成功する「ゲーム企画書の書き方」 ガイド|初心者から経験者まで対応

成功する「ゲーム企画書の書き方」 ガイド|初心者から経験者まで対応

成功する「ゲーム企画書の書き方」 ガイド|初心者から経験者まで対応

この記事では、「ゲーム企画書」の書き方を、初心者から経験者まで参考にできるよう、「具体的な作業内容」「制作に必要な考え方」「市場調査やトレンド分析の方法」などを解説します。
就職や転職の際に必要なポートフォリオ制作の際にも活用してください。

コンテンツ [表示]

  1. 1ゲーム制作の流れ
  2. 1.1①企画
  3. 1.2②プロトタイプの開発
  4. 1.3③本開発
  5. 1.4④デバッグと調整
  6. 1.5⑤リリースとアフターサポート
  7. 2具体的な企画書の書き方
  8. 2.1必要ツールと作業要点
  9. 2.2基本構成
  10. 2.3執筆のコツ
  11. 3成功事例から学ぶ企画書の書き方
  12. 3.1簡潔で明確なコンセプト定義
  13. 3.2差別化要素を強調する
  14. 3.3プレゼンテーションに工夫を加える
  15. 3.4市場調査とトレンド分析を行う
  16. 4通りにくい企画書と解決策
  17. 4.1文字が小さい、色使いが見にくい
  18. 4.2文量が多い
  19. 4.3メリットを伝えられていない
  20. 4.4既存例を引用し過ぎている
  21. 4.5一つの要素に過度に依存する
  22. 5企画書制作の成功に向けて
  23. 5.1未経験者と経験者で、求められるスキルは異なる
  24. 5.2読み手への気遣いが成功につながる
  25. 5.3まとめ

ゲーム制作の流れ

ゲーム制作の流れ

ゲームの企画書を書くためには、まずはゲーム開発の流れを理解しておくことが必要です。
企画書の具体的な書き方を考える前に、まずはゲーム制作の考え方を理解しておきましょう。

①企画

企画書はゲーム開発における一番最初の「企画」の段階で必要になります。

​​​​​​​アイデアの構築

ゲームの企画は、独創的なアイデアから始まります。
どのようなゲームを作りたいのか、どのような体験をユーザーへ提供したいのかを決定します。

ターゲットの設定

しっかりとターゲットを設定することが成功の鍵です。
どのような層に向けたゲーム制作であるのかを明確にします。

ストーリーとキャラクターデザイン

どのような物語であり、どのようなキャラクターを登場させるかを検討します。
ゲームの性質により異なりますが、プレイヤーをゲームに引き込むためには、魅力的なストーリーやキャラクターが必要となる場合が多いです。

ゲームデザイン

ゲームプレイの設計やルールをデザインします。

②プロトタイプの開発

①で考えたアイデアやデザインが、実際のゲームプレイでどのように機能するかを確認します。

③本開発

アート、プログラミング、サウンドなどの様々な要素を集結させ、本格的なゲーム開発を行います。

④デバッグと調整

開発したゲームをテストプレイし、バグや問題を発見・修正し、調整を行います。

⑤リリースとアフターサポート

開発したゲームのリリースを行います。
リリース後もプレイヤーからのフィードバックを受け付け、必要に応じてアップデートやサポートを提供します。

これらの基本的なステップを踏むことで、新たなゲームが生み出されています。

具体的な企画書の書き方

「ゲーム制作の流れ」を理解したら、企画書を書くための具体的な方法を解説します。

必要ツールと作業要点

必要ツールと作業要点

PowerPointやGoogleスライドを使う

企画書を書くためには、WordやGoogleドキュメントではなく、PowerPointGoogleスライドを使うことを推奨します。
理由は下記の通りです。

  • 図表やグラフ、画像を挿入してプロジェクトの要点を分かりやすく伝えられる。
  • アイデアやポイントをまとめ、必要な情報を簡潔に伝えやすい。
  • 企画は「伝えることが目的」であるため、プレゼンテーションが必要なことも多い。PowerPointやGoogleスライドであらかじめ制作することで、プレゼンテーションを行いやすくなる。

シート数はなるべく少なくする

スライド数は多くしすぎず、タイトルスライドを除き5枚程度を目標にまとめます。
簡潔ながらも重要な情報が詰まっている「わかりやすさ」が重要です。

用紙設定はA4サイズにする

特に指定がない限り、用紙設定はA4サイズにします。

文字に統一感を持たせる

文字のサイズ・色・フォントに統一感を持たせると、読みやすさを向上できます。
異なる文字サイズや色の使いすぎは見づらくなるので、注意しましょう。

基本構成

企画書の基本的な構成例を解説します。
制作時の目安にしてください。

①タイトル

タイトル

冒頭で、プロジェクトのタイトルや企画者の情報を掲載します。

②企画概要、目的

次のページ

成功事例から学ぶ企画書の書き方

おすすめの記事

Recommended Articles
  • ゲーム企画の伝え方 〜より良い企画を作成するために抑えるべきポイント〜

    2024.02.13

  • 【完全版】ChatGPTを使いこなすための汎用プロンプト16選

    2024.03.22

  • ChatGPTを使ったゲーム企画書の書き方|すぐに使えるプロンプトと実例

    2024.03.22