【ビジネス用語辞典】「恐縮」とは? 意味と使い方を理解してスマートに使いこなそう! - ガメモ
レトロゲーム,セガ,メガドライブ,メガドラ,サターン,任天堂,NintendoSwitch,Vtuber,eスポーツ
「恐縮」は「相手あら受けた行為に対して申し訳なく感じること、畏れ多く感じること」です。
ビジネスシーンでは目上の人に対して使用します。
マナーや礼儀を伝える場面で使うことが多いですので、意味を確認し正しい言葉づかいでスマートさをアピールしましょう!
「恐縮」の意味
「恐縮」の意味:身も縮まるほど恐れ入ること
恐縮(読み:きょうしゅく)
意味1:身も縮まる程恐れ入ること
意味2:相手に迷惑をかけたときや、好意をうけて申し訳なく思うこと
「恐縮」という言葉はよく耳にしたことがあると思います。
基本的には、相手に迷惑をかけた時や何かしてもらった際に申し訳なく感じて使うことが多いと思います。
こちらの言葉、ビジネスシーンでよく使われ「ありがとうございます」や「申し訳ございません。」等の意味があり、かしこまった言い方をすることが出来ます。
「恐縮」の使い方と注意点
恐縮の使い方は4パターンで解説します。
パターン1:感謝を伝える
恐縮の使い方は4パターンで解説します。
<例>
わざわざおこし頂き恐縮です。
パターン2:何かを依頼する場合
何かを依頼する際にも使用することが出来ます。
他にも「お手数をおかけしますが」という言葉ありますが、「恐縮」はよりへりくだった言い方をすることが出来るため、上司や取引先等に対して使用することが出来ます。
<例>
お忙しいところ恐縮ですが、ご対応の程お願い致します。
パターン3:何かを断る際
何かを断りたい時にワンクッションを置くことが出来ます。
何か頼まれた際に、直接的に断ってしまうと相手に対しても申し訳ないと思います。
その際に「恐縮」ですという言葉を挟むことで、やわらかく断ることが出来ると思います。
<例>
私事で恐縮ですが、本日の会議は出席出来ませんので再度調整いただくことは可能でしょうか?
パターン4:褒められた際の返事として
褒められた際に「ありがとうございます。」でいいのか?と迷った際にも使えます。
「恐縮」ですという言葉をいれることで謙虚さを出すことができますので、目上の人に使って見るのもいいと思います。
<例>
お褒め頂き恐縮です。
※注意1※
・「恐縮」という言葉は口頭ではあまり使いません。
文章では好印象を与えることが出来ますが、言葉にしますとつめたい印象を
与えてしまう可能性がありますので、注意が必要です。
※注意2※
・連続して使用しないように気を付けましょう
連続してしまうと、謙虚さではなくわざとらしさを感じてしまうのでほどほどにしましょう。
「恐縮」の類義語
上記でも説明しました通りですが、別の言葉で伝えることも出来ます。
パターン1の類語:感謝を伝える
「ありがとうございます」や「身が引き締まります」など。
POINT:身が引き締まります。は感謝を伝える意味ではあまり一般的ではありませんが、相手からの配慮に感謝すると共に感銘を受けていると感じたときにいいかえることが出来ます。
<例>
この度はご対応頂きましてありがとうございます。
私にこのような業務を任せていただき身が引き締まる思います。
パターン2の類語:何かを依頼する際
「お手数おかけします」や 申し訳ございません など。
POINT:相手の時間を取ってお願いをする場合に申し訳なく感じている際にその気持ちを伝えることが出来ます。
<例>
お手数をおかけしますが、ご対応のほどお願い致します。
大変申し訳ございませんが、再度書類を送付いただけますでしょうか。
パターン3の類語:何かを断る際
せっかくですが など
<例>
せっかくですが、辞退させていただきます。
パターン4の類語:褒められた際の返事として
身にあまる など
<例>
身にあまるお言葉です。
+α 「恐縮」の意味を強くする表現
恐縮を強調したいときに使う4パターンの言葉を紹介パターン1:恐縮至極
・物凄く協調したい際に
意味 :とても恐れ多い 身が縮む思い
POINT:一般的は恐縮至極ですが、至極恐縮という使い方も出来ます。
パターン2:甚だ恐縮
・すみませんの代わりに使用します。
申し訳なく感じた際に使うのが正しい使い方です。
POINT:甚だ(読み:はなはだ)
パターン3:恐縮の限り
・恐縮を丁寧に使いたい時や強く言いたい場合
「恐縮」だけでは表現が簡単に伝わってしまうのではないかと迷った際に使用します。
パターン4:恐縮の至り 恐縮の極み
・恐縮が極まっている状況の際に使います。
至りや極みはそれぞれ極限や上限の意味を持っていますので、最上級の恐縮を表現することが出来ます。
まとめ
恐縮は相手に対して感謝しつつも申し訳なく感じた際に使います。
なので幅広いビジネスシーンで使用することが出来ます。
しかし、何度も使ってしまうと失礼に感じてしまったり、言葉にしますと冷たい印象を与えてしまうので注意が必要です。
- 1
- 2