スマホがあれば遊べるNFTゲーム 今勢いのある100人バトロワ「GGGGG」のチャレンジ

スマホがあれば遊べるNFTゲーム 今勢いのある100人バトロワ「GGGGG」のチャレンジ

スマホがあれば遊べるNFTゲーム 今勢いのある100人バトロワ「GGGGG」のチャレンジ

2023年3月31日に全世界170か国以上でサービスを開始したドリコム様の新ゲームタイトル『GGGGG』は、FREE MINTから3日で総取引額が100ETH突破する等、今注目のゲームタイトルです。今回は、そんなGGGGGのプロジェクトマネージャーを務める安井様に、GGGGGのコンセプトと魅力についてお伺いしました。

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  1. 1NFTが使えるゲーム『GGGGG』とは?
  2. 1.1ドリコム安井様
  3. 2GGGGGの初めての人にも遊びやすいゲームづくり
  4. 2.1参入障壁を減らし、暗号資産になじみのない人にも遊んでほしい。
  5. 2.2NFTがなくとも遊べるNFTゲーム
  6. 3コミュニティからの意見を参考にしたカジュアルなゲーム作り
  7. 4GGGGGにおけるユーザーの体験価値とは

NFTが使えるゲーム『GGGGG』とは?

『GGGGG』は100人バトルロイヤルや8人バトルロイヤル、ダンジョン攻略を最大4人協力プレイで遊ぶことができる基本プレイ無料のスマートフォンゲームです。100人バトルロイヤルといっても、縦画面のシンプル操作なカジュアルゲームのため、誰でもどこでも気軽に遊ぶことができます。キャラクターも親しみやすいデザインとなっております。また、β版で特にご要望の多かったクラン機能を新たに追加し、クラン内ではチャットをすることも可能となっています。今後もフレンドと集まって遊ぶことでさらに楽しめるコンテンツを追加していく予定です。

ドリコム安井様

株式会社ドリコム
GGGGGプロジェクトマネージャー

サムスン電子、電通デジタル、セガ等を経て2021年ドリコムに入社。
NFTを着せ替えできる100人バトルロイヤルゲーム「GGGGG」のNFT全体戦略、マーケティング、コミュニティマネジメントを担当。

GGGGGの初めての人にも遊びやすいゲームづくり

――本日はよろしくおねがいいたします。

――NFTのミントの時間帯を観測しておりましたが、3日で取引額が100ETH(23/3/30地点)を突破したとお伺いしております。

――貴社プロダクトを多くの人が楽しみにしているのだと感じました。


安井様(以下『安井』と表記)「ありがとうございます。良いタイトルになるように、がんばっていきます。」

参入障壁を減らし、暗号資産になじみのない人にも遊んでほしい。

――GGGGGは昨今のNFTゲームには珍しく、ゲーム内で使用できるスキンをNFTとして使用できる設計になっております。 

――いわゆるFT(仮想通貨のようなもの)の要素を絡めて『ゲームで遊ぶとお金が手に入る』というモデルにしなかったのは、狙いがあるように思えますが、いかがでしょうか? 


安井「おっしゃる通り、これは敢えての取り組みです。トークンを取り扱うとなると、DEXに登録したり、スワップをしたりする必要があります。」 

安井「これは、(新規にブロックチェーンゲームを遊ぼうとするユーザーにとっては)かなり参入障壁が高い。結果として、初期ユーザーがかなり限られてしまう可能性があると考えました。」 

安井「我々GGGGGの運営チームとしては、(いわゆる暗号資産に慣れている方以外にも)もっと幅広い人たちに触れてほしい。遊んでほしい。そういう思いがまず大前提にあります。」 

安井「トークンを取り扱うゲームと比べたら、かなり参入障壁が下がると考えています。」 

NFTがなくとも遊べるNFTゲーム

――GGGGGはそもそも、NFTを保有していなくても遊べるゲームであるという認識です。 

安井「その認識で間違いないです。このゲームは元々、NFTの要素がなくても十分遊べるようなクオリティを意識しています。ウォレットの接続等も求められないので、NFTを知らない人はそのまま、普通のスマホゲームとして遊んでくれています。」 

安井「なので、 (NFTに関係なく) 単純にゲームが面白そうだから、ゲームが楽しみで(GGGGGの公式)Discordに入ってきた方もいらっしゃいます。」 

――そういった方々にとっても、プラスアルファの遊び方としてNFTスキンがあるということですね。 

安井「そうですね。NFTスキンは世界に1つしかないので、自分だけのオリジナルスキンで遊びたいと思っていただいた方には是非入手してもらいたいです。」 

――実際に今ゲームから入ってきてNFTを購入された方もいらっしゃるのでしょうか?

安井「はい、既に何人かはゲームで興味を持ち始めてNFTを購入された方がいらっしゃいます。まだまだこれからユーザー数は増やしていきたいと思っているのでこの流れはより活発になっていくと考えています。」

安井「この流れが続けば、最終的には、GGGGGを通じて、NFTのマスアダプションを起こすことができると考えております。」

安井「NFTではない、(普通のソーシャルゲームと同じように)課金して手に入れるスキンや、ゲーム進行していったらもらえるスキンもあるのですが、それらは当然、みんな同じように課金したりゲームを進めたりしたら、みんな同じものがもらえます。」 

安井「そういったアイテムと比較すると、NFTは世界に一つしかないので、そこに対しての価値を感じていただける人は、是非入手していただきたいです。」 

――少しお話が戻りますが、課金要素もあるということに驚きました。ソーシャルゲームでは当たり前にある仕組みですが、NFTゲームの中では珍しいと思います。 

安井「そうですね、GGGGGは普通にソーシャルゲームとして、(いわゆるゲーム内)課金の仕組みも加えて、サステナビリティのあるゲーム(永く続くゲーム)にしたいと思っています。」 

