転職に適してる年齢とは? リミットはあるの? - ガメモ
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ゲーム業界は一般的に平均年齢が若い業界と思われています。「これは!」という求人案件があっても年齢が上限ですと、応募をためらってしまう場合があると思われます。企業が求人案件に記載している年齢条件には、どのような意味があるのでしょうか。
そして、この年齢の条件を越えてしまっていたら応募してはいけないのでしょうか。また、仮に応募した場合、履歴書の年齢の項目だけで足切りされてしまうのでしょうか。
年齢制限をオーバーしていると応募できないの?
労働者の募集や採用において、事業者は応募者の「年齢にかかわりなく均等な機会を与えなければならない(雇用対策法10条より抜粋)」とされています。この法律により企業が設けた年齢条件が目安としてのものだった場合、採用される場合もあります。
ただこの法律には例外があり、社内でのキャリア形成のために若年層を採用したい場合に限り「経験不問」という条件をつけることで目安の年齢を記載することができます(例外事由 3号 イ)。この場合の年齢は目安ですので、応募することも可能ですし、採用される可能性もあります。
企業が年齢を制限する理由とは?
企業が若い人材を欲しがる理由というのはいくつもあります。企業が、なぜその年齢の人材を採用したいのかを理解できれば、自分が求められている人材かどうかを自身で判断できると思われます。
人件費を抑えたい
ゲーム業界は1980年代に誕生した若い業界ですが、日本では年齢が高い人ほど給料が上がっていくという考え方が根強く残っています。同じレベルのスキルをもっている求職者でしたら、年齢の低い求職者を採用するほうが人件費を安く抑えられると考えてしまいます。
このような場合ですと、最初は給料が安くても構わない、それでもその会社で働きたいという熱意を示せれば採用される可能性が高くなります。
長期間勤務して欲しい
企業はせっかく採用したのなら少しでも長く働いてもらいたいと考えます。
長く勤務してもらえれば、自社で受けた教育や仕事の経験のフィードバックを活かせる期間が長くなるからです。年齢の高い人は、それだけ定年が近くなってしまい活躍する機会と期間がが短くなってしまいます。
企業のこのような心配に対しては、他社で培ってきた経歴と経験、スキルを強調して即戦力であることをアピールしましょう。
年上の部下は扱いづらい
業務上、必要とはいえ年上の部下に対して厳しく接することは難しいです。部下に対してしなくてもいい気遣いを上司にさせるようなシチュエーションは仕事がしづらくなる原因となり、敬遠されがちです。
ゲーム会社では特に若い会社が多く、社長以下ほとんどの社員が30代から40代ということもあります。企業が年上の部下に気を遣う心配をしているのでしたら、謙虚さをアピールすることで、どんな環境でも学ぶ意欲があることをアピールしましょう。
年長の人間の謙虚で学ぶ姿勢は、他の社員のお手本となると思ってもらえるくらいアピールしましょう。
新しい知識やスキルへの適応力
一般的に年齢が高い人より若い人のほうが、新しい技術や知識などに柔軟に対応できると思われています。企業が求めている年齢よりも高い年齢でも新しい知識やスキルを貪欲に吸収していく意欲を示せれば採用される確率も高くなるでしょう。
サービスしている年齢層に近い年代を採用したい
サービスの対象年齢に近い年代の方が、ニーズやトレンドを理解していると企業が考えて募集している年齢を制限している場合もあります。こういった場合は長い経験やトラブル対応など蓄積しているノウハウなど、企業が求めている年代にはない長所をアピールしましょう。
まとめ
企業が年齢制限を設けている場合、年齢のみで不採用になることがあることは理解しておきましょう。また自分と同じ経歴で同様のスキルが有る場合はより年齢が若い人のほうが採用されるということも忘れてはいけません。
ただ企業はより自分の会社に貢献してくれる人を求めているのも事実で、年齢もその判断のひとつの要素に過ぎません。
そこで、どうしても就職したい会社がある場合は、事前に採用担当者に問い合わせてみるのがいいと思われます。問い合わせる際には、応募条件を理解した上でそれでも問い合わせ先の企業に貢献したいという熱意を伝えましょう。
そして応募を受け付けてもらえるという返事をもらったら、応募書類にその旨を記載した添え状をつけて礼儀正しくアピールしましょう。
こういうところでベテランのインサイドワークを見せていきましょう。