【ビジネス用語辞典】ビジネスシーンで使える「感謝の言葉」 - ガメモ
感謝の言葉といえばやはり「ありがとうが」一番。しかしビジネスシーンでは様々な感謝の言葉が使われます。そんな色々な感謝の言葉を集めました。
感謝の言葉として一般的なのは、やはり「ありがとう」だと思います。
社会に出ますと、仕事で助けてもらったり、教えてもらったりする中で感謝の言葉を伝えることが増えていくと思います。
そこで、ビジネスシーンでよく使われる感謝の言葉をご紹介します。
話し言葉で伝える方法
同僚や上司に感謝の気持ちを話し言葉で伝える場合です。4パターンに分けてご紹介します。
パターン1:ありがとうございます。
ありがとうよりも丁寧な表現になります。
同僚など、立場が同じの人には ありがとう で問題ありませんが、上司など目上の方にはありがとうございます を使うと丁寧に伝わります。
POINT:ありがとうございますはひらがな表記が一般的です。漢字で変換する人もいますが、あまり一般的ではないのでお勧めしません。
パターン2:お世話になりました。
移動などでお世話になった方に感謝の気持ちを伝える際に使います。
仕事を教えて下さった方に移動などで離れる際に使うのが一般的なシーンです。
手助けを得たことに対する感謝の気持ちをより丁寧に伝えることが出来ます。
パターン3:おかげさまで助かりました。
仕事などを手伝ってもらったり、助言をもらった際に使います。
他者から受けた助言や助力または、親切を受け自己の目標が達成された際に、「(受けた力添えの)おかげさまで」「(自分の仕事が)助かりました」という意味合いで使いましょう。
POINT:おかげさまで助かりましたは訳さないようにしましょう! 省略して助かりましたのみを伝えてしまうと人によっては無礼であると思われてしまうので気を付けましょう。
パターン4:これはご丁寧に
相手が自分に何かをしてくれたことに対して、丁寧に感謝の気持ちを伝える
これは → 感嘆詞
なので、それを2つ重ね、ご丁寧にと相手がしてくれたことに対して感謝を表す言葉になります。
POINT:一般的には これはこれはご丁寧にの後にありがとうございます等の明確な感謝の言葉が入ります。また、場合によっては感謝の言葉なくそのまま濁すこともあります。
ビジネスシーンで使われる言葉
感謝の言葉はたくさんあります。ここではよく使われる言葉を厳選しました!
拝謝申し上げます(読み:はいしゃもうしあげます)
へりくだった感謝表現
拝謝=礼の謙譲表現
申し上げます=言うの謙譲表現
上記をつなぎ合わせた言葉になりますので、よりへりくだった感謝の表現になります。
<例>皆様のご厚情に拝謝申し上げます。
お礼申し上げます(読み:おれいもうしあげます)
お礼を言う の謙譲表現
POINT:頭に「重ねて」を付けることや 接続詞の「を」を付け足すことで
より深みを持たせることが出来ます。
<例>平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼もうしあげます。
お気遣い嬉しく存じます。(読み:おきづかいうれしくぞんじます)
相手から受けた行為にかんして嬉しく思う気持ちを表現出来ます。
自分のために色々と手を回してくれたり、配慮してくれたことについて嬉しく思っていることを丁寧に伝える表現になります。
<例>このような場を儲けていただき、お気遣い嬉しく存じます。
ビジネスで使用する場合と例
ビジネスで使用するパターンを4つに分けてご紹介
パターン1:親切を受けたとき
2つの感謝の言葉を重ねると、相手への気持ちをより強く伝えることが出来ます
<例>ご対応いただきありがとうございました。おかげさまで助かりました。
パターン2:心配してもらった時
上司などから業務などで行き詰っていないかなど心配を受けたとき、自分に問題が無かったらそれを伝えたことでお礼を伝えましょう。
<例>業務に問題はございません。お気遣い嬉しく存じます。
パターン3:手紙やメールで感謝の気持ちを伝える
先ほど紹介しました 拝謝もうしあげます はビジネスシーンで活躍してくれます。
POINT:拝謝もうしあげますを使うことで文章がより引き締まった表現になることでしょう。
まとめ
感謝を伝える言葉には色々な表現があります。
その場に相応しい表現を使って、ビジネスにおいて相手に感謝の気持ちを伝えましょう。