ポーランド政府が自宅で過ごす子どもたちのためにMinecraftサーバを設置 - ガメモ
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こちらの記事は海外ゲームニュースサイト「gamespot.com」のこちらの記事を参考に書かれています
香川県の条例の例を出すこともなく、全世界の国や自治体は子どもたちにコンピュータを使わせないようにしたり、外で運動をさせるためにたくさんのキャンペーンをしてきました。
しかし新型コロナウイルスの世界中での流行により、ポーランドでは子どもたちがオンラインで遊んだり交流できるようにパブリックMinecraftサーバを立ち上げました。
ウェブを活用して勉強や余暇を子どもたち楽しく過ごしてもらう
ポーランド政府は、Minecraftサーバとその他の遊びながら学習ができるコンテンツを含む学習ハブ『Grarantanna』を公開しました。
ゲームジャム、Minecraftサーバー、オンラインTTRPGセッション、ポーランドの歴史と地理に関するクイズにオンラインセミナーなどコンテンツも充実。クイズでは全問正解した子どもは、メールアドレスを登録しておくと賞品がもらえます。
ポーランドはコロナウイルスへの対応に積極的で3月11日には、すべての学校、博物館、映画館を閉鎖して国境検査を導入しています。家でずっと退屈している子どもたちに、ポーランド政府は何か生産的なことで退屈を解消しようとしています。 しかしMinecraftサーバを立ち上げたからといって『Grarantanna』は「これは長期休暇でも祝日でもありません」 と警告しています。
Minecraftでは優秀作品には政府から表彰も!
このMinecraftのサーバは子どもたちだけでなく、大学までの全学生がログインすることが推奨されています。プレイヤーには60×60のプロットが与えられ、そこで製作されたもののなかで最高の作品には3月30日に表彰が行われます。
このサーバはポーランドのeスポーツやゲームトーナメント、ボードゲームの出版に関わっているNeverlight Associationが管理運営しています。そのため、政府ではあまり考えつかないテーブルトークRPGのセッションがあるわけです。
最大の目玉はゲーム製作講座かもしれない
ゲームや賞品がもらえる地理歴史クイズなどに注目が集まりがちですが、このコンテンツの中でとても気になるのが『ゲーム製作講座』と『ゲームデザイン講座』です。
『ゲーム製作講座』ではUnityを使った本格的なゲーム制作講座で、『ゲームデザイン講座』はゲームデザイナーがゲーム開発に必要な鍵となるスキルについてセミナーを開いています。
将来的にこの自宅待機中にゲーム製作を学んだ子どもたちの中から、ゲームクリエイターが誕生するかもしれませんね。