『Sinless』名作『スナッチャー』をリスペクトしたADVがNintendo Switch北米版にて発売! - ガメモ
レトロゲーム,セガ,メガドライブ,メガドラ,サターン,任天堂,NintendoSwitch,Vtuber,eスポーツ
※本ページはプロモーションが含まれています
海外で今週発売される新作インディーズゲーム情報です。
今回紹介するのはMGP Studiosが制作した『Sinless』。この作品は1988年にコナミから発売された『スナッチャー』をリスペクトしたサイバーパンク作品です。現在は海外版しか発売されていませんが、日本でも発売される可能性が高いのでご紹介します。
海外で今週発売される新作インディーズゲーム情報です。
今回紹介するのはMGP Studiosが制作した『Sinless』。この作品は1988年にコナミから発売された『スナッチャー』をリスペクトしたサイバーパンク作品です。現在は海外版しか発売されていませんが、日本でも発売される可能性が高いのでご紹介します。
サイバーパンクにポイントクリックシステム90年代の世界観で語る未来世界
ゲームシステムはポイントクリックとコマンド選択が組み合わさった形のビジュアルノベル+アドベンチャーです。気になる場所をクリックすると選択肢が表示され、選択すると物語が進んでいくといった感じで、古き良き時代のアドベンチャーゲームの雰囲気です。
制作したスタジオからは、サイバーパンク的な新しい秩序や習慣の元に作られた物語や音楽、個性豊かなキャラクターにミニゲームなどを楽しんでほしいとのことです。
オムニケア社のサイバネティックインプラント技術によって新しい秩序が生まれ、犯罪のないユートピア社会が作られました。人々は1日前に公式スケジュールを設定し、そのとおりに行動します。そして政府ではなく企業が政治を担当するようになりました。実はこんなユートピア社会には隠された側面があるわけで…。
公式のトレイラーでは映し出されているのがアートワークだけで、ゲームの雰囲気はわかるもののどんなゲームなのかはわかりません。Steamではすでに発売中で評価も高いので、サイバーパンクな世界観やアートワーク、古めかしいシステムのアドベンチャーなどに惹かれる人はプレイしてみるといいかもしれません。
おそらくNintendo Switchの北米版でプレイした人たちが感想を発表しますのでそれを見てからでも遅くはないと思われます。
リスペクトされた作品『スナッチャー』とは
『スナッチャー』は最新作『DEATH STRANDING』が好評な小島秀夫監督がシナリオとディレクションを手掛けた作品です。映画『ブレードランナー』をモチーフにサイバーパンクな未来を舞台に人間と入れ替わった(スナッチした)アンドロイド(スナッチャー)を探して破壊するアドベンチャーゲームです。
海外での販売は、その後の小島監督の名声からは考えられないほど扱いが悪く、正式な海外移植はPCエンジン版を元にしたメガCD版のみとなっています。それにも関わらず『Sinless』のようにリスペクト作品が後をたたないのは、当時の海外のハッカーたちが英語化パッチを配布したためです。
この簡単にプレイできないことがさらに評価を上げることになったのだと思われます。
この『スナッチャー』をプレイする一番簡単な方法は2020年3月に発売されます『PCエンジンミニ』を買うことです。こちらに収録されていますので、海外ファンがさんざん苦労してプレイした作品をぜひともプレイしてください。