VTuberタレントマネージャーとしてVTuber業界に転職できる?
VTuber業界が発展している中、VTuberタレントマネージャーとして転職しVTuber事業に関わるという選択肢もあります。本記事では、VTuberタレントマネージャーとしての転職を検討している方に向け、その魅力や将来性・転職方法などを解説していきます。
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- 1VTuberタレントマネージャーとは?
- 1.1VTuberタレントマネージャーの仕事は?
- 1.2メタバース×VTuberタレントマネージャーの仕事の魅力は?
- 2VTuberタレントマネージャーの年収
- 3VTuberマネージャーの将来性
- 3.1VTuberタレントマネージャーの需要と求人
- 3.2VTuberタレントマネージャーのキャリアパス
- 4VTuberタレントマネージャーとして転職するために必要なもの
- 4.1VTuberタレントマネージャーに必須のスキル・資格
- 4.2VTuberタレントマネージャーに求められる人物像
- 5VTuber業界未経験でも転職できる?求人はある?
- 6VTuber業界への転職活動とは?求人は?
- 6.1VTuberタレントマネージャーの求人の探し方
- 6.2VTuberタレントマネージャーの志望動機のポイント
- 7VTuberタレントマネージャーとしてVTuber業界に転職しよう!
VTuberタレントマネージャーとは?
VTuberとは、Live2Dや3DCGなどで描かれたアバターを用いて活動する配信者のことです。
VTuber業界は誕生して5年。まだまだ新しい業界であり、市場規模も今後さらに拡大していく可能性があります。
そんなVTuberに関わる職業で最も有名なものは、VTuberタレントのマネージャーでしょう。
マネジメントの経験がある人は、VTuberタレントマネージャーとしてVTuber事業に関わることができます。
VTuberタレントマネージャーの仕事は?
VTuberタレントマネージャーは、VTuber事務所に所属するタレントを売り出していく重要なポジションとなります。
担当のVTuberタレントのスケジュール管理やメンタルケア、商品やイベントの企画立案・進行管理、社内外との調整や交渉、活動内容に対するアドバイスなどを行います。
VTuberの活動するプラットフォームは多様化しており、REALITY、IRIAM、17Live、Twitch、Mirrativ、SHOWROOMなどの配信プラットフォームや、cluster、VRChatなどのメタバースプラットフォームが利用されています。
認知度が高くなり参入もしやすくなった状況下で、VTuber全体の母数も増えています。その中で担当タレントが人気を得るための方法を探り、一対一で真摯に向き合う必要があります。
メタバース×VTuberタレントマネージャーの仕事の魅力は?
VTuberタレントマネージャーの仕事の成果は、担当タレントのファンや世間の反応として目に見える形で反映されやすかったり、明確な数値として伸びを実感しやすかったりします。実現したいことにスピード感を持って取り組めることが魅力です。
また、進化していくメタバース領域に触れながら、その活用方法をVTuberを通して見出していくチャンスもあります。
現段階でメタバースでの配信やイベントを行うVTuberは多数存在し、メタバースに造詣が深いVTuberも見受けられます。世界最古の個人系VTuberとして有名な「バーチャル美少女ねむ」さんはメタバース原住民であり、「メタバース進化論」という解説本も出版するほどです。
今後もメタバースとVTuberの接点はさらに多くなってくることが予想されますので、成長中の両分野に深く携わることができます。
VTuberタレントマネージャーの年収
求人サイトに掲載されているVTuberタレントマネージャーの年収を見てみると、350万〜700万円の範囲が多いです。低くて300万円、多くて1000万円といったところでしょう。
経験やスキルに応じて上がるため、タレントマネージャーとしての実務経験がある場合は、比較的高い水準の年収が見込めるでしょう。
下記リンク先のVTuberタレントマネージャーの求人の年収は、400万円〜1000万円となっています。
VTuberマネージャーの将来性
まず、VTuberの展望についてそれぞれ見ていきましょう。
- VTuber
株式会社ユーザーローカル提供の「ユーザーローカル VTuberランキング」は、VTuberの人数が2022年11月28日時点で20,000人を突破したことを発表しました。
認知度も高くなり参入が容易になった今、さらに多くのVTuberが存在するでしょうし、今後も市場規模は拡大していくことが予測されます。
上記のように、VTuber市場は長期的な展開と将来性が期待できます。VTuber市場に関連する魅力的な職種として、VTuberタレントマネージャーの需要とキャリアパスについて説明していきます。
参考:
VTuber(バーチャルYouTuber)、ついに2万人を突破(ユーザーローカル調べ)|株式会社ユーザーローカル プレスリリース
VTuberタレントマネージャーの需要と求人
VTuber市場が拡大する中で、VTuberを裏で支えるタレントマネージャーのニーズや求人が増えてきています。
また、長年ゲーム・エンタメや音楽、ITなどの業界で基盤を作ってきた数多くの大手企業もメタバース・VTuber事業に注力し始めています。
