ダーツがもたらす感動体験とは? 人と人、場と場をつなぎ合わせる|株式会社ダーツライブ

ダーツがもたらす感動体験とは? 人と人、場と場をつなぎ合わせる|株式会社ダーツライブ

ダーツがもたらす感動体験とは? 人と人、場と場をつなぎ合わせる|株式会社ダーツライブ

コンテンツ [表示]

  1. 1人と人、場と場をつなぎ合わせる
  2. 1.1オンラインダーツで広がる世界
  3. 1.2ダーツブームの歴史
  4. 1.3イベントでさらなるブームを
  5. 1.4コロナ禍での試み
  6. 2ダーツで社会貢献へ
  7. 2.1地方のエンタメとしてのダーツ
  8. 2.2ダーツライブの社風
  9. 3ダーツライブサービスの将来
  10. 3.1世界のダーツシーンを盛り上げる
  11. 3.2読者へメッセージ
  12. 3.3ダーツライブ様公式

人と人、場と場をつなぎ合わせる

――本日はよろしくお願いいたします。

 

――さっそくですが、貴社のダーツ事業の特徴を教えていただけますでしょうか。

宮崎様1

 

宮崎様(以下、宮崎と表記)「ダーツ事業では『&でつながる感動体験を』というブランドコンセプトを大切にしています。」

 

宮崎「ダーツライブが所属するセガサミーグループが掲げるグループミッションは『感動体験を創造し続ける』なのですが、その中でも、ダーツライブは人と人、場と場のつなぎ合わせを通じた感動体験にこだわって20年サービス展開をしてきました。」

 

宮崎「ダーツというと、的当てゲームだとか、お酒の場でのちょっとした遊びみたいなイメージがあるかもしれませんが、実はダーツは一番のコミュニケーションツールだと考えています。」

 

宮崎「このダーツというコミュニケーションツールを使って、今まで出会ったことがないような人たち同士が出会える、そういったつなぎ合わせを一番意識しています。」

オンラインダーツで広がる世界

 

宮崎「2000年代前半の、ダーツライブがまだ無くオフラインのマシンでダーツがプレイされていた頃も、店内でお客さん同士の交流はあったと思うのですが、他の店舗との交流・広がりというのはなかなか難しいものでした。」

 

宮崎「しかし弊社がオンラインダーツを提供して以降、ランキング上でのプレイヤーのつながりができ、ICカード(プレイヤーのスコアが記録されるカード)を使ってプレイヤーの実力を可視化することができるようになりました。」

 

宮崎「これにより、『あのお店に上手いプレイヤーがいるらしい』と、オフラインだと知ることができなかった情報で他のお店に出かけていくというような動きが生まれて、今までになかった人と人のつながりを作れたと思っています。」

 

宮崎「あとは『レーティング』というプレイヤーの実力を可視化する機能によって、会話のきっかけが生まれたことは大きかったと思います。」

 

宮崎「それ以前は『あの人が強いらしい』というぼんやりとした評価しかできていなかった状況から変化し『レーティングいくつ?』といった会話のきっかけや対戦のきっかけが生まれました。お店の大会でもマッチングの指標となることで、ペアを組んだプレイヤー同士の交流にもつながっています。」

 

宮崎「データという無機質なものがそういった交流につながっていくことは、我々としてもデジタルとリアルが融合した嬉しい体験だと思っていますし、それを続けて提供していくことが我々の特徴でもあります。」

レーティング制度がダーツコミュニティを拡張する

 

――20年前に設立した当初から、『人と人・場と場のつなぎ合わせ』をベースにサービス展開をしているとのことですが、当時はダーツそのものが普及し始めた頃だと認識しています。

 

――オフラインのみで体験を終えているケースもあると思うのですが、もう一歩踏み込んでオンライン化したところに新しい世界が広がるのですね。

 

宮崎「一般的にボウリングやカラオケなどで遊んでも、オンラインでデータを残すという感覚は持っていない人が多いと思いますが、ダーツライブにおいては多くのユーザーがオンラインサービスを楽しんでくださっています。一過性の遊びで終わらず趣味として継続的に楽しむ人が多く存在している為、人と人の交流に繋がっていると考えています。」

