『FINAL FANTASY VII REMAKE』アメリカのレーティングはティーン向け! 設定変更の噂も - ガメモ
レトロゲーム,セガ,メガドライブ,メガドラ,サターン,任天堂,NintendoSwitch,Vtuber,eスポーツ
※こちらの記事は海外ゲームニュースサイト「Segmentfile」のこちらの記事を参考に書かれています。
『FINAL FANTASY VII REMAKE』が3月のリリースに向けてアメリカの「エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会」(ESRB)の審査を受け、そのレーティングがリメイク前の『FINAL FANTASY VII』と変わらずに「T」(ティーン向け)になったとのことです。
しかし、昔と今ではレーティングの規制内容が変わっており、飲酒や喫煙シーン、暴力や挑発的なシーンなど、昔は許されていたものが規制対象になってしまっています。その結果、レーティングに合わせるために演出の修正がされていると海外で話題になっています。
名作とか関係なし! 子どもに悪影響を与える内容は規制!
過去の名作だろうが関係なく、レーティングの評価は厳正に行われています。ESRBの評価を見てみると暴力行為や女性の服装などについての記述がありました。
以下はESRBのレーティングの概要です。
キャラクターは剣、杖、銃、魔法の呪文を使用して、幻想的なモンスターや人間の兵士と戦います。
戦闘は悲鳴や衝撃音、爆発によって強調されます。映像では、暴力の実例も描写しています。剣で刺されたキャラクター(カメラ外)が階段の吹き抜けにいる間、繰り返し撃たれています。
一部の女性キャラクターは、明らかに深い胸の谷間を見せる服装を着ています)。あるシーンでは、男性が女性の体をくねらせながら、暗示的な手振りや腰の動きを描いています。
ゲーム中に飲酒や喫煙のシーンが含まれています。そして「sh * t」、「a * shole」、および「pr * ck」という言葉が会話画面に表示されます。
原文を読んでみるとFF7を未プレイの方にはネタばれになってしまう部分が含まれていたりしますが、レーティングを「T」にするためにはかなりの修正がされていることが予想できる内容となっています。
こうなってきますと、FF史上屈指の号泣シーンと、あるキャラクターが拷問をするシーンなども穏やかな表現に変わっている可能性が高いというか、変わっているだろうと予想されています。
23年前と今では当たり前の表現がぜんぜん違う
北米版のFF7では、飲酒や喫煙シーン過激な戦闘や暴力描写が変更されるのでは? そこから発展してFF史上どころかゲーム史上に残る屈指の呆然&号泣シーンが改変されるのでは? という演出の変更を心配をする記事でした。
リメイク前の作品は、今から23年前のゲームですので、その頃とは社会も変わってきています。昔なら許されていたことも今では許されなくなっていることもしばしばあります。
飲酒や喫煙シーンもそのひとつで、北米では「OnePiece」のサンジが子供向けアニメチャンネルではタバコから棒付きキャンディに変更させられたりしています。
とはいうものの、これだけリメイク作とアピールしているのですから、昔の映画を上映するときのように「このゲームには過激な暴力描写や飲酒喫煙シーン、過度に性的興奮を助長するような衣服を着用しているシーンなどがございますが、作品の資料的歴史的価値を判断し、当時のままのレーティングで発売します」って1分くらい出せば、許されるようにならないもんでしょうか。
正直な話、『FINAL FANTASY VII REMAKE』を当時プレイしていないゲームキッズにもプレイしてほしいですけど、真っ先に購入するのは当時、寝る間を惜しんでプレイしていた人たちだと思います。
おそらく発売後には「昔のオタクはこんなベタな話で感動してたの?」っていうイキリゲームキッズ達であふれかえると思います。君たちがライトノベルや「なろう小説」で読んでいるベタな演出の元祖がコレだからね! と言いたいのは山々ですが、若さには勝てません。
そんな彼らの言動に胸を痛めるくらいなら、いっそのこと「30歳以上」のレーティングとか作ってもらったほうがいいのではと思います。