知識がなくても報酬獲得が可能なWeb3ゲームとは?|「THE CHAIN HUNTERS」インタビュー

知識がなくても報酬獲得が可能なWeb3ゲームとは?|「THE CHAIN HUNTERS」インタビュー

知識がなくても報酬獲得が可能なWeb3ゲームとは?|「THE CHAIN HUNTERS」インタビュー

株式会社Mint Townが手がける「THE CHAIN HUNTERS」は、ウォレット登録・トークン管理不要で手軽に報酬が受け取れる、新たな形のWeb3ゲームです。
エコノミクス設計やゲームの詳細について、詳しくお話を伺いました。

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  1. 1話者様紹介
  2. 2「THE CHAIN HUNTERS」概要|プレイするだけで報酬を獲得できる新感覚Web3ゲーム
  3. 2.1『THE CHAIN HUNTERS』の特徴①|オートバトルRPGとギルド制
  4. 2.2『THE CHAIN HUNTERS』の特徴②|ウォレットや初期費用なしで報酬獲得が可能
  5. 2.3『THE CHAIN HUNTERS』の特徴③|Web3ゲームに触れるきっかけを提供する
  6. 3「THE CHAIN HUNTERS」のエコノミクス設計|ダイヤの配布量と課金額でバランスを調整
  7. 3.1NFT販売は許可制|需給に応じてコントロールし、バランスを調整
  8. 4新規トークンの導入は計画中|まずは信頼性の構築を最優先する
  9. 5今後のロードマップ|βテストの開催とアイドルグループとのコラボ
  10. 6「THE CHAIN HUNTERS」開発にかける想い|Web3ゲームを気軽に始め、報酬を得られるようにする
  11. 7会社概要・各種リンク

話者様紹介

渡部様

渡部 辰城 様
スクウェア・エニックスにて「ドラゴンクエスト」シリーズのプロデューサーに従事。
DeNAではゲーム事業執行役員を務め、独立しメイドインヘブンを起業。
独立後は複数の会社とのゲーム開発に加え、脚本業にも従事。
脚本実績に「今際の国のアリス」(Netflix) など。

中原様

中原 優樹 様
株式会社gumiに入社し、XR/Web3関連のベンチャーキャピタル業務に従事。
その後株式会社Thirdverseへ参画、経営企画業務に従事後、「THE CHAIN HUNTERS」の共同Producerとして、エコシステム関連を担当。

「THE CHAIN HUNTERS」概要|プレイするだけで報酬を獲得できる新感覚Web3ゲーム

「THE CHAIN HUNTERS」イメージ

ーー本日はよろしくお願いいたします。

ーー今回発表された「THE CHAIN HUNTERS」について、概要を詳しくお聞かせください。


渡部様(以下、渡部と表記)「『THE CHAIN HUNTERS』は、ゲームを楽しく遊ぶだけで報酬獲得へとつなげられる、新しい形のWeb3ゲームです。なるべく多くの人にスムーズに体験していただけることを目標に、現在開発を進めています。」

渡部「具体的には、ウォレットや暗号資産の知識、初期投資など、Web3ゲーム特有の敷居の高さを解消し、普通のスマートフォンゲームと同等にプレイできることを目指しています。」

渡部「ゲームプレイを楽しんでもらう中で得られた報酬が『あれ?いつの間にかAmazonギフト券に変えられるようになってる。』といったように、意識せずともPlay & Earnの体験ができます。」

『THE CHAIN HUNTERS』の特徴①|オートバトルRPGとギルド制

渡部「『THE CHAIN HUNTERS』のゲームジャンルはRPGです。AAAタイトルのRPG開発経験がある私のキャリアを活かし、開発を行なっています。」

渡部「ハンターと言われるキャラクター4人を編成して、賞金首のボスが潜むダンジョンへ送り出すシナリオです。」

賞金首の説明

渡部バトルは基本的にオートで行われます。『賞金首を見つけ、ダメージを与えて倒す』ことを繰り返すゲームとなっており、賞金首に与えたダメージで競い合います。特徴的な点は、個人ではなくギルドで競う点です。」

