携帯モード特化の新型“Nintendo Switch Lite”9月20日発売決定 - ガメモ
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任天堂は、携帯モードに特化した新型“Nintendo Switch Lite”を、2019年9月20日に発売することを発表しました。本体カラーはイエロー、グレー、ターコイズの3色で、価格は各19980円[税抜]となっています。
また11月15日に発売予定の『ポケットモンスター ソード・シルバー』のデザインが施された限定版の「Nintendo Switch Lite ザシアン・ザマゼンタ」も11月1日に発売されることが発表されました。
携帯に特化してできることとできないことと
“Nintendo Switch Lite”は、コントローラーを本体と一体化させることで、小さく、軽く、持ち運びやすくなっています。ただし、携帯専用なのでテレビ画面への出力には対応していません。
そのほか、Joy-Conの機能(HD振動、モーションIRカメラ、Joy-Con内蔵のモーションセンサー)を利用するソフトの中には、一部遊びかたに制限があるものもあります。ただしJoy-ConとJoy-Con充電グリップを用意すれば、制限なく遊べるソフトもあります。
“Nintendo Switch Lite”の重さは275gで、携帯機で比べてみますとnew3DSが253g、new3DSLLが329g、ライバル機?のPSVitaは219gです。重量は携帯機と比べても問題ないくらいです。元のNintendo Switchは398gですので、だいぶ軽量化が図れたと思われます。ちなみにiPhone XRは193gですので、さすがにスマホよりは軽いとはいきませんでしたね。
そしてバッテリー駆動時間ですが、こちらは遊ぶソフトによって幅があり3~7時間だそうです。(「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」では約4時間とのこと)
Nintendo Switchよりも123g軽く、価格も1万円安い“Nintendo Switch Lite”ですがスペックなどの情報をチェックして、欲しくなった方も多いはず。
それではどうやって入手するのがベストかというと、やはり発売前に予約することだと思います。
Nintendo Switchは予約締切り日まで予約を受け付けていて、発売された瞬間に入手困難になってしまい、抽選販売や高額転売されるようになってしまいました。
おそらく“Nintendo Switch Lite”向けのキラーソフトが発表される確率は低いので、予約開始の日をチェックしておけば発売日にショップにダッシュするよりは楽に買えると思います。
ハードの新発売の話ですがどうしても話しておきたい縁起の悪い話
ハードの新発売といえば思い出されるのがXbox360です。こちらは当日は混乱もなく発売され、問題といえばキラーローンチタイトルだった「デッド オア アライブ4」の発売日が延期されたくらいでした。
そんなXbox360の発売当時、家電量販店は家電延長保証というサービスを始めていました。このサービスは一定金額を店舗に払うことで、メーカー保証期間が終わっても引き続き修理保証をするというものでした。
しかし、これはコレは壊れにくい日本製の家電をもとに作られたサービスです。アメリカ産のXbox360には通用しません。ハードの設計ミスによりすぐに壊れるのです。アメリカ本国でも故障が発生した時のエラー表示にちなんで「Red Ring Right of Death」と呼ばれて嘲笑されていました。
そこでマイクロソフトも通常で1年だった保証期間を2年に延長したり対応していたのですが、それでは済まないくらい壊れます。そこで役に立ったのが延長保証です。古参のXbox360ユーザーは、だいたい年に1回くらい修理に出していたのではないでしょうか。
本来なら延長保証期間でも修理なんてこないはずの家電に大量に持ち込まれるXbox360。気がつくと家電量販店のゲーム売り場には大きく「Xbox360は延長保証対象外です」の張り紙が。
そんな張り紙を尻目にすでに加入済みの古参ユーザーたちはXbox360を抱えて修理受付カウンターの列に並ぶのでした。
その後、黒い新型Xbox360が発売されますと故障は激減。安く、小さくなった上に壊れない。これは素晴らしいと買い直した人が続出。やはり高い買い物&修理中にゲームができないストレスを考えますと故障のないゲーム機が一番ですね。
新ハードの発売のお話でひどい話になりましたがNintendo Switch Lite”ではそんなことは怒らないと思いますので、安心して予約をしてください。Xbox360だって発売当初の時期だけでその後は改善されていますから。