ダーツブームの歴史

――この20年間の中で、周りを取り巻く環境も変わったと思うのですが、その歴史について伺いたいです。

 

宮崎「2000年代ではバーで遊ぶことが主流でしたが、2010年代以降からネットカフェやゲームセンターなど、昼間でもダーツを遊べる場が増えていきました。そこが大きな変化だったと思います。」

 

宮崎プロ団体が出来てからは、競技面としてダーツを楽しんでいるお客さんも増えたので、そういう方が練習するために昼間のニーズができたのだと思います。」

 

宮崎「2010年代後半になってくると、首都圏を中心に大型ダーツバーが増え、会社の帰りに遊ぶなど、再度ナイト市場でのニーズが高まりました。ちょうどこの頃にダーツブームは絶頂期を迎えていました。」

 

宮崎「2020年代のコロナ禍以降は、家庭用ダーツが存在感を増してきました。元々家庭用ダーツは展開していましたが、あくまでオフラインでの使用が前提でした。コロナ禍での巣ごもり需要を皮切りにアプリでのオンライン対戦機能を実装し、現在は家庭用からダーツを始めるユーザーも生まれる状況にまでなりました。」

 

宮崎「コロナ禍の後は、家庭用のニーズが下がる心配と、反対に家庭用ばかりにニーズが集まる不安もありましたが、結果的に今は両方ともニーズが上がっている状態です。」

 

宮崎「家庭用を引き続き楽しむプレイヤーもいますし、業務用のリアルな場にもプレイヤーは遊びに来ています。家庭用と業務用を行き来しているプレイヤーもいて、うまくシンクロしていると思います。」

――両方でしっかり人口を増やし、継続的な需要も両方で獲得されたのですね。

イベントでさらなるブームを

――イベントについてですが、大々的に開催し始めたのはいつ頃なのでしょうか。

 

宮崎「2006年に『ダーツライブパーティー』というイベントを初めて開催し、2016年からは『日本ダーツ祭り』を新たに始めました。今年は9300人の動員数となっています。」

 

宮崎「ダーツライブとしては、大会に出ることになかなか踏み切れない人たちへ、大会を体験してほしいという思いがあり、大会における新規層を創出したい狙いがありました。」

 

宮崎「それまで、大会に出るには煩雑な手順が必要でしたが、我々はオンラインに繋がっている強みを活かし、筐体にカードを挿しダーツ機を通じてエントリーできるようにしました。カジュアル層も出場しやすい大会になるように、『ダーツ祭り』という敷居を下げた名称にしました。」

 

宮崎「今年はファミリーやカップル、女性プレイヤーも含めていろいろな層のひとたちに参加していただいた大会になり、これこそ人と人・場と場を繋ぐことだと感じました。」

コロナ禍での試み

――この20年の中でコロナ騒動が一番大きなインパクトだったと思うのですが、事業としては大きな落ち込みはなかったのでしょうか。

宮崎「ダメージはありました。どんなに投資をしても筐体を置いていただいているお店が動かない以上どうしようもなく、またその時期には社会の目もあり、お店に行きたくなるようなキャンペーンが打ち出せませんでした。」

 

宮崎「大会についても、開催するか社内で都度議論になり、2020年あたりは何もできない状況でした。お店に行けない状況になると離れてしまうお客さんもいて、この頃はなんとか踏ん張っていたのが実情です。」

――その中でもコミュニティを大切にする方針は変えなかったのでしょうか。また、コロナ禍がきっかけでセガサミーグループのコンテンツ技術が進化した面はありますでしょうか。

宮崎「そうですね。方針はそのままでした。出来ることをやろうということで、オンラインで国と国を繋いだプロの大会を開催し、映像で楽しんでもらう形を取ったりしました。」

 

宮崎「また、ダーツの楽しみ方の一つとして、複数人で試合に参加できるリーグ戦があります。お店とお店を行き来して、上位に入ると次のステージにいける、というスポーツに良くある仕組みです。

 