渡部「10人1組のギルドを作っていただき、そのギルド同士で競争をします。一定期間賞金首をハントできる期間が設けられますので、その期間中のランキングに応じて報酬が配られる仕様です。」

ーーありがとうございます。報酬が個人単位でないところは、今までのWeb3ゲームとは性質が異なると思いました。

渡部「そうですね。今までの個人単位で競うWeb3ゲームは、どうしても作業感が強くなってしまう印象でした。『Play to Earn』がいくら儲かると言っても、楽しくない作業をやり続けられるかというと、難しいと思います。」

渡部「『ゲームを遊んで報酬を得る』体験をなるべく多くの人に体感していただくためには、『ゲームが面白い』ことが大前提だと思っています。しっかりと楽しめることを大切にゲームを作った結果、ギルド制を取り入れることになりました。」

渡部「『THE CHAIN HUNTERS』にはとても豊富な育成要素や攻略法があります。『このダンジョンにはこういう編成で行った方が良い』といった情報共有や相談をギルド内で行うことで、プレイヤー同士のつながりが期待できます。」

渡部「ゲームプレイが単調になってしまう時期に1人でプレイし続けるよりも、友達や仲間と一緒に攻略をした方が継続しやすいと思い、、このシステムを採用しました。」

渡部「ランキング上位に入り、報酬を得られたときの喜びもギルド制の方が大きくなると思いますので、達成感も増すと考えています。」

ギルド制を取り入れた理由

ギルドシステム

渡部「ギルド制を取り入れたのは、ある程度ゲームに触れるようになった開発の中期段階でして、私から開発チームに提案をし、組み込みました。」

渡部「その際にイメージをしたのは、2010年〜12年辺りのモバイルゲーム全盛期時代です。最初は1人でコツコツプレイをし続けていたゲームが、途中からギルド制のゲームに変わっていった時期です。」

渡部「『1人でやるよりも、みんなで協力をして、相談をして、勝利を分かち合う』ステップに切り替わるタイミングが、Web3ゲームでも来ているのではないかと考えました。」

ーーWeb3ゲームを、個人ではなくチームで遊べる時代にしていきたいということでしょうか?

渡部「はい。『仲間と一緒に協力して攻略に取り組み、その結果として報酬が得られる』という仕組みを、ゲームのシステム面から作りたいと思い、開発しています。」

ーーお話を聞いている限りだと、『PvE』つまりNPCとの戦いが主軸になってくると感じたのですが、今後『PvP』の要素を入れる構想などはあるのでしょうか?

渡部「今のところは考えていないです。システム的には『PvP』も可能なのですが、今はあくまでもNPCの賞金首と戦った結果を競争していただく形式のみとしています。」

ーーありがとうございます。ゲームプレイを楽しくすることにフォーカスされていることがよくわかりました。

ーー中原さんはいかがでしょうか?


中原様(以下、中原と表記)「ギルド制について渡部から背景含めて提案を受けた時、私や開発チーム含め大賛成し、すぐ導入に動き始めたことを鮮明に覚えています。」

中原「これまでのWeb3ゲームでは、個人で投資効率を意識して収益を最大化する動きが多かったと思います。しかし、それだけだとWeb3ゲームが投資効率を意識した個人の「作業」になってしまいます。」

中原「Web3ゲームも根本はやはり『ゲーム』ですので、プレイ時の楽しさにフォーカスしなければならないと考えており、ギルドシステムはそれを補完してくれるシステムだと確信しています。

中原「その背景として、現代のゲームはコミュニケーションツールとして使われる側面がある中で、Web3ゲームにおいても独自のコミュニティ文化があるため、非常にギルドシステムがマッチしていると考えています。」

