スマホゲーム海外展開の強力な参謀! スマホ黎明期から蓄積された豊富な知見が特徴の『LIVEOPSIS(ライブオプシス)』
『LIVEOPSIS』の特徴
- スマホゲーム黎明期から蓄積された豊富な知見とデータ量
- 独自のノウハウで収集が難しいイベントや画像の定性データも網羅
- グローバル市場の動向を効率的に把握できる画期的ツール
- YouTubeやTwitter上での情報も網羅
8年続くゲーム特化専門サービスだからこその情報量
――本日はよろしくおねがいいたします。
――スパイスマート様の提供する「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」というサービスは、どういったサービスなのでしょうか?
久保様(以下、久保と表記)「弊社スパイスマートの事業としては、大きく二つ展開しています。一つは、LIVEOPSISというスマホゲームの分析データの提供です。もう一つがスマホゲームの中でのIPコラボメインとした、海外ゲーム事業者様と日本の企業様のブリッジングの事業をやっています。」
久保「今回メインでお話するLIVEOPSISは2015年から続いている、スマートフォンゲームの分析専門ツールです。」
――『パズドラ』がリリースされたのが2012年。そして今は2023年。スマホゲームの歴史は11年ほどになるかと思います。
――そう考えると、2015年から8年続く分析というと、かなり長寿なのではないかと感じます。
久保「ありがとうございます。スマホゲームの場合過去に遡って取得することが難しいデータも多く、その点8年間のサービスやっていることで、過去の蓄積データも活かせることが強みです。」
久保「例えばアプリゲームの場合、年末年始は1年の中で最も大きな商戦期ですので『今年のお正月キャンペーンの内容をどうするかを』という場合、『去年あるいは一昨年の競合タイトルがどういった企画をやっているのか』ということが知りたいと思います。」
久保「LIVEOPSISを使えば、指定した期間に(そのタイトルが)何をしていたかがわかります。内容がわかる上に、実際にどういった画像デザインでやっていたかを遡って調べることができます。」
――画像デザイン等も確認できるのは凄いですね。8年間スマホゲームの分析データと向き合っていたのだと感じます。
久保「そう言っていただけると嬉しいです。LIVEOPSISは先ほど申し上げたようなスマホゲームのプロモーションや、プランニングをする人にとって、欲しい情報を提供できるようなサービスにしています。」
――こういったデータ分析サービスはLIVEOPSISだけではないように感じますが、いかがでしょうか?
久保「そうですね。(当社以外にも)スマホゲームの分析ツールを提供されているサービスはあります。弊社以外の企業様が提供しているデータは、ユーザーアクティブ数、ダウンロード数、ユーザー属性といった定量的なデータがメインです。そちらに対して、LIVEOPSISは、何故アクティブ数が増えているのか、売上が上がっているのかという具体的な施策内容が見られるということが特徴です」
――なるほど、そういった会社様と比較すると、画像データがあったり、昨年のイベントの詳細情報があったり、LIVEOPSISは提供されている情報幅が非常に広いのですね。
久保「はい。LIVEOPSISは、マーケティング職の方だけではなく、プロデューサー、運営ディレクター、プランナーやデザイナーの方など、開発、運営に関わる方に広くご利用いただいております。」
クリエイティブ等の定性的な情報も網羅
――LIVEOPSISに掲載されているデータについて、より詳細に伺いたいです。
久保「(前提として)スマホゲームでは、コンソールゲームとは異なり、販売した後の運営が勝負所になります。リリースした後に、新しいキャラクターをいつ出すか、イベントをどうするか、ガチャの確率をどうするか等、いわゆる販売促進の計画を立てる必要があります。」
久保「そのときに必要なデータは、競合がどういったガチャの仕組みを入れているか、毎月どれぐらいの新しいキャラクターを出しているのか、バナーのデザインや、デモグラフィックデータはどうかなど、定量データでは見えてこないデータが必要なんです。それを提供するのがLIVEOPSISです。」
久保「例えば、競合の『ゲームA』の情報が知りたい、ということになったら、LIVEOPSISのデータを過去に遡って、例えば『この月にリリースされたこのガチャはどうだったか』等の情報が検索できるようになっています。」
久保「また、ゲーム内のデータだけでなくプロモーションやユーザーコミュニケーションの手段としても欠かせないTwitter、YouTubeの情報も取得しています。、例えば、YouTubeで今、ゲーム実況者に多く扱われているゲーム、Twitterで話題になっているゲーム、といった情報もゲーム内データとあわせてご覧いただけます。」
――かなり幅広い情報が網羅されていると感じました。
――一方で、定量データ以外は中々取りづらいと思うのですが、どのように情報収集しているのでしょうか?
