第1作の発売から実は14年! 最新作「アクション対魔忍」はスマホで登場! もちろん老若男女、全年齢対応! - ガメモ
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東京ゲームショウ2019の初日で最大のサプライズ作品といえば、間違いなく上がるのが「アクション対魔忍」です。
アダルトゲームの人気シリーズ「対魔忍アサギ」の最新作として公開されるや、Twitterトレンドで作中に登場するキーワード「感度3000倍」がツィート数日本一になるなど、内閣改造や台風の深刻な被害もあるなか「日本平気か!?」と不安になるほどでした。
まさか本当に全年齢対象のアクションになるとは!
公開されているティーザーサイトではムービーとストーリーが公開されているだけで、システムや登場するキャラクターもムービーに登場した主要キャラ以外は現在のところ、わからない状態。どうしても早く知りたい方は東京ゲームショウの「アクション対魔忍」ブースで実際に遊ぶしかありません。
ただ公開されたムービーのアクションシーンを見る限り、高速移動しながら気持ちよく連続攻撃を叩き込んでいくコンボアクションゲームのようです。使用するキャラクターによってコンボや必殺技が変わるのが特徴だと思われます。
公式のYouTube動画には海外の対魔忍勢のコメントも多く寄せられ、日本でのサービスが開始された後の世界展開にも注目したいですね。
「対魔忍アサギ」が発売された14年前ってどんな感じだったの?
ここで「対魔忍アサギ」シリーズの復習をしたいと思います。「対魔忍アサギ」は2005年に発売されたアダルトPCゲームです。
2005年のアダルトゲームといえば、前年に発売された「Fate/Stay night」の影響もあり、アダルト描写よりもシナリオやゲーム性に重点が置かれたゲームが人気になっていました。「Fate/Stay night」のファンディスク「Fate/hollow ataraxia」や「刀剣乱舞」の開発で知られるNitro+の剣戟アクション「刃鳴散らす」、あかべぇそふとつぅの「車輪の国、向日葵の少女」などがヒット作となりました。
一昔前までは「『Fate』は文学」と笑っていたのに、今では「Fate/Grand Order」の原作がアダルトゲームだったと言うとFGOガチ勢に怒られるという話がありました。それが原因なのか知りませんが「Fate/Stay night」と「Fate/hollow ataraxia」のPC版が今年の6月に復刻発売されましたね。
そうなりますとカウンターも働き始めることになりまして、純粋な100%混じりっ気なしのエロゲーを望む層も出てきます。
そんなエロゲー原理主義者にヒットしたのがLiLithの発売した「対魔忍アサギ」でした。
「対魔忍アサギ」は当時の業界では主流ではないダウンロード販売でなおかつ低価格、単純明快なシナリオと従来のヒット作のまったく逆を行く展開でヒットしました。
アダルトコンテンツのパラダイムシフトを乗り越えた作品
このヒットの背景には、2003年からサービスが始まった「DMM.com」の影響が強いと思われます。このメディア販売サービスの台頭でアダルト作品はダウンロードで入手したほうが便利と消費者が知ってしまったわけです。
また、価格もアダルトPCゲームが8800円(税抜)が主流の価格帯の中で、1980円(税込)で動画がダウンロードできてしまうとなったら、アダルトゲームに物語もキャラ萌えも求めていない層はそちらに流れてしまいます。
ダウンロード販売という新しく台頭してきたアダルトコンテンツの大きな波に乗った形となりヒットした「対魔忍アサギ」は、その後もタイトルを重ねて14年。ついには一般作となってスマホに登場しました。
今回は100%混じりっ気なしのアクションゲームです。ポロリなんかに期待せずに情報受信アンテナの感度を3000倍にして、続報を待ちましょう。
【公式】アクション対魔忍 Twitter:@actiontaimanin