3のプロダクトを触るきっかけって、例えばどういうところにあるとお考えですか?


尾下「大きく何かの山を超える、壁を越えるようなものではないと思っています。便利で楽しいからこのサービスを触っていたけど、気がついたら裏側がNFTであり、ブロックチェーンで支えられてる。それはあくまで裏側の話なので『知りたい人が知ればいい』ぐらいの感じでしかないと思っています。」

―――私たちは皆パソコンを使っていますけど、皆がみんなパソコンの仕組みを知っている訳ではない、というようなお話と同じなのかなと感じました。

尾下「私たちはWeb3に参入するにあたって、『推し活』の分野を選んだのは、この参入の部分で大きなパワーを持っているからです。」

尾下「好きなものにもっと深く関わりたい、好きなもののグッズは何でも持っていたい、好きなものに囲まれて生きていきたい、その活動の中にNFTというものがいつの間にかあるような状況を目指しています。あなたが持ってるこれって実はNFTというものらしいよ、みたいな状況になって自然と浸透していくものが、僕たちの考えるプロダクトを触れるきっかけだと思っています。」

尾下「現在、様々な実証実験を行っているのですが。その中の一つに、とあるライブイベントで、ライブに参加した証明書をNFTで配布するっていうのをやらせていただいたんですよ」

尾下「その実験では、思ってた以上の何倍もの比率でユーザーさんに参加証明NFTを取得いただきました。またその後、アンケートを取らせていただいたら、NFTを取得していただいた中の95%の人が、生まれて初めてのNFTですとおっしゃっていました。ハードルを下げる、簡単にすることで、NFTが広がっていくだろうことを確信できましたね。」

―――生まれて初めてのNFTを、イベントに来た多くの人が受け取ったのですね。

持てば持つほど価値になる「デジタルヴィンテージ」

―――御社はデジタルヴィンテージという概念を掲げています。

―――このデジタルヴィンテージの発想について、ご教示いただきたいです。


小林「一般的なコレクターアイテムや、ワインのような限定品は、時間とともに使用したり、飲んでしまったりで、失くなってしまいます。段々時間をかけて少なくなっていくので価値が生まれてくる、それは需要と共有のバランスの問題で、だんだんと物がなくなってくるから、レアリティがつき、欲しい人の方が多くなるという状況かなと思うんです。」

小林「しかし、デジタルデータは基本的に世の中に出たら減らないし、ずっと残り続けます。その中で時間をかけていっても、ずっと物が余ってる状況になってしまうため、どうしても価値が発生するのが難しいという課題があります。」

小林「現状のNFTのプロジェクトでは、10,000個あるNFTが10,000個残っているまま忘れ去れられていってしまう。もちろん、価値が残るものもあると思いますが、要は人の需要側ですね。欲しい人側が増えていかない限りは価値が変わらない、という現状に問題があるなというふうに思っていました。」


小林「なので、デジタルデータが実際のワインとかジーンズみたいに時間とともに少なくなっていく、需給のバランスが変わっていくという状況を作る仕組みが必要です。」

小林「そうすることで、データであっても段々価値が高くなっていき、10年後に価値が出るようなことが実現できるんじゃないかなと思います。」

小林「IPホルダーさんからしても、例えばNFTを出した時に、急に価格が高騰したり下落したりみたいなことは、望まれてないと思います。」

小林「長期的に、緩やかに価値が上がっていくような仕組みを提供する。ブロックチェーンは、長くデータを保管しておける仕組みなので、きちんと価値が守られていく仕組みを作りたい、というところからこのデジタルヴィンテージを提供するに至りました。」

―――発行したNFTを減らす、という発想なのですね。

小林「はい。ですが、一口にNFTを減らすと言っても、お客さん・ホルダーさんが望んで減らす状況を作らないといけない。」

小林「そこで我々が提供しているのは、例えば、AとBというNFTを持ってたら、運営にAとBを渡すことで、Cという新しいNFTがもらえます。それでレアリティが1個上がります、みたいなイメージです。」

小林「イメージとしては、ゲームでいう、アイテム合成システムに近いです。数としては数枚から1枚に減ってるという状況が得られます。」

小林「実際に我々が今提供してるサービスでいうと、1,000枚ぐらいカードを発行して、この仕組みで交換していくことによって、現状では大体400枚ぐらいまで減ってる状況です。NFTが減っていくということが立証でき、実現できています。」

尾下「このデジタルヴィンテージの考え方は非常に重要だと考えています。僕らは本気でマスアダプションをやろうと思っています。NFTは一般的なデジタルアイテムより価格が高く付いてる場合が多いのですが、これが何故かというと、資産価値があるという認識があるからだと思います。だからこそ投資対象となるということなのですが、今はまだ短期売買が中心になっていて、これもマス層にはハードルが高いと思います。」

尾下「好きなものを、自分が価値があると思って購入して、手放さずにいれば価値が上がる、そういう構造を作ってあげないと『マス』には絶対届きません。そういう意味でも、デジタルヴィンテージを実施して普及させていくのはすごく大事なことだと思っています。」

―――現状のNFTは価値が上がったり下がったりするので、投機的な側面もありますからね。価値の変動が緩やかになる仕組みを作るのは、非常に業界的にも意味のあることだと思います。

カスタマーファーストのモノづくり

―――事業を進めていく上で、大事にしているお考えはありますか?

