<追記あり>入手困難なNintendo Switchを自作する海外勢が登場! そして日本勢も自作に成功! - ガメモ
入手困難なNintendo Switchを作る海外勢を見て日本でも自作する猛者が現れた。動画で紹介するNintendoSwitch自作講座!
家で過ごす日が続いている現在、家で過ごすにはやっぱりビデオゲームは大人気。なかでもNintendo Switchは、生産量の減少や『あつまれ どうぶつの森』が大人気で現在、入手困難で、ショップでは抽選販売が行われ、ネットオークションでは正規の値段では手に入りません。
これは海外でも同じで、ニューヨークでは周囲200キロのゲームショップには1台もNintendo Switchが売っていないという事態になっています。
この全世界的なSwitch不足も4月下旬から増産が開始されるそうなので、この状況も緩和されることと思われます。
海外ではついに自作する猛者が登場!
しかし、そんなの待ってられない! という海外のゲームファンがNintendo Switchを自作してしまいました。自作とはいっても通販サイトやネットオークションなどで販売されている修理用パーツや故障したジャンク品を購入して、全種類のパーツを用意して自分で組むという力技です。
このNintendo Switchを自作したのはsarbaaz37さん。sarbaaz37さんはパーツ代200ドルと1ヶ月の製作期間で自作版Nintendo Switchを完成させています。
正確には製作したのはNintendo Switch Liteですが、これはJoy-Conがうまく動作しなかったためにNintendo Switch Liteに変更したそうです。
きっかけはNintendo Switchを探している友人のひとこと
sarbaaz37さんがNintendo Switchを自作したきっかけは、Nintendo Switchが欲しい友人がどんなに探しても販売されているNintendo Switchはどれもプレミア価格がついていて定価の2倍から3倍の値段で手が出ません。
そんな友人に「これだったらスペアパーツを全部買って作ったほうが安上がりだ」と言ったところ、その友人が「だったらお金を払うからお前が作ってみろ!」と言われて作ったそうです。
sarbaaz37さんは写真付きで丁寧に組立工程を公開していますので、興味のある方はぜひチャレンジしてください。もちろん製作には電子工作の技術が必要です。ちなみに製作期間1ヶ月の大半は修理用のスペアパーツを注文した中国からの輸送時間と検疫の時間です。
またsarbaaz37さんはこの方法で製作したNintendo Switchをネットオークション等で販売することを快く思っていません。万が一、ネットオークションなどで見かけても決して購入しないでください。当然、任天堂の保障は受けられない上に、定価で購入するより高いはずですから。
<追記>日本でもNintendo Switchを自作する猛者現る
日本でもsarbaaz37さんによる製作レポートを見て、実際にNintendo Switchを自作する猛者が現れました。自作したのはMaker Kidsさんで、彼はsarbaaz37さん同様に修理用パーツを買い集め、0から組み立てて完成させました。
ちなみにsarbaaz37さんはJoy-Conの調整がうまく行かずにNintendo Switch Liteになってしまいましたが、Maker KidsさんはJoy-ConもバッチリのNintendo Switch本体です。稼働時間も500時間を越え、耐久性も問題ないとのことです。
Maker Kidsさんによるとパーツ代は全て合わせて2万円くらいで、送料は無料のところが多かったそうで1000円くらいとのこと。入手が難しいのはやはりマザーボードで、海外オークションでも出品が少ないそうです。実際に製作しているところを動画で見てみるとやはり、難易度はすごく高いです。