久保「情報取得自体をシステム化している箇所ももちろんありますが、ゲーム内で行われていた施策については、その内容を読み取る必要があるため、調査タイトル毎に担当者が実際に対象ゲームをダウンロード、プレイしたものをデータ化しています。
昨今のアプリゲームは複数の施策が複雑に絡み合っている為、情報精度を上げるにはやはりプレイ体験は必須と考えています。」
――定性的なデータは、非常に地道な情報収集をされているのですね。
久保「加えて申し上げると、これを8年前からやっていることが一つの強みだと思います。データの蓄積期間が長いので、過去に遡ってデータの提供ができます。」
――過去のイベントの情報などは、中々さかのぼることが難しい分野だと思います。この地道な情報収集を8年続けられているということが、貴社の強みなのだと感じました。
短い時間で情報収集できる「レポート」と「セミナー」
――LIVEOPSISのようなサービスとは別に、スパイスマート様独自でスマホゲームの調査レポートをお出ししているとお伺いしております。
久保「はい。LIVEOPSISで提供しているデータに加え、専門アナリストによる調査を加えたマーケティングレポートを、日本マーケット版、中国版、グローバル版という形でお出ししております。」
――海外のゲーム情報の収集もされているのですね。
久保「そうですね。各200ページほどの、定期レポートを毎月出しております。『この情報を抑えておけば、今のスマホゲーム業界の大きなトレンドは把握できる』といった内容を目指しています。」
――そのレポートを読めば、最新の流れが掴めるという事ですね。
久保「はい。内容としては、例えば『事前登録』の際の各社の取り組みをアナリストが分析している記事、2023年にヒットが予想される押さえておくべきゲームというのを調査してまとめております。」
――海外の情報も掲載されているのでしょうか?
久保「そうですね。例えば中国市場は現地在住の調査メンバーが担当しています。」
久保「(現地にスタッフが居ることで)これは前評判が高く、日本ではキャッチしにくい、中国現地での評判といった情報を把握することができます。」
――しかし、膨大な量の情報だと感じます。
久保「はい。また、200ページというボリュームも多い為、更にコンパクトにトレンド把握いただけるようご要望にあわせてセミナーも実施しております。」
どの部署も『共通言語』で語れるツールを目指して
久保「私は前職アプリゲームの会社にて7年ほど従事しており、その中でプロデューサー、マーケターと異なる立場でプロジェクトに関わりました。その中で普段見ている情報が違い同じプロジェクト名乗内でも役割によって隔たりが生まれた事例をいくつも見てきました。」
久保「運営プランナーは、ゲーム内解析専門のツールだけを見て広告の担当の人は別のツール、更にTwitterの担当の人はまた別のツールを使っていといった具合に、チーム内の意思統一や、対話で情報を揃えるのが難しい側面があります。」
久保「LIVEOPSISには運営の方が見たいデータ、マーケの方が見たいデータ、SNS担当の方が見たいデータを一元提供することで、プロジェクト内のコミュニケーションが円滑になればという思いで開発しています。今後もさらに質の高い情報提供を目指して、引き続き機能のアップデートしていきたいと思います。」
――本日はお時間いただき、誠にありがとうございました。