「League of Legends」に新ゲームモード登場!!オープンβテストも開催中 - ガメモ
レトロゲーム,セガ,メガドライブ,メガドラ,サターン,任天堂,NintendoSwitch,Vtuber,eスポーツ
ライアットゲームズは6月26日、PC用マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナゲーム(以下、MOBA)「League of Legends(以下、LoL)」にて、新ゲームモード「チームファイト タクティクス(以下、TFT)」を実装しました。2019年6月27日現在は、オープンβテストとして全ユーザーが遊べるようになっています。
「League of Legends」の新ゲームモードとは!?
「TFT」は、8人のプレーヤーが最後まで勝ち残ることを目指してフリー・フォー・オール形式というラウンド制のオートバトルゲームです。プレイヤーはチームではなく、それぞれ個人で戦って優勝を目指します。
各プレーヤーは「LoL」のキャラクター(チャンピオン)たちでチームを編成し、対戦マップ上に配置して対戦していきます。
配置した後はキャラクターが勝手に動き戦闘を始めます。プレイヤーはゲーム中に獲得するゴールドを使うことで、チームを強化したりキャラクターを成長させたりしていきます。フィールドに登場するキャラにはそれぞれ属性があり、キャラ同士の組み合わせによってさまざまな効果が発動します。
直接、キャラを動かすのではなく、フィールドに出すキャラやゴールドの使い方、キャラの組み合わせなど戦略性の高いゲームです。
このゲームモードは最近、爆発的な流行を見せている「オートチェス」というジャンルから大きなインスパイアを受けています。そんなこと言われても「オートチェス」ってなんですか? という方も多いはず。ここでは「オートチェス」について簡単に紹介させていただきたいと思います。
「オートチェス」って何!?
「オートチェス」はPC用MOBA「Dota2」(Valve Corporation/2013年)向けの改造プログラム(以下、Mod)である「Dota Auto Chess」から始まりました。中国の開発チームが制作したこのModは、「Dota2」のキャラを使用した全く新しいゲームで2019年1月に公開後、2週間ほどで60万人がプレイヤー登録をしました。
その後は加速度的に進行し、たくさんのインスパイア作品を生み出しつつ、ついにはLoLの新コンテンツにまでなったのです。
ここまで時間はわずか半年。あまりのスピード感に開いた口がふさがりません。
麻雀+カードゲーム+バトル!!
ゲームの内容は、上でも少し触れましたが複数のプレイヤーで駒をゴールドで買い集めてパーティーを編成して戦うバトルロイヤルです。
戦闘はすべてオートで進みますので、プレイヤーは何をするかと言うと、獲得したゴールドで、ガチャを引いて新キャラを獲得したり、ゴールドを使ってガチャの中身を変更したり、ゴールドを使って駒を成長させたりします。
よ
うする大半はお金を有効に使って戦うゲームです。これだけなら初期投資でガチャのあたりを引けばと思う方もいるかもしれません。
ここで一筋縄でいかないのが持っているゴールドには利子が付くことです。使わずに持っていてラウンドをこなしていくだけでゴールドは増えていきます。
さらには集めた駒の組み合わせで特殊効果が発動します。麻雀で言うところの役のようなものですね。しかも麻雀のようにガチャの中身は参加プレイヤー全員で共有します。なので強い組み合わせを狙っていても他の人にキャラを取られてしまったり、何回もガチャを回してゴールドがなくなるなんて事も起こります。
ガチャで当たりを引けばいいというわけでもなく、かと言って理詰めでガチガチに行ってもガチャを始めとしたランダム要素で逆転される。本当に奥が深いゲームです。
新ジャンルは熱いうちに打て!
「オートチェス」は世界中で人気があるのですが、一番人気があるのはやはり開発チームがいる中国で「中国式運用法」と呼ばれる定石があったり、世界で一番早くインスパイアゲームを配信したりもしています。
オートチェスは、これからもたくさんのゲームが配信されていくことでジャンルとして認知されていくと思われます。その中で新しいシステムが流行したり、新しい定石が開発されたりしていくことでしょう。
まだ始まって半年のジャンルですので、今から注目しておくときっと良いことがあると思います。