「SFV AE」期間限定で無料トライアル版(Steam版)が配信!そしてコントローラーに関してルール更新 - ガメモ

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コンテンツ [表示]

  1. 1まるでF1サーカス! 世界を転戦するeスポーツ大会
  2. 2ついにeスポーツにも来た道具問題
  3. 3道具の発展が競技の発展に繋がる

対戦格闘ゲームの原点でもあり現在でも最高峰でもある「ストリートファイター」シリーズ。シリーズ最新作の「ストリートファイターV アーケードエディション」がSteamにて2019年7月8日まで無料トライアル版が配信中です。これに合わせてSteamでは2019年7月9日までの期間限定で各種コンテンツを最大70%オフで販売中です。

eスポーツの盛り上がりにあわせて、これから「ストV」を始めたい方や、大会動画やゲーム実況などで見かけたコスチュームなどのダウンロードコンテンツが欲しい方はこの期間にぜひとも購入してください。

まるでF1サーカス! 世界を転戦するeスポーツ大会

 もちろんeスポーツの盛り上がりに「ストV」は欠かせません。カプコンは世界で開催されるCAPCOM Pro Tourを主催していて、大会の模様はインターネットを通じて世界に配信されています。

今年のCAPCOM Pro Tourはアメリカのアトランタで2019年3月15日から開催されます「CEO 2019」から始まり、12月の「Capcom Cup 2019」まで続きます。
半年間で世界中を転戦しながら成績に応じてポイントを獲得していき優勝を目指します。直近の大会は2019年6月28日にアメリカのデイトナビーチにて開催されるCEO 2019です。世界を代表するプロの戦いがみられます。

 

ついにeスポーツにも来た道具問題

 

 新シーズンを、迎えた2019年の大会で大きく変わったことといえば、自作コントローラーの使用が条件付きでOKになったことです。

テニスやスキー競技など道具を使うスポーツでは道具に対する厳格な規定が存在しています。これまで対戦格闘ゲームでは付属のゲームパッドや市販のジョイスティックが使われていました。
しかし2019年になってHitBox型コントローラーHitBox型コントローラーが注目を集めます。これはジョイスティックの代わりにボタンで上下右左(同時押しで斜め)に入力できるコントローラーです。HitBox型コントローラーは以前から存在していたのですが、あまり格闘ゲームに使われることはありませんでした。

このHitBox型コントローラーの最大の利点は「レバーを真ん中(ニュートラル)にする必要がない」ことです。大抵のゲームでダッシュコマンドはレバーを同一方向に2回倒します。それがHitBox型コントローラーなら同じボタンを2連打ですみます。

「ストV」のガイルの必殺技のソニックムーブのコマンドは「左タメ右+パンチ」ですが、HitBox型コントローラーなら「左ボタンを押しながら右ボタン+パンチ」でソニックムーブっが発動します。これにより最速でソニックムーブを撃った後にガードができるようになります。

HitBox型コントローラーの登場は、入力ミスを減らしつつ入力スピードを物理的に早くすることが可能になりました。また本来なら入力できるはずのないレバー操作ができるので、HitBox型コントローラー限定のコンボなども発見されています。

道具の発展が競技の発展に繋がる

 

SFV AE


今回の大会からコントローラーに対する明確な規定が明記され、HitBox型コントローラーも使用が認められるようになりました。
今後、他の大会でもコントローラーに対する規定が明記されるようになると思われます。
道具を使うスポーツの場合、道具の発展が記録の発展に繋がっていきます。今までeスポーツでは、道具に対してあまり注目されていませんでした。それは今まで大会がアーケード筐体で行われるものが多く、同一の環境で戦うことが多かったからです。

これからは競うゲームが同じでもプラットフォームが違えば道具の問題が出てきます。道具や練習環境の優劣で勝負が決まってしまうのはフェアなのか?という問題は、一般のスポーツでも議論されている問題です。
このような問題が、スポーツとして認知され始めたばかりのeスポーツでも起こっているのが、展開の速さとともに非常に興味深いです。

ストリートファイター公式ホームページ

ストリートファイターV販売ページ(Steam)

hitBOX公式ホームページ

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