ある日、突然ゲーム業界に転職したくなった時の業種の選び方 - ガメモ

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  1. 11. 他業種からでもOKなゲーム業界の職種
  2. 22. ゲーム業界への転職に求められる資格やスキル
  3. 33. 異業種からの転職が強みになるポイント
  4. 44. まとめ

ずっと別の仕事をしているけれど、やっぱり諦めきれないゲームの仕事。「そうだ転職しよう!」そう思った時、どんな仕事を選べばいいのかわからない。
そんな方々に贈る未経験からでも採用されやすい職種を紹介します。

1. 他業種からでもOKなゲーム業界の職種

1-1. ゲームプランナー
1-2. エンジニア
1-3. デザイナー
1-4. カスタマーサポート
1-5. 品質管理・QA・デバッグ

2. ゲーム業界への転職に求められる資格やスキル
2-1. 特にないからこそアピールが大切
2-2. エンジニアはプログラミング言語の知識をアピール
2-3. 経験・コミュニケーション能力
2-4. 忍耐力

3. 異業種からの転職でアピールするポイント
3-1. IT・エンジニア系
3-2. サービス業
3-3. 営業職
3-4. 事務職

4. まとめ

1. 他業種からでもOKなゲーム業界の職種


1-1. ゲームプランナー
ゲームプランナーとはゲームの企画から制作・集計などに携わる仕事です。ゲームプランナーでも、開発プランナーと運営プランナーのふたつに分かれていて、仕事が微妙に違っています。
ゲーム開発プランナーは簡単に言ってしまうと「0を1にする仕事」です。ゲームの世界観やテーマなどを創造して企画を練り、ゲームシステムや盛り込みたい機能をまとめて、製作チームと共有する仕事です。未経験でいきなりこの仕事はできませんので、最初はアシスタントという形で社内資料作成や、関連部署から届けられるデータの管理、上司のプランナーのスケジュール調整などが仕事となります。
ゲーム運営プランナーは「1を10にする仕事」です。スマホなどのソーシャルゲームでは、毎週、毎月で色々なイベントやガチャの配信が行われています。このイベントやガチャの企画を考えるのが運営プランナーです。ディレクターからの指示を受けたり、ユーザーのニーズや消費傾向などを考えてイベントやガチャの企画をします。
どちらのプランナーでも最新のゲームランキングや新作チェック、人気ゲームの分析などのトレンドの把握が重要です。

1-2. エンジニア
他業種ですが、同じIT業界からの転職です。こちらは前職での経歴がダイレクトに反映されてしまう
エンジニアは、ゲームのシステムや環境などを設計してプログラミングし、しっかりとコンテンツとして機能するようにするのが仕事です。ディレクターやプランナーにはプログラムに詳しい人はあまりいません。プログラム技術も必要ですが、彼らの実装したい機能を理解するコミュニケーションスキルも求められます。
またソーシャルゲームでは、課金システムのプログラムや管理、運営しているサーバーの管理なども行います。こちらはゲーム運営の根幹に関わる仕事ですので、責任が重大です。
プログラムは、会社によって採用しているプログラミング言語が違います。エンジニアは即戦力として期待される職種ですので、募集要項に記載されている情報をよく見ておきましょう。

1-3. デザイナー
ゲーム業界のデザイナーは、大きく「2Dデザイナー」と「3Dデザイナー」に分けられます。
2Dデザイナーはゲームに登場するキャラクターやモンスター、背景のデザインを行うほか、ゲーム画面のUI(ユーザーインターフェース)のデザインもします。
また会社によっては、プロモーション用のWebサイトやポスターのデザイン、ソーシャルゲームですとイベントやガチャのバナーなども作成します。未経験からの転職の場合ですと、こちらのバナーやアイコンの作成からスタートすることになります。
3Dデザイナーはデザイン担当が描いた設定画を参考に、キャラクターや背景を3Dデータに仕上げます。キャラが動く動作を描くモーションデザインや絵コンテに従って3Dデータの中に撮影用のカメラを設置するなど、2Dデザイナーとは全く違う技術が必要とされます。
2Dと3Dのデザイナーでは求められる仕事の内容が違っていて、3Dデザイナーに求められる業務内容は、映画やアニメなどの映像制作会社に勤務していて3Dデザインを経験している限りなく同業種に近い方になります。
そして2Dと3Dの両方のデザイナーもゲーム会社からの募集要項に会社で使用しているソフトが記載されていますので、体験版などで練習しておくといいでしょう。


1-4. カスタマーサポート
ソーシャルゲームなど、長期間サービスを継続しておこなっているゲームでは特に重要な業種です。ユーザーからのお問い合わせに対応し、ユーザーの疑問や報告などに対応するのが主な仕事です。ゲーム制作に関する特別なスキルは必要なく、ユーザーの疑問や不満、不具合報告など人に対応する社会人としてのスキルが必要になります。
規模の小さなソーシャルゲームですと、ユーザーに一番近い立場として、ユーザーへの告知の作成やユーザーの意見を取り入れたイベントの企画なども任されることもあります。
たくさんのユーザーの意見を聴くことで、ニーズを理解し、カスタマーサポートから運営プランナーに配置転換される人も少なくありません。


