モバイル版『Dead by Daylight』配信決定!鬼ごっこって楽しいよね - ガメモ
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4vs1の命がけの鬼ごっこゲーム「Dead by Daylight」のモバイル版の発売が正式に発表されました。Nintendo Switchでパッケージ版の発売がすでに決まってはいたものの、やはりファンからの要望が大きかったモバイル版も発売が制作進んでいたようです。
キラーから協力して逃げろ!
「Dead by Daylight」はカナダのBehaviour Interactiveからリリースされたサバイバルホラーゲームです。プレイヤーは4対1に別れて、ひとりが殺人者(キラー)になって4人が生存者(サバイバー)になります。キラーもサバイバーも複数いるキャラクターから自分のキャラクターを選択をします。
この選択できるキャラクターには特有の技能(パーク)があるので、このパーク次第でゲームに有利不利が働きます。キャラとパークの組み合わせ次第で何度でも楽しめるゲームです。
ゲームの内容は閉鎖空間に閉じ込められた4人のサバイバーが故障している5つの発電機を修理して2つある出口のどちらかを開放して脱出するというものです。キラーは発電機の修理を阻止して、すべてのサバイバーをフィールドに設置されたフックに掛けることです。
このような鬼ごっこゲームはルールもわかりやすく、楽しさも理解できているのが強みです。日本では2009年頃には小学生の間で3DSのピクトチャット機能を使って情報交換や情報撹乱をする鬼ごっこが流行したり、芸能人が賞金獲得を目指して街の中を鬼から逃げるTV番組なども流行しました。
TVゲームでも鬼ごっこゲームの人気作はたくさんあります。今回はその中かからいくつかをご紹介します。
ゲーム実況といえばコレ!「青鬼」
「青鬼」は、2008年に発表されたnoprops氏によるRPGツクール製のフリーホラーゲーム。2009年頃からニコニコ動画やYouTubeなどでの実況動画で人気が爆発。リメイク版がブラウザゲームやスマホなどに移植され、続編の「青鬼2」はスマホアプリとして配信されました。
またメディアミックスも盛んに行われていて、小説やマンガ、アニメをはじめゲームブック、映画は実写とアニメが制作されました。
ゲームの内容は、洋館に閉じ込められた主人公を操作して、仕掛けられた謎や仕掛けを解きながら、洋館からの脱出を目指すゲームです。それではただの脱出ゲームですが、この謎解きをしている最中に突如、青鬼が現るのです。猛スピードで追いかけてきて捕まると殺されてしまう青鬼。この青鬼の存在が脱出ゲームにものすごい緊張感を持たせたため、他のゲームとはひと味もふた味も違うゲームとなっていました、
ジェイソンはチェーンソウを使いません
「Friday the 13th: The Game」
「Friday the 13th: The Game」は2017年にGun Mediaから発売されたWindows版を皮切りにPS4、XBOX ONE、Nintendo Switchで発売されました。映画「13日の金曜日」に登場する殺人鬼ジェイソンと指導員に別れてのサバイバルホラーゲームです。
ジェイソンがテレポートや罠、指導員の位置が察知できるなどの特殊能力を駆使して指導員たちを襲っていきます。指導員は乗り物を修理したり、電話を修理して警察を呼んで保護をしてもらうことで、惨劇の舞台であるキャンプ場からの脱出を目指します。
乗り物や電話を修理するために指導員達は協力が必要で、指導員をプレイする人たちの連携がポイントになります。
また、数多く制作された「13日の金曜日」シリーズのジェイソンが使用できるのも人気ポイントでした。特殊能力に差がある歴代のジェイソンからお気に入りのジェイソンを見つけて、指導員をやっつけまくれるのが楽しい作品です。
やっぱ元祖も抑えないと
人気ゲームを紹介してきましたが、やはり元祖にも触れないといけません。鬼ごっこゲームの元祖といえば「パックマン」(ナムコ/1980年)です。
4方向レバーでパックマンを操作して、4色のモンスターから逃げ回りつつ画面内のドットを食べ尽くしていくゲームです。
日本のみならず海外でも大人気になり、アメリカのTIMES誌が選ぶ「オールタイム100ビデオゲーム」にも選出されました。発売30周年を記念してGoogleのトップページのロゴがパックマン仕様になったことも有名です。
鬼ごっこゲームはTVゲーム創成期から形を変えて、たくさんリリースされています。それはやはり人間の狩猟本能とか生存本能などの部分に訴えかけるものがあるからでしょうか。