マイクロソフトのライバルは任天堂でもソニーでもなくAmazonとGoogleです! - ガメモ
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Xbox Series Xの発売が間近に迫っている中、マイクロソフトは競合他社の動向からも目が離せません。マイクロソフトの競合他社といえばPS5を2020年に発売するソニーとNintendo Switchを発売している任天堂となるはずです。
しかしXboxのチーフであるPhil Spencer氏は、打ち倒すべき相手としてAmazonとGoogleを挙げました。
ゲームもクラウドサービスの時代へライバルはAmazonとGoogle!
その理由としてPhil Spencer氏は次世代はクラウドサービスの時代になると語っています。氏はAzureを搭載したProject xCloudは、Xboxファンがゲームにアクセスして楽しむ方法に革命をもたらすと約束しています。
そしてライバルのひとりAmazonはクラウドサービスとしてAWSクラウドをサービスしており、そのクラウドサービスを通じて多くのゲームコンテンツを供給し、ゲーム動画配信サイトのTwitchを展開しています。
またGoogleはStadiaを昨年に発売して、ゲームのサブスクリプションサービスをはじめました。こちらはリリースの発表が遅れていて、購入者を心配させています。しかしこの購入者は、こういう状況になることを予想できないような消費者ではなく、筋金入りのゲームファンですので、彼らからの批判は気にしなくてもOKです。そしてGoogleもクラウドサービスを展開し、動画配信サイトのYouTubeを所有しています。
静かに侵攻しているソニーと任天堂
この2社に比べるとソニーと任天堂はクラウドゲームに関心はあるものの手を出してはいません。マイクロソフトがAzureプラットフォームに多額の投資をして今までとは違う企業をライバルとしているのなら、これからのゲーム戦争は様相が変わってくると思われます。マイクロソフトの予想どおりに、音楽や映画のようにゲームも月額課金の時代が来るとしたら、その時ライバルとして見られていないソニーと任天堂が持っている圧倒的なコンテンツをどこが手にいれるかが鍵となると思われます。
さらにソニーや任天堂がクラウドゲームやサブスクリプションサービスをこのままやらないということはないでしょう。
ソニーはPlayStation Nowでレトロゲームの定額遊び放題や音楽、映画のサブスクリプションサービスを行っていますし、任天堂はNintendo Switch Onlineでファミコンとスーパーファミコンの人気タイトルがいつでも遊べるようになっています。
このように参入が遅れているのは、豊富なコンテンツを持っているということで、コンテンツの早期投入でユーザーを素早く囲い込む必要がないということだと思います。
マイクロソフト、Amazon、Google、ソニー、任天堂が競い合うことでクラウドサービスの技術向上やサブスクリプションの低価格化などが起こると嬉しいですね。