ーーありがとうございます。

『THE CHAIN HUNTERS』の特徴②|ウォレットや初期費用なしで報酬獲得が可能

ゲームコンセプト

ーーギルド制であること以外にも、『THE CHAIN HUNTERS』の特徴があれば教えてください。

渡部「最も大きな特徴は、ダイヤを仮想通貨だけでなくAmazonギフト券にも交換することができます。」

渡部「初期投資をせずにゲームを開始できるので、普通のゲームプレイと同じように、キャラクターを育成して、ギルドに入ってプレイをしていると、いつの間にかAmazonギフト券がもらえます。」

渡部「web3ゲームをスムーズに体験できるという点では、他のWeb3ゲームとは一線を画していると思います。」

渡部「一方で、一般的なWeb3ゲームのアプローチとは異なるので、『これって本当にWeb3ゲーム?』という疑問も出てくるかと思います。しかし我々は、『ゲームを楽しく遊んでいたら報酬を得られ、資産に変えられた。』というWeb3ゲームならではの体験をしたユーザーの人口を増やすことが、今後のブロックチェーン・暗号資産・クリプト業界において一番重視すべきことだと思っています。」

ーーブロックチェーンの難しい部分に触れなくとも、『Play & earn』の体験ができるのですね。

『THE CHAIN HUNTERS』の特徴③|Web3ゲームに触れるきっかけを提供する

キャプテン翼 -RIVALS-の紹介

ーー『THE CHAIN HUNTERS』で、スムーズなWeb3ゲーム体験ができることにフォーカスした理由があれば教えてください。

中原「はい。弊社が運営するWeb3ゲーム『キャプテン翼 -RIVALS-』を通じて、Web3ゲームを取り扱うハードルの高さを実感していたことが主な理由です。」

中原「Web3ゲーム以外のゲームは、遊ぶまで非常にシンプルなものだったと思います。スマホゲームを遊ぶにはアプリをダウンロードするだけで良いですし、コンシューマーゲームなら、店舗でソフトを購入、もしくはダウンロードをすれば遊ぶことができます。」

中原「しかしWeb3ゲームは、ゲームを遊ぶまでのハードルが高いです。ウォレットを作って、取引所を作って、日本円やドルを入金して、やっとゲームを開始できる状況です。」

中原「仮想通貨にも多くの種類があるため、よりブロックチェーンの知識が求められるようになっています。慣れれば簡単になるとしても、ゲームを遊ぶためにそこまでの導線があるのは、非常にハードルが高いと思います。」

中原「そのため、『THE CHAIN HUNTERS』を発足するにあたっては、Web3ゲームへのハードルを下げ、シンプルにすることを重視しました。また、課金はアプリ内決済に加え、クレジットカードも使えるようにしました。」

中原「出金についても仮想通貨に加えAmazonギフト券の交換を導入しているため、ウォレット無しで課金から出金まで可能な体験を提供しています。」

中原誰でも簡単にWeb3ゲームを体験できる構造が、『THE CHAIN HUNTERS』の最大の差別化ポイントです。『THE CHAIN HUNTERS』が、多くの人にとってWeb3ゲームに触れるきっかけになると幸いです。」

ーー逆説的な表現になってしまいますが、フィアット通貨で完結するWeb3ゲームであるような印象です。

中原「はい。その上で最終的にはみなさんにブロックチェーンユーザーになって欲しい思いがあります。交換効率は仮想通貨の方が良いようにしていますので、是非そこからブロックチェーン体験を初めていただけたらと思います。」

中原「『THE CHAIN HUNTERS』で初めてウォレットに触れ、少しずつブロックチェーンを知っていく、そういった動線を引きたいと思っています。」

ーーとても良い取り組みだと思います。ユーザーからしても、アクセシビリティが良いことは重要なポイントであると思います。

ーーまずは『Play & Earn』体験を楽しんでもらい、徐々に主体的にブロックチェーンを触り始める、といった導線を構想されているのですね。

渡部「はい。それに関してもギルド制であることが活きると考えています。ギルド仲間から、ブロックチェーンについて教えてもらうといったように、聞ける相手が身近(ゲーム内)にいることが一番良いと思います。」