宮崎「しかし今まで通りの開催方法だと、多くの対戦相手と試合をし、また店の中も密集してしまう問題があるので、コロナ禍では『グローバルリーグ』という通信回線を用いたリーグ戦機能が重用されました。」

 

宮崎「その結果、コロナ後もグローバルリーグの利便性を理解していただき、新しい形のリーグ戦を開催されている事業者様もいらっしゃいます。」

ダーツで社会貢献へ

――ダーツライブさんのイベントやビジネスの魅力についてお伺いしたいです。特に社会貢献につながるようなイベントを多く開催されていると思うのですが、何かコンセプトはあるのでしょうか。

宮崎「2020年に『スポーツダーツプロジェクト』という取り組みをスタートしました。こちらはセガサミーグループのサステナビリティの取り組みの一環です。SDGsを意識し、ダーツというスポーツを多様性の社会で活用してほしいと、様々なご提案をさせていただいています。」

 

宮崎「ダーツというのは性別、年齢、障害の有無に関係なく、同じルールで競える希少なスポーツだと考えています。なので、まだその価値を認識されてない方々に体験していただこうという思いから始めました。」

 

宮崎「様々な場所で活動していますが、そのうちの一つとして、中高生を中心とした児童館に業務用マシンを設置させていただきました。」

 

宮崎児童館にはダーツ以外にもテレビゲームや漫画等中高生が楽しめるコンテンツがそろっていますが、そういった場所に通っている中高生が積極的にダーツを通じて交流したり、技術を高めあったりしています。その中にはAフライトと呼ばれる高スコアを出すほど上達した方もいて、今年の夏開催した競技会にも多くの中高生が参加してくれました。

 

宮崎「競技会を見ていると、やはりダーツはスポーツだと思えるようなシーンも創出できています。そういった取り組みを発展させ、『ダーツ部つくろうキャンペーン』という企画で各学校にダーツ機材の支援活動も行っています。まだ数は少ないですが部活動の立ち上げに協力し、いくつかの学校で活動が始まっています。」

学校での活動の様子

学校での活動の様子

――コミュニケーションにすごく役立っており、地域の活性化にも貢献していると感じました。

宮崎「ダーツは世代を超えて楽しめるものなので、もっと積極的に活動を増やしていきたいと思っています。」

ダーツで社会貢献

地方のエンタメとしてのダーツ

宮崎「地方の過疎化の問題についてはエンタメが重要だと思っています。」

 

宮崎「地方では、エンタメの選択肢は多くありません。ましてや世代を超えて楽しめるようなものがなかなかないのが現状ではないでしょうか。しかしダーツは省スペースに設置ができ、リアルでもオンラインでも様々な人と同じルールで平等にプレイすることができます。

 

宮崎「なにより、世代と地域間の壁を越えて楽しむことが出来るところは、他のエンタメに比べ非常に高い優位性だと感じています。もっと広げていくことで、各地域の活性化に貢献していきたいです。」

はじめてのダーツチャレンジ

https://sportsdarts.jp/

ダーツライブの社風

――ダーツの「手軽に始められる」という利点を活かし、魅力をうまく引き出しながら、サービスを提供されているように見えます。何か会社としての文化や方針があるのでしょうか。

宮崎ダーツライブ社の特徴として、開発・営業・プロモーション・コーポレートの社員がワンフロアに集まってすぐに話し合える社風があります。そういった環境を活かしたコミュニケーションを大切にする社風がありますので、機動力は高いと思います。」

 

宮崎「制度も含めて社内コミュニケーションをすごく大事にしています。社員同士が仕事でもプライベートでも良いコミュニケーションを取れるように、会社としても積極的に支援しています。」

 

宮崎『コミュニケーションデー』という日を設け、社員全員でオフィス以外の場所で遊ぶイベントを開催しています。『遊び』がテーマの企業なので、会社としても重要なイベントとして捉えています。」

――福利厚生としてもコミュニケーションを支援するような制度があるとの事ですが、具体的にはどのような内容ですか?

