NFTプロジェクトMEMEME(みみみ)とは?

NFTプロジェクト『MEMEME(みみみ)』をご存知でしょうか?障害を持つクリエイターが作成したイラストから生成するジェネラティブNFTで、「視線恐怖カワイイアート」として注目を集めています。本記事では、『MEMEME』の特徴や魅力について紹介していきます。
NFTプロジェクトMEMEMEとは?
『MEMEME(読み:みみみ)』は、個性や多様性に対する社会の変革を目指すNFTアートプロジェクトです。
300枚以上のイラストをパーツとして、合計2222枚のジェネラティブNFTをリリースすることが予定されています。
これを発表したのは、障害を持つクリエイターの活躍の場を創出する複合アートプロジェクト『EUREKA』です。『EUREKA』を運営するELLIOTT BUTTERWOLF(エリオット・バターウルフ)氏が『MEMEME』のファウンダーとなっています。
『MEMEME』の特徴は「可愛らしいアート性」だけではありません。『EUREKA』の掲げるテーマである「障害の壁は消えた」を体現するプロジェクトなのです。
以下には、3つの特徴をまとめています。
特徴①障害を持つクリエイターが制作
メインクリエイターであるフジヤマイチハ氏は、視線恐怖症という障害を持っています。『MEMEME』はその実体験が元になったプロジェクトなのです。
視線恐怖症を持つフジヤマイチハ。
この症状は、人の視線に責め立てられるような感覚に陥ります。併発として鬱病やパニックも起こしやすくなります。
しかし彼女はその恐怖を既に乗り越えています。
それは、「絵を描くこと」が彼女の人生だと気づいたからです。
自分が本当に特化したいもの。
それに向けて本気で取り組み、作品になった姿なら見られていい。「見てほしい」と言える自分に気づいたのです。
フジヤマイチハ氏からは、障害をも超えるクリエイティブへの強い思いがうかがえます。
『MEMEME』には、『EUREKA』の障害を持つクリエイターチームが作ったパーツも含まれているそうです。
特徴②コンセプトを体現したイラスト
『MEMEME』のイラストは、女の子がお面を持った構図が特徴的です。

『MEMEME』公式Twitterより引用
https://twitter.com/mememe_NFT/status/1639257864073269249?s=20
このデザインについて、ファウンダーのELLIOTT BUTTERWOLF氏がTwitterのスペースにて説明しています。「お面は恐怖や苦手から自分を守るものであり、そのお面こそが本当の自分の強い部分である」という内容です。
まさにプロジェクトのコンセプトが体現されたイラストと言えるでしょう。
↓当該のスペースは、ディレクターのカズシフジイ氏がホストとして2023年1月27日に開催したものです。
— カズシフジイ@コラージャー (@kazushi_fujii_) January 27, 2023
特徴③クオリティの高いジェネラティブ
ジェネラティブと思えないほどのクオリティの高さも『MEMEME』の特徴の一つです。

『MEMEME』公式Twitterより引用
https://twitter.com/mememe_NFT/status/1640495181123256325?s=20

『MEMEME』公式Twitterより引用
https://twitter.com/mememe_NFT/status/1642622419566481408?s=20
パーツは精細なタッチで描かれていて、生成された一枚一枚が息をのむほどの美しさです。作品からは可愛らしさだけでなく強さも感じられ、見る人を魅了するでしょう。
MEMEMEのNFTを買う方法
『MEMEME』のNFTアートはまだリリースされていません。2023年3月30日時点で、Discordにて以下のミント情報が発表されています。
ミント予定日:4月28日
総枚数:2222枚
AL先行販売:0.018ETH
一般価格:0.0333ETH
(日本語の語呂合わせで、18=イチハ、333=みみみ)
※ETHの状況によって、ミント日は今後変更される可能性があります。
今後、NFTマーケットプレイス『Opensea』にて買えるようになるでしょう。販売ページにアクセスし、お好きなNFTアートを選択し購入することができます。
リリースに先立って開催されているイベントなどで「AL(アローリスト)=優先購入権」を獲得すると、一般販売価格よりも安い先行販売価格で買えるのでお得です。
NFTプロジェクトMEMEMEの将来は?
現在のNFTアートの流れは、資産的な価値だけを追求するものではありません。プロジェクトの方向性に共感し、様々なコレクターや支援者が集まるというのが主流です。
所有するNFTアートを選択する上で、将来性があるか・ビジョンに共感し応援したいと思えるかが大きなポイントとなるでしょう。そのため、プロジェクトが「何を目指しているのか」が重要になってきます。
では、『MEMEME』はどのような将来を描いているのでしょうか。
プロジェクト①障害を持つ人の活躍の場を作る
『MEMEME』はこのプロジェクトを通して、障害を持つ人の活躍を証明することを目指しています。
障害をもった人の活躍を証明するプロジェクト『MEMEME』
短期的な支援ではなく、実際に活躍できる舞台とコミュニティを創り上げること。
MEMEMEではその実現に全力を注ぎます。
多様性に寛容な社会の実現には、障害を持つ人へのその場限りの支援よりも重要なことがあるという考えです。それは、実際に活躍の場を作るということなのです。
プロジェクト②コミュニティの活性化
『MEMEME』は、Discordの運用を通じてコミュニティを活性化させていくことを宣言しています。
DISCORDサーバーを運用することで、様々な意見を取り入れ、またNFTホルダーに向けて様々なユーティリティーやお返しを提供することができます。
作品を売って終わりではなく、作品を購入した人が、
この購入に何の意義があったかを継続的に感じてもらうことができるのではないかと思います。
また、オリジナルのメタバース空間も開発中だそうです。

『MEMEME』公式Twitterより引用
https://twitter.com/mememe_NFT/status/1624964644594135040?s=20
今後はより一層コミュニティが盛り上がりを見せていくことでしょう。
プロジェクト③新しいプロジェクトの継続的な展開
『MEMEME』では、新しいプロジェクトが既に計画されています。フジヤマイチハ氏のさらなるプロジェクトや、他のクリエイターによるプロジェクトなどです。
今後もプロジェクトが継続的に増えていくとのことで、ますます期待が膨らみますね。
『MEMEME』の公式Twitterでは、ときたま『匂わせ』のようなツイートがありますので、要チェックです。
🎀𝕀𝕊 𝕋ℍ𝕀𝕊...?🎀#divesity #overcome #hardships #nft #EUREKAproject pic.twitter.com/8Hto8wjLyd
— MEMEME Lab. (@mememe_NFT) March 29, 2023
『MEMEME』公式Twitterより引用
https://twitter.com/mememe_NFT/status/1626879212216012801?s=20