中原「ギルド制のゲームは多くあると思いますが、『THE CHAIN HUNTERS』では、結果に応じて名誉に加え報酬を得ることができるので、幸せなゲームプレイ体験を提供できると思います。」

ーーギルド制をインゲームの中から深く構築されている点は、MMO黎明期頃を思い出しました。Web3ゲームも今後、新たな形で盛り上がっていくのだと実感しました。

「THE CHAIN HUNTERS」のエコノミクス設計|ダイヤの配布量と課金額でバランスを調整

ゲーム内通過

ーートークノミクスの永続性については、多くの企業さんが目指していらっしゃると思いますが、『THE CHAIN HUNTERS』ではどのようなエコノミクス設計を考えていらっしゃるのでしょうか?特徴的な部分も踏まえて詳しくお聞かせください。

中原「はい。トークノミクスの永続性の定義からお話しさせていただければと思います。基本的に『トークン』は、ゲームの運営が価格を維持、もしくは上げる前提で発行するものが一般的かと思います。」

中原「トークノミクスの永続性を実現するためには、ユーザーの方が消費するトークン量と、ユーザーの方に報酬としてお渡しするトークン量のバランスを、継続的に維持できるようにすることが重要となります。

中原「一般的なWeb3ゲームでは、ゲーム内で使用する通貨である『ユーテリティトークン』と、ゲームのエコシステムには直接関係ない、いわゆる会社の株式のような機能を持つ、『ガバナンストークン』が存在しています。」

中原『THE CHAIN HUNTERS』では両方とも発行していません。理由としては、通貨を増やすと我々が重視する『シンプルさ』を保つことが難しくなるためです。」

中原「報酬はOASという仮想通貨経由、もしくはAmazonギフト券でお渡しする形にしております。シンプルさを保ちつつもバランスを取り続けるために、ユーザーの皆様の課金額を見ながらダイヤの報酬配布量を調整していく予定です。」

中原「トークン価格が下落し、崩壊してしまう理由として、ユーザーの方からの入金よりも運営からの報酬配布の比重が増えてしまうことが多くあります。そのため、『THE CHAIN HUNTERS』のランキング報酬は基本的に、『ユーザーの皆さんの課金額+我々のマーケティングとして使用できる予算』を基本としていこうと考えています。」

中原「この構造が、『THE CHAIN HUNTERS』の永続性のあるトークノミクスの特徴の一つです。」

ーーありがとうございます。『インアウト』のバランスを保つために、ユーザーからのイン(課金)量に応じてアウト(配分)できる報酬額も変更できる設計なのですね。

中原「はい。例えば1千人の課金者の方が1万人に増えると、単純に報酬を10倍にすることができます。ユーザー規模にも合わせて、我々の方でしっかりインアウトをコントロールしていく方針です。」

NFT販売は許可制|需給に応じてコントロールし、バランスを調整

NFT

中原『NFT』の永続性も重視しています。『THE CHAIN HUNTERS』では、運営が販売する『ジェネシスNFT』と、それをマーケットプレイスで販売する権利を得るために必要なNFTがあります。そのNFTを合成しないと、そもそもマーケットプレイスで『NFT』を流通させられません。」

中原「つまり、NFTに関しても、ユーザー需給に応じて我々の方でコントロールすることで、価格が崩壊しないように調整を進めていきます。

新規トークンの導入は計画中|まずは信頼性の構築を最優先する

ーー現時点ではWeb3ゲーム用のトークンを作らず、シンプルさを目指しているとのことでしたが、今後トークンを取り入れる可能性はあるのでしょうか?

中原「はい。今後、『THE CHAIN HUNTERS』のファンの方が集まるコミュニティが発生した時に、そのコミュニティのニーズに直接答えられるようなプロジェクトの意思決定をできるよう、まずはガバナンストークンを発行することを考えています。」

渡部「その後も追加施策として、ユーテリティトークンも入れる余地があると思っています。加えて、先ほどのお話でも少し登場しました、『PvP』システムをユーテリティトークンと同じタイミングで入れることなども考えています。しかしまずは、現状のシステムの確実性を担保することが重要だとの考えです。」

ーーユーザーの方の成長やブロックチェーンの理解度に応じて取り入れていかれるようなイメージでしょうか?