宮崎「『ASOBO』と言って、社員が5名以上集まって、カラオケや飲食、イベント参加など、プライベートでエンタメを通してコミュニケーションを図る際に、一人あたり2000円の補助を行うことで、交流を支援しています。」

 

宮崎「私たちは毎日フロアで顔を合わせながら新しいサービスを作っていたのですが、コロナ禍でリモート業務なども増え、雑談の中から生まれるアイデアというのも希薄になってしまいました。それを取り戻すために新しい仕組みを作ったという経緯です。」

 

宮崎「遊ぶことも仕事のうち、という気持ちもあります。やはり社員同士のコミュニケーションが取れていると、仕事も円滑に進むと思います。」

社員同士のコミュニケーションが取れていると、仕事も円滑に進む

https://www.dartslive.co.jp/shine/20230718/

ダーツライブサービスの将来

――『サービスの将来について』というお題でお伺いします。これからのサービス展開、またこれから挑戦する分野について、お話できる範囲で構いませんのでお聞かせいただけますか?

宮崎様2

宮崎「まずはリアルのコミュニケーションに加えて、オンライン上のコミュニケーションを強化する必要があると感じています。」

 

宮崎「その実践としてオンライン空間に仮想ダーツバーを開き、βテストを行いました。みんなで集まれる空間を用意し、交流や対戦を行い、いずれはリアルの交流に繋がれば嬉しいです。」

 

宮崎「その先の企画はまだ計画中です。我々としてはやはり現実世界での出会いや交流を大切にしたいのですが、そもそも接点がなければつなぎ合わせができないので、そういったオンラインを通じたコミュニケーションの強化は課題として考えています。」

――現実世界にプラスするような形で交流の手助けをしていらっしゃるのですね。

宮崎「元々やってきた分野ではありますが、世の中でもオンラインでの文化が広がっているので、より手を入れていきたいところです。」

 

宮崎「あとは、先ほどお話したスポーツダーツについて、この取り組み自体が発展し、ダーツを始める場や文化作りに尽力していきたいと考えています。」

 

宮崎「一般的なスポーツと同じように、もっと気軽にダーツが楽しめる世界にしていきたいです。10代でダーツを始めた人が大人になっても趣味としてダーツを楽しんだり、プロとして活躍したり、バーで楽しんだり、家族で楽しんだりといったダーツを通じて交流してもらえるような社会にしていきたいです。」

――これからメタバースが発達していく中で、リアル以上にコミュニケーションを取れるようになる可能性もありますね。

世界のダーツシーンを盛り上げる

宮崎「世界のダーツシーンをもっと盛り上げていきたいと考えています。来年で10回目の開催となるSUPER DARTSという、優勝賞金1000万円の観戦型の大会が5月に開催されます。この大会をより世界のダーツシーンを感じられる大会として今後発展させたいと思っています。」

 

宮崎「世界にもダーツライブは進出していますが、まだまだ発展途上です。SUPER DARTSの規模をもっともっと大きくし、誰もが憧れる舞台を創出することで、世界中にダーツライブを通じた繋がりを広げていきたいと考えています。」

SUPER DARTS

SUPERDARTS2018_赤坂BLITZ

https://www.dartslive.com/superdarts/ja/

読者へメッセージ

――最後の質問になりますが、GAMEMOの読者にメッセージをお願いします。

宮崎「ダーツは人と一緒にプレイするのが一番楽しいと思いますが、一人でも気軽にはじめられるスポーツです。身近なところにダーツが楽しめる場はたくさん増えているので、今からはじめられる趣味としてもダーツはすごくおすすめです。」

 

宮崎一人で始めたダーツでいつの間にかたくさんのダーツの輪が広がっている、というようなコミュニケーションツールとしてのサービス提供をこれからも行っていきます。」

宮崎一歩踏み出して始めてもらえれば、きっと楽しい体験が出来ると思います。リアルでもオンラインでも、ぜひダーツに触れてみてください。

――本日はお時間をいただき、ありがとうございました。

ダーツライブ様公式

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ちゃこし
ライター

ちゃこし

元フロントエンドエンジニア。文章・イラスト・マンガの三本槍でものごとを伝えていきます。皆様にとって少しでも面白いと感じられる記事をお送りしていきたいです。

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