「あそぶ!ゲーム展ステージ1:デジタルゲームの夜明け」が夏休みに埼玉県川口市メディアセブンに凱旋! - ガメモ
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埼玉県川口市が運営している映像・情報メディアセンター、メディアセブンにて2019年7月6日(土)から9月23日まで、企画展「あそぶ!ゲーム展ステージ1:デジタルゲームの夜明け」が開催されます。
この企画展の魅力はなんといっても実際にデジタルゲームで遊べるところです。そんな「遊んで学べる」をコンセプトにした企画展を紹介します。
好評だった企画展が川口市に帰ってきた
「あそぶ!ゲーム展」は3回シリーズの展覧会で、SKIPシティ映像ミュージアム(埼玉県川口市)にて、2015年に「ステージ1:デジタルゲームの夜明け」、2016年に「ステージ2:ゲームセンターVSファミコン」、昨年2018年に「ステージ3:デジタルゲームミレニアム」が開催されました。川口市以外でも高松市を始め全国各地で巡回展示され、
また川口市以外でも、高松市、函館市、さいたま市など、全国各地で巡回展が開催され大勢のゲームファンが訪れました。
「あそぶ!ゲーム展」ってどんな展覧会?
デジタルゲームが誕生して約半世紀。「あそぶ!ゲーム展」では、その進化の歴史をたどります。ゲームのしくみや映像技術について解説するもので、「実際にプレイできること」にこだわった展覧会です。
時代ごとにステージ1からステージ3までの3期に分けて開催されているこの展覧会。今回、川口市メディアセブンにて開催されるのは「あそぶ!ゲーム展ステージ1:デジタルゲームの夜明け」ということです。
時代別に3つに別れたステージの最初のステージで、テーマ年代は1950年代末~1982年です。
ここでしか触れられない歴史的ゲームも
展示内容はどれも貴重なものばかり。世界最古のデジタルゲームと呼ばれる「テニス・フォー・ツー」(ブルックヘブン国立研究所/1958年)や世界初のシューティングゲーム「スペース・ウォー」(マサチューセッツ工科大学/1962年)を始め、世界的大ヒットを記録した「PON」(ATARI/1972年)や「スペースインベーダー」(タイトー/1978年)も展示されています。
実機以外の展示も充実
また実機の展示以外でも「スペースインベーダー」の開発者である西角友宏氏と「パックマン」(ナムコ/1980年)の開発者である岩谷徹氏のインタビュー映像や、貴重な開発資料も展示されます。
さらにはハード面の展示として、デジタルゲームが動く仕組みや映像技術などが、実際のゲーム機やプログラムリスト、デザイン画などの資料と一緒に解説されています。
活かそう!前回の反省点!
前回の「あそぶ!ゲーム展」を訪れた時のことを参考までに書いておきます。展示されているゲームは歴史的資料価値が高いため、試遊時間が限られていたり、「調整中」になっていて遊べないゲームがありました。目的のゲームがどうしても遊びたい場合は、複数回行くつもりのほうがいいと思われます。
そしてお子様の来場者が多いので、なかなかオッサンがプレイしづらい環境でした。今回は夏休みの開催ですので、もっと増えるかもしれません。
やっぱり小学生と一緒に並ぶにはオッサンは年を取りすぎています。小学生のスキを突いてレアなゲームをプレイしたいところです。
買えるならカタログを買いましょう。貴重なゲームの開発資料や監修者の対談や特別コラム、ゲーム史年表(完全版)などを収められていますので、ゲームの資料としては一級品です。通販などは今のところアナウンスされていませんので、この機会に必ず購入したいですね。
「あそぶ!ゲーム展」企画展概要
展覧会名:あそぶ!ゲーム展ステージ1:デジタルゲームの夜明け
会期:2019年7月6日(土)~2019年9月23日(月)
休館日:第3金曜日
会場:メディアセブン(JR川口駅直結)
開館時間:平日10:00~21:00 土日祝日9:00~18:00 ※1.5時間ごとに入替制(各回定員30名)
料金:200円(未就学児無料)※各回30分前から受付で入場券販売
企画監修:遠藤雅伸(東京工芸大学教授)/馬場章(学校法人滋慶学園COMグループ名誉学校長)
協力:アイレムソフトウェアエンジニアリング株式会社、岩谷徹、旧東京大学大学院情報学環馬場研究室、株式会社セガ・インタラクティブ、株式会社タイトー、高井商会、西角友宏、株式会社ハムスター、株式会社バンダイナムコエンターテインメント、ローリング内沢(50音順)
主催:メディアセブン
企画:株式会社デジタルSKIPステーション
お問合せ:メディアセブン048-227-7622
HP:http://www.mediaseven.jp