1-5. 品質管理・QA・デバッグ
カスタマーサポートと同じく、ゲーム業界未経験から転職しやすい職種です。QAはQuality Assuranceの略で「品質保証」の意味です。リリース前の新しいゲームやイベント、ガチャを、チェックポイントに沿ってテストして、不具合(バグ)などがないかをチェックする仕事です。ゲームの仕様を完全に理解していないと品質管理も保証も不具合の発見もできないため、ゲームへの理解が深くなりますので、運営プランナーやエンジニアなどに配置転換される可能性が高い業種です。

2. ゲーム業界への転職に求められる資格やスキル


2-1. 特にないからこそアピールが大切
ゲーム業界へ転職したいと思っている方、全員が持っているべき特別な資格はありません。エンジニアやデザイナーは、プログラミング言語やソフトを使ったCG作製技術などが必要ですが、基礎的なことが何もできない「ある日、突然ゲーム会社に転職したくなった人」が選ぶ職種ではありません。応募する職種で活かすことができるスキルや経験と、その仕事をやりたいという熱意があれば転職が成功する可能性が高いです。

2-2. 志望する会社のプログラム言語や開発ソフトの知識
システム開発に使用する言語やCG製作に使用するソフトは会社によって違います。エンジニアやデザイナー希望の方はもちろんですが、プランナーやディレクターなどの企画職に応募する場合でも、プログラミングの知識があると有利になるはずです。エンジニアやデザイナーなど専門職の人は「わかってないくせに何か言ってくる人」がとにかく嫌いです。完全に理解しなくてもコミュニケーションを図る道具として知識は持っておきましょう。

2-3. 社会人経験・コミュニケーション能力
ゲーム業界以外の社会人経験やコミュニケーション能力は強力なスキルです。
ひとつのゲームには大勢の人間が関わり、全員が協力しないとできません。円滑な人間関係を
築けるかどうかは、スムーズなゲーム制作やゲーム運営にとってかなり重要な要素となります。

2-4. 忍耐力
ゲーム開発の現場は基本的には「聞いていたのと違う!」が連続して起こります。そのために残業が増えたり、修正が終わるまで待たされたり、会議で決まった仕様と全く違っていたりと
我慢が必要になってきます。どんな状況でも投げ出さずにやりきる忍耐力が、もしかしたらいちばん大切なスキルかもしれません。

3. 異業種からの転職が強みになるポイント

ゲーム業界での経験よりも、異業種での経験のほうが強みになるケースもあります。
自分の中ではそれほど重要視していなかったスキルや経験に注目されることが多くあります。面接で聞かれたことなどを反映しつつ、履歴書や職務経歴書で持っているスキルや資格をアピールしましょう。

3-1. IT・エンジニア系
先にも書きましたがIT業界とゲーム業界はエンジニアにとっては親戚のような関係です。ゲーム業界でエンジニアを目指す際はIT業界での経験は完全に役立ちます。
応募する会社が求めているスキルや技術をまずは把握してから、自分が勤めていた会社使用していた言語や会社での実績などを整理し、しっかりアピールしましょう。

3-2. サービス業
ゲーム製作も結局は人との関係ですので、サービス業で培ったコミュニケーション能力は、営業はもちろん、接客という観点からカスタマーサポートや、ユーザーのニーズを読み取るゲームプランナーで活かせると思われます。お客さんのニーズを読んだイベントの開催など、お客さんを観察して活かせるという手腕がアピールポイントです。

3-3. 営業職
ゲームの製作・運営とは離れてしまいますが、営業職の経験を活かすとなれば、ゲーム会社の営業への転職が一番の近道です。転職活動の際に重要なのが、外の業種でも営業職はあるので「なぜゲーム会社の営業職を志望したのか」といった志望動機をしっかりと説明できるようにしましょう。ゲームが好きなら、その好きなゲームをどう売り込むかなどを上手に伝えられるようにしておくといいでしょう。
ゲーム製作・運営の分野では、営業もコミュニケーションやチームのモチベーションマネージメントなどのスキルが活かせるので、ゲームに関する知識にプラスするという考えるなら、運営プランナーなどにも活かせると思われます。

3-4. 事務職
事務職の仕事をしていた場合は、Microsoft Officeなどのソフトがスムーズに使えれば、バックオフィス系の職種で転職後すぐに活躍できるでしょう。
ソフトのスキルや志望動機だけではなく、細かな作業に対する耐性など、仕事に活かせる自分の強みも一緒にアピールしましょう。
また、Excelが得意な方やデータ入力が得意な方は、日々大量のデータを扱うプランナー職種にも活かせます。

4. まとめ

転職の場合ですと、新卒の時とは違って熱意とかゲームへの愛情だけではゲーム会社に採用されることはありません。
前職での業務内容をしっかり整理して、自己分析をして使える資格やスキルを武器にして戦いに挑む必要があります。
とはいうもののゲーム業界とは全く関係のない業界から転職を考えた場合、情報収集するだけでも大変です。そんな時はゲーム業界に強い転職エージェントに相談したり、ゲーム業界に強い人材派遣会社に登録してみるのもひとつの作戦です。
最新のゲーム会社の情報を手に入れることができ、ゲーム会社への転職に有利な履歴書の書き方も教えてもらえます。
転職活動を考えている方は、自分だけで活動するのもいいですが、エージェントや派遣会社を利用することも考えてみましょう。まずはゲーム業界の情報取集から始めてみましょう。

 

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