「魂斗羅」!?「メタスラ」!? 正解は「Blazing Chrome」!! - ガメモ

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  1. 1ブラジルからやってくるリスペクトの風
  2. 2メタルスラッグが愛される理由
  3. 3上手くなれば長く遊べる絶対価値観ゲーム

インディーズのパブリッシャーであるArcade CrewからブラジルのインディーJoyMasherによるアクションゲーム「Blazing Chrome」が7月11日に発売されることが発表されました。プラットフォームはPS4/Xbox One/Nintendo Switch/PCで日本語にも対応しています。

ブラジルからやってくるリスペクトの風

今回の作品は「Blazing Chrome」は重厚感のあるメカと細かい爆発エフェクトなどいわゆる濃いドット絵が特徴の2Dアクションシューティングゲーム。

トレイラーを見ていると思い起こされるのが「魂斗羅」と「メタルスラッグ」の影響を受けまくっていること。バイクや二足歩行ロボットに乗って戦うところは「メタルスラッグ」っぽく、伏せ撃ちやローリングジャンプ、奥行きのある疑似3D面の存在などは、とっても「魂斗羅スピリッツ」っぽいです。

最新のトレイラーではゲーム中でアンロックできる追加キャラクターのが公開されました。ニンジャな彼らは、銃火器で戦うメイン主人公とは異なり、カタナを使った接近戦がメインのようです。

以前、海外のゲームファンは「魂斗羅」が好きすぎるというお話をしましたが、「魂斗羅」の次に好かれてるゲームはたぶん「メタルスラッグ」シリーズです。ちなみに根拠はありません。

メタルスラッグが愛される理由

「メタルスラッグ」シリーズの第1作の登場は1996年。世の中は3Dポリゴンを使用したゲームが隆盛で、この年には「バーチャファイター3」(セガ/1996年)や「ソウルエッジ」(ナムコ/1996年)、「セガツーリングカーチャンピオンシップ」(セガ/1996年)、「レイストーム」(タイトー/1996年)と各ジャンルにゲーム史を代表するようなゲームが登場していました。

そんな中、2Dのドット絵は爛熟期を迎えます。「バトルガレッガ」(エイティング/1996年)や「セクシーパロディウス」(コナミ/1996年)に「アクウギャレット」(バンプレスト/1996年)、そして「メタルスラッグ」。職人芸のように描きこまれたドット絵にファンは目を奪われ、激しさを増した敵の攻撃にやられてしまうのでした。

この「メタルスラッグ」ですが、ゲームセンターで対戦格闘や大型筐体が主流になり、ひとり(二人同時プレイ可能)で楽しむアクションゲームは稼働も少なく、シューティングと並んで冬の時代を迎えていました。

そのような時代背景の中でも「メタルスラッグ」は人気となり、6作目まで開発されました。

ゲームの内容は横スクロールの2Dアクションで豊富な武器と乗り物を駆使して、反乱軍を倒していくというものです。

このゲームが受けたのは、まず爽快感です。見た目も威力もド派手な武器を上下左右斜めに打ち放題、ぶら下がり撃ちや伏せ撃ち、ジャンプ撃ちとストレス無く撃ちまくれます。アクションの基本である「撃って避ける」が楽しくできるというのが嬉しかったです。

第二になぜかひどい残虐表現。「メタルスラッグ」は3頭身キャラでコミカルな姿なのに、撃たれた敵は武器によって血しぶきをあげたり、黒焦げになったりとリアルにやられていきます。外国人はなぜかグロ描写が大好きですからそれも受けたんだと思われます。

第三は難易度の絶妙な高さです。乗り物に乗っていない限り基本的には一撃で死にます。当時は残機+ライフ制が多かったのですが、「メタルスラッグ」は残機制のみでスコアによるエクステンドもなしという厳しい仕様でした。ただ、乗り物に乗ってしまえば2~3ダメージは耐えられるし、そこかしこで乗り換えができるので厳しすぎるというわけではありませんでした。

また、乗り物から降りる時に無敵時間が発生するのでそれを利用して敵の弾を避けるテクニックを駆使すれば楽に進める場面も多かっです。

そしてこれらの要素をさらにパワーアップさせるのがドット絵です。マシンガンを撃ったら薬莢が排出される、ジャンプすると足場から土煙が上がる、発射口からちゃんと発射されるミサイルなどなど。この細かい描写が正気の沙汰とは思えない緻密なドット絵で描かれています。ゲームの楽しさと画面の美しさで通常のプレイの3倍くらい楽しくなるゲームでした。

上手くなれば長く遊べる絶対価値観ゲーム


「メタルスラッグ」はゲームとして楽しいのですが、それとは別にゲームキッズから好かれていた理由がもうひとつあります。それはプレイ時間が長いことです。

格闘ゲーム全盛の時代ですから強ければ100円でたくさん試合ができるのですが、大抵は2分ほどで終わってしまいます。ゲーム資金が少ないゲームキッズたちは、それが原因でコンシューマ機へとシフトしていくのですが、それでも行きたいのがゲームセンター。

少しでも長く遊べるゲームをと探してたどり着くのが「メタルスラッグ」だったんです。爽快感のあるゲーム内容にきれいなグラフィック。そして練習すれば誰でもクリアができる絶妙な難易度。そして1コインで20分くらい遊べるコスパの良さ。これが人気が出た原因ではないでしょうか。
その後、アーカイブなどで配信されると「昔はクリアできたから」と購入してしまい、思い出とは違う難易度に首を傾げながらプレイしてしまいます。

「メタルスラッグ」は1996年の当時に流行したゲームのムーブメントとは少し外れるのですが、今でも世界中に熱狂的に愛されるゲームです。

JoyMasher公式ホームページ

「魂斗羅」復活! 我等大歓喜!

 

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