次世代対話型AIアシスタントClaude 3とは?|概要や使い方
人工知能のスタートアップ企業、米Anthropic(アンソロピック)は米国時間2024年3月4日、次世代AIモデル「Claude 3」を発表しました。
Claude 3の上位モデル「Opus」はGPT-4を超える性能を持つと言われ、学術ベンチマークでも同等以上の結果を示しています。
本記事では、「Claude 3」の概要や始め方、使い方を解説します。
Claude 3は3𝑥^2 - 8𝑥 + 6と回答。こちらも正解です。
高校レベルの数学も間違えることなく、正答しました。
乗算、因数分解、微分を試しましたが、どれも正確な回答を導き出しました。
Claude 3は数学的処理能力も高いことが分かります。
OCR機能
OCRとは画像データのテキスト部分を認識し、文字データに変換する機能のことです。
PDF化したGAMEMOの記事の文字起こしを試してみます。
一字一句間違えることなく、完璧にPDFファイルを文字に起こしてくれました。
かつ、指定したページだけを文字に起こしてくれています。
書類などをテキストデータに変換したい時などに活用できそうです。
画像認識機能
画像認識機能は、Claude 3に備わっているさまざまな機能の中でも特に注目されています。
Claude 3の画像認識機能を活用すると、写真、チャート、グラフ、図面など、多様な画像を処理することが可能です。
画像の情報分析
ロイヤリティーがフリーで利用できる画像サイト「pixabay」から引用して、犬を抱えている女性の写真を読み込ませてみます。
Claude 3は、画像から犬と女性が写っていると認識することができています。
また、画像から「犬は黒と灰色の長い毛並みで、おそらくミックス犬種」と犬の特徴や犬種まで読み取ることができています。
さらに、「全体的に温かみのある家族的なシーン」と画像からどのような雰囲気であるのか所見を伝えてくれています。
画像から詳細な情報を認知
つぎに夜の渋谷スクランブル交差点の画像を読み込ませてみます。
そして「ここはどのような場所ですか」と質問します。
画像情報だけで詳細な場所を特定することができました。
Claude 3の画像認識能力は、かなり精度が高いことが分かります。
まとめ
次世代対話型AIアシスタントClaude 3について紹介しました。
Claude 3は、私たちの生活や仕事を大きく変革する可能性を秘めた次世代対話型AIアシスタントです。
無料モデルのSonnetでも十分な実用性が備わっています。
Claude 3のSonnetを使用して、より高度な機能や処理能力が必要になった場合は上位モデルであるOpusの検討をしていいかもしれません。
今後、コストパフォーマンスに優れたモデル「Haiku」の提供も控えており、更なるAIの進化に期待が高まります。
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