小林お客さんに何を提供するのが一番価値あるのかという視点で物を作るようにしています。Web2だからこうする、とか、Web3だからこうする、という話ではなくて、まずは今まで通りの、価値のあるものづくりをちゃんとやっていくとが大事だと思っています。」

―――カスタマーファーストの考え方は、あらゆる分野で重要な発想かと思いますが、なかなか実践するのが難しいところがあると思います。

―――何か工夫されてていること等ございますか?


小林「私はソーシャルゲームの制作をしていて、お客さんに近いところで物を作ってきました。そのため、お客さんが感じてる感情をいかに予測するか大事だと考えています。実際に声を聞きに行くことももちろんですけれど、上がってくる数字をKPIを紐づけた物事として理解できてるかが大事です。」

小林「数字の最適化だけをやっていくと、結果としてユーザーに価値を持たせられなかったということもありますし。逆に声だけ聞いてても、それは声の大きい人だけの意見でした、という話があるので、ここのバランスがすごく大事かなと思ってます。」

小林「あとはプロダクトの作り方として工夫しているのは、速度を上げていくことです。全体の舵取りをスピード感もって動かしていって、たくさんいろんなことを試して、お客さんに『これいいね』と言ってもらえるものを探していく方向性です。

―――小林さんは長年アプリゲームの世界でご活躍されてきたと思いますが、今はWebのサービスを作っています。Webの世界に戻ってきて、いかがですか?

小林「久しぶりWebの世界に戻ってきたのですが、Webは色々と試行錯誤できるのが一番いいところだと思います。アプリの制作は何かと制約がかかる部分もあるので、Webならではの自由度が非常に楽しいですね。」

―――小林さんのお話を伺っていると、本当にカスタマー視点でものづくりをされている方なんだなということは、非常に伝わります。

新しい分野でのチャレンジャー プレイシンク 積極採用中!

―――会社がどのような方向性を目指してるかについて、お伺いできたと思います。

―――ここからは、採用に関して、お伺いしていきたいと考えております。


尾下「弊社の強みとしては、ネットビジネスで成果を出してきたメンバーがこれまでの経験を活かして全力でスタートアップとして再チャレンジしている点です。私も小林も、元々は上場企業で役員や社長をやっていた人間で、CFOの福元も元上場企業のCFOです。成果を出すためのプロセスを知りそれを実行する一方で、どうすれば失敗するかという事例も肌で感じ、学んできました。これだけの経験を積んだメンバーがハードワークしながらチャレンジしている組織であることは、我々の大きな強みだと思います。」

―――上場企業の経営幹部だった方々が集まっているということは、求職者にとってのある種「安心」の材料になると思います。

尾下「僕の感覚ですけど、転職をしようとしている人、スタートアップが選択肢に入っている人が一番迷うのは『この会社、面白そうだ。だけど、働き方は大丈夫なのか?』という点だと思います。そういう面では、当社は安心感を持っていただけるのかなと思います。」

―――ベンチャーとスタートアップの『いいとこ取り』ですね。

HP
採用ページ

―――例えば『こういった人と一緒に働きたい』というような人物像があったら教えて欲しいと思います。

小林「モノづくりをするポジションで言うと『ユーザーに対してこういうものを提供したい』という思いがある人と一緒に働きたいですね。『自分はこういうモノを提供したい』という想いがある方がものづくりをすると、その方が作るものにも魂がこもり、人を引き付けると私は思っているので、強い想いがある人と一緒に働くのが楽しいなと思ってます。」

尾下「ビジネスサイドからコメントすると、変化することを楽しめる人がいいと思います。Web3の世界は、本当に日々変化しています。別にWeb3の業界以外でも変化はあると思いますが、それ以上です。僕ら自身も本当びっくりするぐらい、スピードがめちゃくちゃ速いです。」

尾下「当然変化が早いと情報収集とか、それをキャッチアップするとか、色々あります。でも、それを義務的に取り組むんじゃなくて、楽しんでしまえるようなメンタリティの人に来てほしい。」