渡部「はい。最も重要なのは、まず『THE CHAIN HUNTERS』を市場に受け入れてもらうことです。ユーザーの方に楽しいと思っていただけないと、我々が今話してるプランは全て実現不可能になるので、まずはスタートを大切にしたいと考えています。」

ーーありがとうございます。売られるためだけに存在しているトークンには確かに違和感があったので、ガバナンストークンを先行させるお話には納得感がありました。

中原「ありがとうございます。ガバナンストークンをビジネスの戦略としてドライに考える方法もありますが、どんなプロジェクトのガバナンストークンでも最終的に値下がりしてしまう傾向にあります。」

中原「そのため、その問題を克服するためのシステムを開発するのか、あるいはそれを前提にビジネスを構築するのか、多角的に熟考しました。その結果、やはりまずはユーザーの方からの信頼を得ることが一番だと考えました。」

渡部「私も、様々なゲーム開発を進める中で、信頼性がないプロジェクトは成長しないことを実感しています。」

渡部「現在のゲーム業界の内部においても、Web3ゲームを触っていたり、ウォレットを作っていたりする人は少ない状況です。」

渡部「専門知識が比較的豊富なはずの業界内ですらそういった現状である背景を考えると、Web3ゲームにおいては、まずはプロジェクトを長く続け、ユーザーの方からの信頼を得ることが何よりも必要だと思っています。これは業界全体の課題でもあると思います。」

ーーおっしゃる通り、私も信用が何よりも大事であると思います。円の価値を担保できるのが、国の信用度あってこそであることと同様ですね。

今後のロードマップ|βテストの開催とアイドルグループとのコラボ

今後の予定

ーー『THE CHAIN HUNTERS』の今後のロードマップを教えてください。

βテスト
第1回GENESISセール

中原「8月2日に本リリース予定で、プラットフォームはIOS/Android、ブラウザにて展開予定です。」

中原「また、6月末に発表しました、アイドルグループ『GANG PARADE』さんとのコラボレーションも、リリースのタイミングに合わせて実施予定です。」

引用源:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000121453.html

中原「具体的なコラボ内容としては、『荒稼ぎサバイバル』というコンセプトのイベントを予定しています。前半と後半、2週間に分けて『GANG PARADE』さんのメンバー内で連合軍を作り、競い合うイベントとなっております。」

中原「ファンの方にも、ぜひ推しのメンバーさんがいる連合軍に入ってもらい、一緒に一位を目指していただければ嬉しく思います。優勝した連合軍のメンバーさんには、賞金100万円をお送りする予定です。もちろん、ユーザーの方へ渡す賞金も別でご用意しています。」

中原「また、限定グッズ配布や、メンバーさんのGENESIS販売も行っております。『THE CHAIN HUNTERS』のオリジナルジェネシスNFTは、ベータ版にて販売しておりますが、コラボでのジェネシスNFTの販売は、今回初めてとなります。」

ーーありがとうございます。『GANG PARADE』さんとのコラボレーションを決めた理由も教えていただけますでしょうか?

渡部「『GANG PARADE』さんを起用させていただいたのは、メンバーの方や、ファンの方にもゲームを楽しんでいただけそうだと思ったことが理由です。」

渡部「『THE CHAIN HUNTERS』は、ギルドを作って競争し、ゲームを楽しんでもらうことが一番のコンセプトです。そのため、コラボレーションにおいても、純粋にゲームを楽しんでくれそうな方を探していました。」

渡部「また、『THE CHAIN HUNTERS』の人類滅亡後の荒涼とした世界観と、『GANG PARADE』さんがモチーフにしているイメージとの親和性も高いと感じたため、コラボレーションのオファーをさせていただきました。」

世界観

ーーありがとうございます。しっかりとゲーム内容も一緒に楽しんでくれる方を探してらしたのですね。『GANG PARADE』さんは、ゲーム好きな方が多いのでしょうか?

