【ゲーム業界用語集】RPGツクール(Maker)とは|意味や解説
ゲーム業界用語の中で、意味がわからない専門用語などはありませんか?
この記事では「RPGツクール(Maker)」について、意味や定義を解説していきます。
ゲーム制作の流れ
「RPGツクール」では、下記の行程でゲーム制作を行います。
バージョンの更新、プロジェクトの作成
不具合の修正や新機能追加によりアップデートが配信されている場合がありますので、確認して更新します。
その後、新規プロジェクトを作成します。
マップ作成
マップの新規作成や基本設定を行います。
サンプルマップをそのまま用いてもOKです。
テストプレイ
キャラクターや乗り物を配置して、このタイミングでテストプレイを一度行ってみましょう。
ゲームデータの編集が同時に可能なので、デバッグ作業も行えます。
データベース構築
プレイキャラクターや敵のステータス、アイテムのデータなどをまとめて「データベース」といいます。こちらの登録作業を行います。
サンプルデータを用いることも可能です。
エンカウント設定
「ツクール」シリーズでは、マップを歩いているとランダムで敵とのバトルになる「ランダムエンカウント方式」を採用しています。
敵キャラやグループの設定を終えたら、マップエンカウント率の設定を行います。
戦闘背景の設定も行うことができます。
イベント作成
NPCとの会話、マップ移動、宝箱の設置などを「イベント」と呼びます。
「イベント」はもっとも基本的な「マップイベント」「バトルイベント」「共通イベント」に大別することができ、それぞれに合わせたイベントを設定します。
プラグインの導入
「RPGツクールMV」以降の作品では、メニューのレイアウト変更や特殊効果武器の作成など、基礎的な機能だけでは実装できないものを「プラグイン」を導入することで実装できる場合があります。
必要に応じてこちらの導入、設定を行います。
オープニング、エンディング作成
オープニング専用のイベント作成をしたり、エンディングでスタッフロールを挿入することなども可能です。
こちらも行っておくと、よりゲームとしての完成度が増します。
不具合修正、バランス調整
最後の作業です。
ゲームにはバグが必ずと言っても良いほど存在します。
また、想定するイメージと実際のゲームバランスが異なることもあります。
最後まで気を抜かずにテストプレイをしっかり行いましょう。
まとめ、無料体験版の紹介
「RPGツクール」シリーズの解説を行いました。
ゲーム制作というとハードルの高そうなイメージがありますが、「RPGツクール」を購入すれば気軽にゲーム制作を行うことができます。
公式サイトから30日間無料の体験版配布も行われていますので、興味のある方はそちらから試してみましょう。
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