インディーゲームフェス 2019 受賞作品決定! - ガメモ
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Googleは6月29日、インディー系ゲームデベロッパーが対象のコンテスト「Google Play Indie Games Festival 2019」のファイナルイベントを開催しました。
国内インディーゲーム開発者による新作を対象としたこの企画。応募されたインディーゲームの中から事前に20作品まで選出し、ファイナルイベントにて実際にプレイや応募者のプレゼンを経て、投票によって受賞作品が決定します。
「明日のヒットメーカー」を探すのが目的のこのコンテストではGoogleの他にも、集英社やエイベックス、東宝といったメディアや自社でコンテンツを所有している企業も協賛しており、特別賞として開発資金の援助や自社タイトルのゲーム化ライセンスなどが贈られます。
賞品はゲーム開発者ならどれも有益なものばかり
今回、トップ20に選ばれたソフトは、Googleから多くの商品が送られます。例えばGoogle Play ストアや、ユーザーやデベロッパー向けの他のマーケティング チャネルでのプロモーション、ゲーム業界の代表的な人物やインフルエンサーと人脈を築くチャンス、開発コストの削減に役立つデバイスなどです。
一般に行われるゲームコンテストよりも、もっとビジネスに直結するコンテストだとも言えるこのコンテストで、今年受賞した作品は以下のものです。
トップ3受賞作品
MeltLand - メルトランド -
とろけた地面を押し上げ "雫(しずく)" を運ぼう!新感覚ボール転がしゲーム。
そこは不思議なとろけた世界…
あなたが出来るのは地面を下から押し上げることだけです。
落とさないよう慎重に、時には大胆に。"雫(しずく)" を転がしゴールを目指そう!
画面で指をなぞって地面を盛り上げたり、タップして地面を揺らしたりしながら透明な雫をゴールまで運んでいくゲームです。
とにかく思い通りに雫が動かない。平らなところを動かすだけでも大変なのに高低差があったらもう一大事。勢いがつきすぎて場外に飛び出ないように慎重に操作をしていきましょう。苦労を重ねてゴールに到着した時のカタルシスはたまりません。
Infection - 感染 -
ゾンビになって人類を滅亡させろ!
全く新しいゾンビの群集アクションパズルゲームが登場!ゾンビに怯えながら逃げ惑う群集を襲う爽快感は前代未聞!?
数百人の群集を追い詰めて一気に壊滅させよう!
噛み付いてゾンビ感染者を増やしながら、決められた人数を感染者に変えていくパズルゲームです。群衆は逃げ方に法則性があり、その法則をうまく利用して先回りや行き止まりに追い込んでゾンビに変えていきましょう。
単純なルールで、失敗しても何回でも再チャレンジができるのでちょっとした息抜きにぴったりです。安易に近くから噛み付いていくと逃げられてクリアできなかったり、ギミックを有効に使わないとクリアできなかったりと、何かと一筋縄ではうまくいかないゲームです。
ゾンビが主役といっても残虐描写も少なめなので、ホラーゲームが苦手の方もぜひプレイしてください。
くまのレストラン
そのレストランでは死者に最後の晩餐がふるまわれます。ハンバーガー、オムレツ、寿司、プリン、なんでもござれ。記憶のかけらさえあれば、生前の好物を作ってご覧に入れましょう。
プレイヤーはお客さんの生前の記憶に「ダイブ」することでお客さんの好物について知ることができます。あなたは助手の「ねこ」として、レストランの店長の「くま」を手伝うことになります。・・・でもじつはあなたも自分が誰なのかよく覚えていないのです。なにが好物だったのかさえも。
「くま」と「ねこ」の二人が織りなす短編レストランストーリー。このゲームには、難しい謎解きも、ワクワクするバトルも、胸躍るアクションも、ありません。でも、そのかわりにきっと、ほんのすこし、思い出にのこります。
美しいドット絵で描かれるメルヘンチックなアドベンチャーゲームです。くまのレストランに訪れたお客さんは死者ばかり。この人達の最後の晩餐を準備するために手に入れた「記憶のカケラ」を除くことで彼らの死の原因がわかります。彼らがなんで最後の晩餐にこの料理を選んだのかで見える死の真相。感動を呼ぶ物語です。
ゴジラのゲームの登場はいつ?特別賞受賞作品を紹介
また様々な副賞が用意されている特別賞を受賞したのは以下の4作品です。実際に昨年、トップ3と「ジャンプ+賞」受賞した「ネコの絵描きさん」は、集英社とのコラボアプリとして「ジャンプ公式 漫画で大喜利 ネコの大喜利寿司 powered by 集英社」をリリースしています。
IPの使用権が賞品となったりや開発環境の提供、賞金ではなく開発費用の提供など、コンテンツの開発に特化した副賞というのが面白い試みです。
特別賞受賞作品
集英社少年ジャンプ+賞
副賞
最大で1000万円の開発費用のサポートとIPの提供
ペルセポネ
ペルセフォンは、「死が終わりではなく、実はパズルを解く鍵となる」、という可能性を探るパズルゲームです。
ゲームで前進するには、あなたはいつ、どこで、どのように死ぬ判断をするのでしょうか? 5つの異なる環境の中、独自のメカニズムを備えた60個以上のパズルを次から次発見していきましょう。
美しいグラフィックスと魅惑的な音楽で豊かなこの魔法の世界へようこそ!
死ぬことで道を切り開いていくパズルゲームです。溝に落ちて死ぬことで橋になる。スイッチの上で死ぬことでスイッチをONの状態しておくなどなど。どこで、どのタイミングで死ぬかがとても重要です。かといって命の価値が低いわけではなく、失敗した時の「無駄死に」感は異常なほど身につまされます。
様々な仕掛けが用意されていますので、飽きずに長時間プレイすることができます。
集英社 キャラクタービジネス室賞
副賞
最大で1000万円の開発費用のサポートとIPの提供
はむころりん