世界初のプロゲーマー ジェフ・ハンセンさんの話 もう誰?って言わさない! - ガメモ

世界初のプロゲーマー ジェフ・ハンセンさんの話 もう誰?って言わさない! - ガメモ

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日本初のプロゲーマーは2010年に「ウメハラ」こと梅原大吾さんが、ゲーム周辺機器メーカーのマッドキャッツとスポンサー契約を結んだことで誕生しました。
それでは世界初のプロゲーマーとは誰でしょう。現在、世界初のプロゲーマーと呼ばれているのはアメリカ国籍のジェフ・ハンセンさんだと言われています。
実はこのジェフ・ハンセンさんが、プロゲーマーになったのは11歳の時できっかけは任天堂公式のゲーム大会で優勝したのがきっかけでした。

チビッコだから評価されてプロゲーマーに

1990年当時、任天堂は全米各地でニンテンドーパワーフェストという公式のゲーム大会が開かれていました。これは最新ゲームが遊べる他に素人参加のゲーム大会が行われ、優秀な成績を収めれば全米大会に出場できるというものです。

この全米大会で11歳以下の部門でチャンピオンになったのがハンセンさんです。とは言うものの本人は一緒に遊べるゲーム仲間が増えたことと、全米大会の後にディズニーランドで遊んだことのほうが嬉しかったそうです。
その後は11歳という年齢が任天堂の想定する購買層と合致したのか、他の年代のチャンピオンを差し置いて彼だけが、ゲームイベントに招待されるようになります。毎週末は必ずと言っていいほど現役のNBA選手とバスケゲームで対戦したり、有名なコメディアンや俳優と対戦したりといったゲームのプロモーション活動をしていました。

彼は週末は全米各地でゲームのプロモーション活動をすることを学校に通いながら11歳から16歳まで続けていました。言うなれば素人出身の「高橋名人」といったところですね。しかし未成年の彼の活動に付き添って、全米を駆け回った両親にも彼と同じくらい頭が下がる想いです。

日本のTVで日本チャンピオンと対戦!

そんな彼が日本で有名になったのは当時、テレビ東京の「スーパーマリオクラブ」という番組で全米チャンピオンとして番組認定のグランドチャンピオンと対戦するという企画で来日したからでした。ここで全米チャンピオンとして正々堂々と戦って見事、勝利をおさめます。
そんな日本遠征は、メインのゲーム対決よりもハンセンさんは任天堂本社に招かれ、スーパーマリオの生みの親である宮本茂さんに会えたことや京都や東京観光のほうが強く印象に残っているそうです。ゲーム大会は今までたくさんプレイしてきましたからね。

16歳で引退! その後のセカンドキャリアは?

そして彼にも引退の時期がやってきます。ハンセンさんが引退をしたのは公式のゲーム大会に参加しようとしたところ、その大会には参加できずに代わりに優勝者へのプレゼンターとして登壇したことでした。周囲の関係者にしてみれば、勝っても負けても「おいしくない」から出場をさせなかったんだと思いますが、これがとてもショックだったそうです。
その代わりに有名人たちと対戦ゲームをして優勝したら、寄付先を選べるゲーム大会に出場して当然のように優勝。地元の小児病棟に任天堂のゲームスポットをプレゼントしました。

このような経緯で真剣勝負のステージには立てなくなり、やがてゲーム以外に夢中になれることをハンセンさんは見つけます。彼は16歳で今までゲームPR活動で得た資金を使ってIT関連企業を立ち上げると2年後にはその会社を売却して、教会で伝導活動をしたそうです。現在もIT関連企業で働きつつ教会の活動をしているとのことです。

ゲームのPR活動で事業の立ち上げ資金を得たハンセンさんに当時の思い出を聞くと、小さい時にアメリカ中を旅行できたことと日本に行けたことがとても良い経験だったと言っています。
そして現在でも任天堂のゲームはすべて発売日に購入しているそうですが、あまりプレイする時間をとれないようです。彼と同じようにゲームが好きな彼の兄弟のほうがたくさんプレイしているとのことです。

プロに必要なのは突き抜けることとバランス感覚

世界初のプロゲーマーが11歳の少年で、その年齢のおかげでプロゲーマーになれたというのが驚きです。しかも現在、心配されているプロゲーマーのセカンドキャリア問題も自分自身で解決しています。
家族の理解があってこそですが、本人もゲームだけではなく一生懸命に勉強したり、ゲーム以外の趣味で、プログラミングの勉強もしていました。プロになるためにはどこか突き抜けないといけませんが、プロを続けるにはバランスが必要になってきます。突き抜けてからバランスを取るか、バランスを取ってから突き抜けるか? 難しい判断ですがプロを目指す人達には頭の隅に置いておいて欲しいです。

 

 


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