【おすすめインディーゲーム】『コーヒートーク』ローファイ・ヒップホップをBGMにシアトルのカフェで味合う多様性のストーリー - ガメモ

【おすすめインディーゲーム】『コーヒートーク』ローファイ・ヒップホップをBGMにシアトルのカフェで味合う多様性のストーリー - ガメモ

【おすすめインディーゲーム】『コーヒートーク』ローファイ・ヒップホップをBGMにシアトルのカフェで味合う多様性のストーリー - ガメモ

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  1. 1ファンタジー世界の種族で人種問題を語る夜のカフェでの物語
  2. 2カフェといえば音楽でしょうサブスクが生んだ新ジャンルの音楽が楽しめます
  3. 3いつの間にか大流行してたローファイ・ヒップホップ
  4. 4身近すぎるために生まれた弊害も克服中!?
  5. 5メジャーになると行儀が良くなるのはいいことなんです!

『コーヒートーク』はインドネシアのゲームスタジオToge Productions制作のノベルゲーム。Nintendo Switch, プレイステーション4,Xbox Oneの各機種で、2020年1月30日に発売され、ダウンロード版の他にNintendo Switch, プレイステーション 4にはパッケージ版も発売されます。

こちらのダウンロード版は1600円(税込)、パッケージ版は3980円(税別)です。CEROレーティングはBとなっており、パッケージ版には、オリジナルサウンドトラックCD(2枚組 / 16pブックレットつき)が初回生産分の特典として付属します。
この他にもショップによっては、オリジナル特典が付く場合があります。

『コーヒートーク』はファンタジー世界の種族が暮らすシアトルのコーヒーショップを舞台に、そこに訪れるお客さんとの会話を通じて、彼らの人生を変えるかもしれない1杯を提供する物語です。

ファンタジー世界の種族で人種問題を語る夜のカフェでの物語

舞台は現代のシアトル。しかしそこに住んでいるのは人間だけではなく、エルフやオーク、人魚などのファンタジーの世界の住人達。そんなシアトルで主人公は、夜だけ営業しているカフェ『コーヒートーク』のマスターをしています。
エルフとサキュバスのドラマチックなラブストーリーから、人間を理解しようと試みる宇宙人、人狼と吸血鬼の不思議なコンビなど、多様なシアトルの住人達の物語に入り込めば、同じような悩みを持つ私たちは、きっと彼らの世界に大いに共感できることでしょう。

主人公はコーヒーや紅茶など温かい飲み物を提供することで、訪れたお客さんに意外な影響を与えてしまうかもしれません。いろいろな飲み物を作って出していくことで、お客さんの持つストーリーの結論を見つけ出していきます。
また、お客さんの要望によってはラテアートも描くことも可能です。たくさん練習して自信の1杯を提供しましょう。

 コーヒートーク公式サイト

 

 

カフェといえば音楽でしょうサブスクが生んだ新ジャンルの音楽が楽しめます

このタイトルのパッケージ版には2枚組のオリジナルサウンドトラックCDが特典として付いてきます。店内に流れるBGMが収録されたこのサウンドトラックは、ローファイ・ヒップホップジャンルのアルバムとして、ぜひ持っておきたいと思わされます。
下で紹介されています2曲は作中で使われているBGMです。こちらを試聴して気に入ったら、ぜひ特典付きの初回版を購入してください。

 

 

 

いつの間にか大流行してたローファイ・ヒップホップ

このローファイ・ヒップホップやチルホップと呼ばれるこのジャンル、実は生まれたのは2018年と歴史はとても浅いのです。音楽の特徴としては大きく分けるとEDMのひとつで、ゆったりとしたリズムにジャジーなサンプリングで作られた楽曲のことです。
これがSouncloudやYouTubeなどで公開されると、ものすごい勢いで人気となっていきます。これは音楽がサブスク時代に入ったため、音楽が身近になりすぎて作業の邪魔にならない音楽が注目され始めたからと言われています。
実際にYouTubeなどでは、ストリーム配信で24時間放送し続けているチャンネルや再生時間が1時間を超えるものが人気となっています。
こんな感じで仕事や勉強のBGMとしてローファイ・ヒップホップを流す人が増え、海外のYouTuber達もライブ配信の作業BGMに使用することで、また人気になるという循環が起きています。

身近すぎるために生まれた弊害も克服中!?

こうしてインターネットの草の根から流行したローファイ・ヒップホップ。しかし草の根から発生したためにローファイ・ヒップホップにはいくつか弱点があります。

ひとつ目は、もともと作業用BGMとしてササッと作られていたため、作者が名乗らないものが多いということです。なので音源として正式に売り出すことができません。
それもジャンルとして流行ってきた現在は、作者も名乗ることが当たり前になってきたため、解消されつつあります。

ふたつ目に時間を掛けずにササッと作ったものであるためにサンプリングが荒ぶりすぎているいうのがあります。明らかに著作権に違反しているレベルでサンプリングされている音源の再生数がものすごく多かったりします

3つ目に、ローファイ・ヒップホップには、なぜか決まりとしてサムネイルや動画に日本のアニメーションの画像やGIFアニメを使用するというのがあります。これは思いっきり著作権違反ですね。ローファイ・ヒップホップの最大手レーベルのチルポップレーベルは、YouTubeのストリーミング配信で、ジブリ映画「耳をすませば」の勉強シーンのGIFアニメを流し続けていました。それの影響なのか他のローファイ・ヒップホップのチャンネルもジブリ映画や『アフロサムライ』、『カウボーイ・ビバップ』などの画像やGIFアニメを使用していました。

この日本のアニメリスペクトもローファイ・ヒップホップが、アニメ『サムライチャンプルー』に音源を提供した日本人トラックメイカーNujabesの影響を受けているからとも言われていますが、どうなんでしょうか。そこは実際にNujabesの音源を聞いて、みなさんが判断してください。

こちらもジャンルの人気が出るにしたがって、オリジナルの画像や動画に差し替えられています。ここでおもしろいのが、人気の各チャンネルで用意したのが、リスナーが違和感を抱かないようにジブリ風だったりアフロサムライ風だったり、元のテーマに寄せたオリジナルイラストに変わっていることです。音楽を楽しむと同時に各国の「ジブリ風」イラストが楽しめるようになりました。

メジャーになると行儀が良くなるのはいいことなんです!

と今まで「ジャンルとして人気が出てきたから」と言っていましたが、実は違うのではとも思っています。

じつはYouTubeの規約改正で無断転載や盗作などの審査が厳しくなるという噂が流れました。ローファイ・ヒップホップはサムネイルはジブリ映画から拝借し、現状の法律ではサンプリングは「盗作」と言われたら言い返せません。そんなわけで、YouTube運営からの削除を免れるために差し替えられたのでは?と思っています。
そんな疑惑もありながら、出自の怪しい音楽が市民権を得ていく過程が楽しめるジャンルとなっています。
勉強や作業に集中したい時や就寝前に穏やかな気分になりたいときなど、TPOを選ばず流し続けられるBGMとしてアルバムを持っておきたいですね。

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