渡部「はい。メンバー皆さんゲームがお好きでして、過去に行われたゲームイベントでの実績もお持ちの方々です。」

ーーとても納得できる選定理由でした。ありがとうございます。

「THE CHAIN HUNTERS」開発にかける想い|Web3ゲームを気軽に始め、報酬を得られるようにする

ーー『THE CHAIN HUNTERS』を開発するにあたって、込めた思いや大事 にしてきたことを教えてください。 

渡部「私が他社 で執行役員をやっていた頃から、周囲でもウォレットを作ったり、メタバースを作ったりということは頻繁に行われていました。」
 
渡部「その流れに乗って、私自身も当時からWeb3ゲームをプレイしているのですが、『 気軽に遊んで報酬を得る』ことがスムーズに進められない 経験をしました。皆さんにはそのような障害がなく、スムーズにWeb3ゲームをプレイして欲しいと感じました。」

渡部「ゲームコンセプトでお話をした内容と重複する部分もありますが、私がWeb3ゲームを作るなら、『難しい単語が羅列されてないこと』『ゲームの遊び方のチュートリアルがしっかりと入っていること』『ゲームとしての攻略要素があること』など、ゲームとしての核となる部分をしっかりと楽しんだ結果、報酬が得られる形にしたいと思いました。」
 
渡部「Web3に対して深い勉強をせずとも、報酬を得られることにこだわり、ターゲットユーザー設定 を広く 置き続けたことは、『THE CHAIN HUNTERS』の  こだわりポイントです。」

ーーありがとうございます。中原様からも伺えますでしょうか?

中原「はい。私も、Web3ゲームをプレイして得た経験や要素を『THE CHAIN HUNTERS』に落とし込みたいと常に考えています。」

中原「これまでお話ししてきた通り、ゲームプレイを面白くすることは最優先事項です。この前提条件に加えて、遊びながら稼ぐ「Play & Earn」の体験を追求したいと考えています。」

中原そしてそれらの要素を様々な手段で組み込んだものがWeb3ゲームの世界であり、日本でそれをクリーンに、かつ誰でもできるように目指したのが『THE CHAIN HUNTERS』です。」

中原「Web3ゲーム独自の面白みのある体験を、『THE CHAIN HUNTERS』で最初に体験してもらえたら嬉しいという思いが強いです。最終的には『THE CHAIN HUNTERS』で暮らしている方が生まれたら非常に嬉しく思います。

中原「実際に、数十万円以上を稼いだ方もいらっしゃるようなゲーム設計になっているので、株主優待券で生活をする人がいるように、ゲームプレイで得た報酬で生活ができる世界を、『THE CHAIN HUNTERS』で作れたら最高だと思います。」

ーー本日はありがとうございました。非常に勉強になりました。

会社概要・各種リンク

Mint Town社ロゴ

株式会社Mint Townは、株式会社BLOCKSMITH&Co.と共同開発したWeb3ゲーム「キャプテン翼 -RIVALS-」の運営を行っています。
また、2024年3月には新作Web3ゲーム「THE CHAIN HUNTERS(ザ・チェーンハンターズ)」を発表し、今夏に正式リリース予定です。
プラットフォーム事業では、ゲームで一気にポイントが獲得できる新感覚のポイ活サービス「Mint Town」をグローバルで展開予定。

Machi
ライター

Machi

個人で始めたコンテンツ作成経験により得た知見をもとに転身し、現在はWEBライターを専門に行なっています。YouTube動画の投稿で多くの再生数を得た経験から動画編集チームを結成、その頃より個人・法人問わずにコンテンツ作成を長く行なってきました。ゲームも好きで、30年近くにわたりジャンル問わず数百本はプレイしてきました。

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