難しいゲーム業界の就活で落ち込まない方法5選!|原因と対策を知って気持ちを落ち着かせよう
ゲーム業界への就職は難易度が高く、就活をする上で落ち込んでしまうことも多いでしょう。この記事では、なぜ落ち込んでしまうのか、ゲーム業界の就活の厳しさ、落ち込んだ時の対処法をお教えします。
仕事を探している時に起こることが気分の落ち込みです。
特に真面目な方は「早く仕事を見つけなければ。」「この先の暮らしが大変なことになる。」と不安になります。
特にゲーム業界は狭き門のため、会社からお祈りメールを送られ落ち込むことは多いでしょう。
この記事では、難しいと言われるゲーム業界の就活に疲れた人のために、落ち込まないための原因と対策を教えます。
ゲーム業界の就活で落ち込む原因
就活で落ち込んでしまう原因は突き詰めていくと、大きく4つに分かれます。
落ち込んでしまう原因
- 内定が出るまで不安
- 応募書類を作ることが疲れた
- 面接が苦痛に感じる
- 他人と比べてしまう
ここからはこの4つの原因を深堀りしていきますので、まずは自分の落ち込みの元を探していきましょう。
内定が出るまで不安
内定がなかなか出ず、就活がいつまで続くのかわからない状況そのものに対する不安も落ち込む原因になります。
特に大学生の場合は「4年生のうちに仕事を見つけなければいけない。」と、心を追い込んでいる状況が多いです。
また、ずっと不採用メールが送られ続けると自分に自信がなくなり、就活を続けること自体が嫌になってしまいます。
応募書類を作ることが疲れた
就活をしていく上で必要なものがエントリーシートなどの応募書類です。
エントリーシートは全てコピーして使いまわせるものではなく、企業に合わせて志望動機や追加書類などを用意しなくてはいけません。
プランナー志望だとゲームの企画書、イラストレーターやデザイナー志望だとポートフォリオなどが応募時の追加書類として求められることが多いです。
さらに、手書きでしか受け付けてくれない企業の場合は、作業が増え時間もやる気も奪ってしまいます。
ずっと就職できない状況が続くと、応募書類を用意する手間が苦痛になっていきます。
面接が苦痛に感じるから
就活で絶対に避けられないことが面接です。
コミュニケーション能力に自信のない人にとっては、この時間が苦痛となります。
伝えたいことが思い通りに伝えられなかったり、本番で緊張してしまい実力が発揮できなかったりすると落ち込んでしまいます。
また、面接でどうしても落ちてしまう方もトラウマとなって、うまく喋れなくなりさらに落ち込むことも多いです。
他人と比べるから
ここまで自分の自信のなさからくる落ち込みがありましたが、これらは他人と自分を比べるために起こることです。
友人や同年代の人と比べて「あいつは頑張っているのに自分は…。」と落ち込むことが多いかと思います。
特にゲーム業界は入ることが難しいため、他の業界よりも苦労することも多いでしょう。
なので、余計に落ち込む期間が多く就活に対してのモチベーションも落ちてしまいます。
ゲーム業界は就活が難しい理由
なかなか就職が難しいゲーム業界。
そもそもなぜゲーム業界に入ることは難しいのでしょうか。
その理由の1つは、誰もが知る大手企業の倍率が高いからです。
2つ目の理由として、大手企業以外は1から新人を育てる余裕がない場合が多く、即戦力を欲しがるため未経験で入ることが難しいこともあります。
ここからは、この2つの要因について詳しく説明していきます。
大手のゲーム会社に入るのはキツイ
「自分が遊んでいたゲームを作っている会社に入りたい。」そう思ってエントリーシートを送ったけれども、お祈りメールがきた。
そういった場合、誰もが知っている大手の企業へ応募したことはありませんか。
子供の頃に遊んだゲームは、大手企業であることが多く入社したいと思う人も多くいます。
入社希望者が多いということは、もちろん倍率も高くなりその分落ちる可能性も高くなります。
闇雲に大手企業のみを志望していると、選考を通過しづらいことが就活の意欲を下げる一因になってしまうでしょう。知名度にとらわれず、視野を広げて他の会社も選択肢に入れることをオススメします。
中小企業の未経験採用が少ない