――GGGGGのNFTスキンは、ゲーム内アイテム以外のユーティリティもあるとお伺いしました。 

安井「GGGGGのNFTは、いわゆるプロフィール画像としても使用できるようになっています。なので、ゲーム内スキンとしてのユーティリティもあるし、各種SNSでプロフィール画像としても使えるようにしています。」 

――『一粒で二度おいしい』NFTなのですね。 

安井「あとは、NFTスキンを保有している人に対するユーティリティも、より広げていこうと考えております。例えば、NFTを多く持っていれば持っているほど、ゲーム内通貨が多く手に入る仕組みなど、まだ検証段階ですが計画しています。」

安井「これから色々なIP・企業・プロジェクトとコラボをしていきます。NTP様やメタサムライ様とのコラボは既に決まっており、それ以外にも大型プロジェクトとのコラボを今後発表予定です。」

安井「その際に、GGGGGのNFTスキンを持っている人は、他PJとのコラボスキンが手に入るような特典を考えております。」

コミュニティからの意見を参考にしたカジュアルなゲーム作り

――GGGGG運営チームの皆様はコミュニティからの意見を尊重しているようにお見受けします。 

安井「ありがとうございます。今回、ドリコムとしてはチャレンジングなコミュニティの体制を取っております。GGGGGはカジュアルな、本当に老若男女遊んでもらえるようなゲーム性にしているので、『ゲーム作り』に関しても、多くのユーザー様を巻き込んで、改善ポイント等もご意見いただきながら作っていきたいと思っています。」 

――実際にユーザー様の声をゲームに反映されているということですね。 

安井「はい。ベータ版(をプレイしてくれたユーザー様の)フィードバックをもとに改善している部分もありますし、Discordやファンイベントでユーザーの皆様とコミュニケーションを取っている中で、なんというか、『やり込んでくれている人にしか見えない』視点があって、私自身も気づきがありました。」 

安井「ゲームがリリースされた今でもコミュニティ内の意見は積極的に取り入れていますし、今後、NFTホルダー向けのユーティリティとして、一緒にゲーム作りをしている体験を提供できればと考えています。」

――素敵なコミュニティだと感じました。 


――そういった「ユーザーとプロダクトを創る」ことを重視しているゲームでは、ゲームに対する高い熱量を持った方が多い印象ですが、その点はいかがでしょうか? 

安井「何人かいらっしゃいます。単に『NFTを買ったことがなくて、ただGGGGGが気になっている』(という動機でもともと入ってきてくれた)方々も、本当に熱量高く、コミュニティを盛り上げてくれています。」 

安井「もう、私の3倍ぐらい発言してくれている人とかもいまして、そういった(熱量の高い)方に声をかけて『ちょっと運営メンバーとして一緒に手伝ってくれませんか』というようなお話もしています。」 

安井「もちろん一方で、コミュニティマネージャーのyossieさんをはじめ、コミュニティ運営をずっとやってきている方にも関わっていただいています。」 

――コミュニティ運営の経験豊富な方と、高い熱量を持ったユーザー出身の方、両輪で運営されているということですね。 

安井「あとは、当社が運営している公式のコミュニティだけではなくて、すでに存在している様々なコミュニティの皆さんと盛り上げていきたいと考えています。」 

安井「例えばそのコミュニティの中で大会を開いて、そこに賞品としてNFT等を運営保有分からお渡しする、というようなことも検討しています。」 

GGGGGにおけるユーザーの体験価値とは

――Web3のプロダクトは『ユーザーの体験価値』をどう生むかが重要だと考えます。 

――GGGGGという今回のタイトルにおいて、ユーザーにどのような価値のある体験を味わっていただきたいと考えているのでしょうか? 

安井「GGGGGは100人バトロワだけではなく、フレンドと一緒に遊ぶことができる様々なゲームモードがあります。また、クランやエモート、チャットといったコミュニケーション機能も備わっています。友達を作って、みんなで一緒に純粋にゲームを楽しむ。そんな体験をしてもらいたいと思っています。」 

安井「補足すると、元々この企画が始まったときのきっかけは、リビングのテレビにゲーム機を繋いで、友達と肩を並べてファミコンのコントローラーを持ち、熱中して遊んでいたみたいな、懐かしくもあるけど非常に熱狂的だった熱いマルチプレイ体験。これを現在の技術を活用しつつ、オンライン上の100人で再現する。チーム全体として、そういう想いでスタートしました。良いゲームになるように頑張っていますので、よろしくおねがいいたします。」 

――私としては、先日の安井様のツイートが気になります「NFT」と「Gaming」の次を見据えているようなイメージがあります。

安井「そうですね、多くのチャレンジを目指していきたいと考えております。先ほどのツイートの通り、IPのような要素も目指しています。」

安井「また、GGGGGをeスポーツタイトルにすることを本気で目指しているので、公式・非公式含めて大会などもやっていきます。(GGGGGがNFTゲーム×eスポーツの)最初のモデルケースになれたらいいなと考えています。」 

安井「プロジェクトとしてはまだまだスタート地点ですが、これから何年、何十年も長く愛されるコンテンツにしていきたいので、よろしくお願いします。」

―――本日はお時間いただき、誠にありがとうございました。 

はがね
ライター

はがね

Web3・メタバース領域を愛しているインタビューライターです。 50社以上の企業様にインタビューし、記事を執筆してきました。 新しい分野の最前線で活躍する方のインタビューを通じて、世の中に魅力的なコンテンツを広めたいがゆえに書いています。 Twitter:@hagane_Web3 アイコンはNFTアート『MIRAI』の22番ちゃんです。

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