―――Web3という新しい業界だからこそ、変化を楽しめる人に来てほしいということですね。

尾下「逆に『言われたことを言われたとおりにやる』ということが好きで、方向転換や微修正が入るとストレスを感じるタイプの人は、このWeb3の業界ちょっと厳しい部分もあるのかなと思います。」

尾下「一方で、上場企業出身者が作っている会社なので『従業員にとって良い事』はわりと早期に導入しています。例えばストックオプション等。既にこれから入ってくるメンバーの分まで用意してあり、成功の果実をともに味わうことができる仕組みを作っています。」

ストックオプションとは、株式会社の従業員や取締役が、自社株をあらかじめ定められた価格で取得できる権利です。

―――月並みな質問で恐縮ですが、Web3の業界で働くことによるメリットについて、お二人のお考えを聞かせてください。

小林「経験という意味で言うと、これから面白くなっていくであろう、Web3の世界が変わっていく様をその目で見れます。」

小林「私はソシャゲのブームが来たときに、その場所にいました。すごく良い経験をさせていただいたなと思っております。速度も速いですし、インプットもアウトプットも非常に多い、そこの体験はすごく良かったなと思っているので、そこが見れるというのは一つの大きなメリットになるのかなと思ってます。」

小林「あとは、そんなに大きな会社じゃないので、ほとんどの情報をみんながシェアしている状況なんですね。例えば、毎日エンジニアと一緒にKPI見てたり、デザイナーも一緒に見てたりする環境ではあるので。サービスをまず作っていく上での知識というものは、大きな組織で物を作るよりは圧倒的にいろんなことを吸収していただけて、物作りに生かせる環境があるんじゃないかなと思います。私も毎日、このKPIはこうだからこうなんじゃね、みたいなのを書いたり、試行錯誤しながらやってるような状況です。現場で物を作る、という意味で言うと面白い体験をしていただけるんじゃないかなとは思ってます。」

―――大局的な目線が身につくということですね。

尾下「違う切り口で言いますと、さっきもお話したように、小林や当社CFOの福元、私も含めて、今のマネジメントチームは大きな規模の組織をこれまで率いてきた面々です。そんなメンバーがが今は普通に隣にいて現場の仕事をしている。ここで仕事を覚える、隣で眺めながらノウハウを盗めることはスキルアップを目指す方にはとてもエキサイティングな環境ではないかと思います。」

尾下「言い換えると、レベルの高い人の仕事ぶりを見ることができるということですね。ここは今後のキャリアを考えていく上で、すごく大事だと思います。」

小林「そうですね。特に最初に集めたメンバーとかは、私が信頼できる人間を集めてきた、みたいな状況なので、全員リードができるんですね。普通の組織とリードや、もうちょっと上のクラスの部長とかのリードもできるメンバーが普通に現場で働いてるという状況です。チームとしてそういうメンバーで作っているので、いろんな学びも含めてご提供できるかもしれないですね。」

―――非常にうらやましい環境であると私思いました。

―――具体的なことを聞くのですが、職種とかでくくると、どういう方を求めていますか。


小林「メインは開発のチームになるので、エンジニアフロント、サーバサイド、ブロックチェーンのエンジニアというところと、あとはデザイン系ですよね。特にインターフェースのデザイン。あとは凝ったデザインのトレーディングカードみたいなものとか、映像も作るので、グラフィックや映像系クリエイターの職も採用していきたいです。あとはプロダクトごとにディレクター、プロデューサーが必要になっていくので、そのあたりの人材が必要になってくるかなと思っています。」

尾下「基本は全職種に採用を考えています。」

―――今の御社のサービスに適性がある人、ということでしょうか?

HP
採用ページ

尾下「弊社のサービスで今出てるものは『スポーツ系』のサービスなのですが、別に『スポーツ』の分野でなくてもいいと思っています。」

尾下「好きで推せる対象物は幅広く、いっぱいあると思います。スポーツはもちろんそうですし、アニメや漫画、芸能など。これから私たちは、いろんな人たちと組んでデジタルヴィンテージという仕組みを作り、使うことで価値が上がっていく、ユーザーさんがこのコンテンツを好きでよかったと言ってくれるようなサービスをたくさん作っていけきたいです。」

―――デジタルヴィンテージの仕組みで、多くの「推し活」に今以上の価値が出ることを楽しみにしています。本日はありがとうございました。

株式会社プレイシンク様

HP
採用ページ
はがね
ライター

はがね

Web3・メタバース領域を愛しているインタビューライターです。 50社以上の企業様にインタビューし、記事を執筆してきました。 新しい分野の最前線で活躍する方のインタビューを通じて、世の中に魅力的なコンテンツを広めたいがゆえに書いています。 Twitter:@hagane_Web3 アイコンはNFTアート『MIRAI』の22番ちゃんです。

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