VTuber事業に腰を据えてしっかりとブランディングしていく企業やプロジェクトが増加するとともに、VTuberタレントマネージャーの需要もますます高まっていくでしょう。
VTuberタレントマネージャーのキャリアパス
VTuberタレントマネージャーのキャリアアップ方法として、まずは経験や実績を積み事務所内での昇進を目指す方法が挙げられます。
昇進すると、担当外のタレントも含めた営業活動や、ほかのマネージャーのサポート的な役割を請け負う機会も生まれます。管理職になると、後方の管理業務が中心になります。
また、それまでの仕事で培ってきたVTuberやメタバースなどへの知見や人間関係などを生かし、社内の新しいプロジェクトの立ち上げに関わり重要なポジションに就ける可能性もあるでしょう。
さらに市場が拡大すれば、独立して新しいVTuber事務所を立ち上げる道も考えられます。
VTuberタレントマネージャーとして転職するために必要なもの
実際にVTuberタレントマネージャーとして転職するには何が必要なのでしょうか。
もちろん求人によって必須要件・歓迎要件・求める人物像は異なりますが、以下ではそれぞれを網羅的にご紹介します。
VTuberタレントマネージャーに必須のスキル・資格
VTuberタレントマネージャーになるために必須の資格はありません。
特定の資格よりも、Vtuberへの強い興味・関心とマネジメントのスキル・経験が求められます。
アーティスト・配信者・YouTuberなどのタレントマネージャーとしての実務経験が必須要件となっている求人もあれば、歓迎要件として記載されているものの必須ではない求人もあります。
VTuberタレントマネージャーに求められる人物像
転職においては、要件をクリアしているだけでなく、企業の求める人物像に合致しているかどうかも重要なポイントです。
VTuberタレントマネージャーに求められる人物像として挙げられるのは、以下の通りです。
求められる人物像の例
- VTuberへの興味関心
- ビジネス視点での問題解決能力がある
- 最新のトレンドとテクノロジーへの理解がある
- タレントとしっかり向き合うコミュニケーション力
特に大事なのは、やはりコミュニケーション能力でしょう。具体的には、タレントに向き合い寄り添う共感力、傾聴力、真意を汲み取る力、社内外との様々なやり取りをスムーズに行える力などが求められます。
また、何よりVTuberというコンテンツやエンタメが好きで、熱意を持って取り組めることも大切です。その上でどのような企画を実現すればファンが喜ぶのかを、主体性・柔軟性を持ってビジネス視点で考える必要があります。
VTuber業界未経験でも転職できる?求人はある?
VTuber業界未経験であっても、VTuberタレントマネージャーとして転職することは可能です。
他業界からの転職でも、マネジメント経験があれば十分そのスキルを活かすことができます。
エンタメ業界に関わってきた方やこれまでの業務で営業、教育、顧客折衝などの経験がある方などにも、その能力をアピールすればチャンスがあります。
とは言え、VTuberに関する知識は身に付けておくべきでしょう。
書籍や資料、ネットから情報収集するだけでなく、実際にVTuberの活動に触れることや、VTuberの領域を好きになったり、全体像を理解することも大切です。
VTuber業界への転職活動とは?求人は?
VTuberタレントマネージャーの転職活動は、一般的な転職活動と同じように、求人の探し方や応募方法を把握することから始めます。
以下では、求人の探し方と志望動機のポイントについて解説していきます。
VTuberタレントマネージャーの求人の探し方
VTuber関連の事業を展開している企業の採用サイトや、求人サイト・転職支援サービスなどから求人情報を収集し、応募先を選定します。
グリーグループでは、VTuber事業において積極採用を行なっています。VTuberタレントマネージャーの募集もあるので是非チェックしてみてください。
VTuberタレントマネージャーの志望動機のポイント
履歴書や職務経歴書などの応募書類を準備する上で、志望動機は最も重要な項目の一つです。応募する企業ごとに、以下のポイントを意識して簡潔にまとめましょう。
志望動機に書くべきポイント
- その企業でなければいけない理由
- 経験・スキルをどのように活かすか
- VTuberやメタバースについての強い興味・関心や学習意欲
その企業でなければいけない理由
その企業を志望した理由について説得力のある内容を書けるよう、企業の事業内容やビジョン、業務内容についてしっかりと調べて理解を深めましょう。
その上で、自分の軸やキャリアビジョンなどとの接点を見出していく必要があります。
経験・スキルをどのように活かすか
これまでの経験・スキルを転職先でどのように活かせると考えているか、根拠となる過去の実績やエピソードをもとに具体的かつ簡潔に書きましょう。
自分のマネジメント・サポート経験により、担当VTuberの高い成果に繋がることを伝えられると良いです。
VTuberやメタバースについての強い興味・関心や学習意欲
VTuberやそれに関連する知見があること、VTuberプロジェクトへの参加実績があることなど、知識や経験があれば盛り込みましょう。
VTuber・メタバース業界未経験であっても、強い興味・関心と意欲をアピールしましょう。
VTuberタレントマネージャーとしてVTuber業界に転職しよう!
VTuberは、今後もますます注目を集める魅力的な分野です。
VTuberタレントマネージャーは、急速に発展するVTuber事業を支える重要な存在として、需要の増加と将来性が期待できるでしょう。