「大手のゲーム会社に入ることが難しいなら、中小企業を受ければいい。」そう思いますが、それはなかなか厳しいのがゲーム業界。
中小企業の場合は未経験の求人が少なく、他業界から中途でゲーム業界に入るのは難易度が高いです。
求人があったとしても、実際には会社側がそれほど育成にコストを割けない場合があり、入社後に理想と現実の違いに苦しむこともあります。
全ての企業が未経験採用をしていないというわけではないので、長期戦になることを覚悟して、心の落ち込みを自分でコントロールしながら就活に望みましょう。
落ち込む原因を把握して対策する
このように難しいゲーム業界の就活。
心が疲れてしまうのも仕方ありません。
先ほど紹介した落ち込む要因をおさらいすると、以下の通りです。
落ち込む要因
- 内定が出るまで不安
- 応募書類を作ることが疲れた
- 面接が苦痛に感じる
- 他人と比べてしまう
この4つに対してどのように対処していくかを紹介していきます。
感情を整理しよう
なぜ自分が落ち込んでしまうのか、その事柄がわかったら感情の整理をしていきましょう。
<とある求職者Aさんの例>
就活し続けなければいけない
→仕事を探さないとお金をもらえない
→家賃が払えない
→未来が不安
→安定した仕事を探さなければ
→安定した仕事を選んでも「なぜ自分がこの仕事をしないといけないのか」と感じる
→興味のない仕事だから
→将来安定する仕事よりも自分のやりたい仕事をしたい
→自分のやりたい仕事とは……
このように自分の感情を掘り下げて、何に対して嫌だと感じているのかを取り出してみましょう。
Aさんの場合は将来の不安から安定のある仕事を探して、それが自分に合わないから就活をし続けています。
仕事内容が好きではないのに、ストレスのかかる作業をするから嫌だと思うわけです。
この本音部分を知るだけでも心が軽くなるので、感情の整理は自己分析と合わせて行うことがオススメです。
オススメ方法:マインドマップ
感情の整理をする場合はマインドマップの作成がオススメです。
マインドマップとは、1つのテーマから連想したワードを植物の根のようにどんどん分岐させて書いていく手法です。
自分の頭の中だけではまとまらなかったことも、マインドマップに書き出し冷静に見ることによって、感情の整理をすることが可能です。
自分を責めない・他人と比べない
とにかく「就職できない自分がダメなやつ」だとは思わないでください。
就活にはタイミングもあるので、思いがけない時に就職が決まることもあります。
また、友人や他人と比較することも精神上あまりよくないので、SNSを見る頻度を減らすことも効果的でしょう。
あなたにはあなたのスピードがあります。
あまり自分で自分を追い詰めないように、自分を労わることも大切です。
好きなことをする
「もう就活について考えるのをやめたい!」と思う時には、自分の好きなことを存分にやることをオススメします。
ゲーム、音楽、工作、散歩など、一度好きなことを楽しみ、就活のことは忘れましょう。
好きなことで頭をいっぱいにすることで、新しいアイデアが生まれ自分に合った会社が見つかるかもしれません。
話を聞いてもらう
自分1人だけではわからないこともあります。
客観的に見てくれる友人や家族、就活エージェントなどに現状や悩みを話すことで心が軽くなり、落ち込むタネをなくすことができます。
第三者に話す内容を整理するためにも、上記で紹介したマインドマップの作成は有用です。
就活を休む
どうしても就活が辛い場合、一度休むことも視野に入れましょう。
落ち込み続けた結果、精神がすり減りうつ病になってしまう危険性もあります。
就活よりも自分が第一なので、「もうダメかも」と思ったら休息を取りましょう。
キツイゲーム業界の就活で落ち込まない方法まとめ
ここまで就活で落ち込む原因や対策、ゲーム業界の難易度の高さを紹介しました。
ゲーム業界を目指して就活する方には、落ち込まないための対処法として以下の方法をオススメします。
対処法おさらい
- マインドマップで感情を整理
- 自分責めずに他人と比べない
- 好きなことをする
- 話を聞いてもらう
- 就活を休む
この5つの対策を覚えて落ち込まずに就活を継続していきましょう。