「ポケモンGO」、スポーツ庁のプロジェクト認定アプリ第1号に - ガメモ
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スポーツ庁が7月1日に発表した「Sport in Life」プロジェクトにAndroid/iOS用位置情報ゲーム「ポケモンGO」が認定されました。
「Sport in Life」プロジェクトって何ですか?
「Sport in Life」プロジェクトはひとりひとりがスポーツと親しみ、毎日をいきいきと過ごせるように推奨するプロジェクトで、このプロジェクトに沿った取り組みにはロゴマークが付与されます。
「ポケモンGO」は多くのプレーヤーに楽しく歩くきっかけを提供している点がプロジェクトの趣旨に合致したため認定され、アプリとしては初めてロゴマークが付与されたタイトルとなりました。
今、「ポケモンGO」をプレイしている人を見ると、熱心なポケモンファンとおじさん、そしておじいちゃんとおばあちゃんが多いですからね。ポケモンファン以外は、ウォーキングのお供にプレイしている方が多いと思われます。
そうなりますと、運動を続けるきっかけになった「ポケモンGO」に「Sport in Life」のロゴマークが付与される理由がわかります。
そうなると電車に乗って駅を集める位置情報ゲームの「駅メモ!」は、国土交通省からなんらかのロゴマークが貰えそうですけども…。
開始直後は全世界でブームが起きました
そんな「ポケモンGO」は2019年の7月に3周年を迎える位置情報ゲームです。開始直後は大ブームになり、あらゆる雑誌で特集が組まれました。
あらゆる雑誌で組まれたので、それぞれの雑誌でアプローチの仕方が違うのも面白かったです。
女性誌では遊び方を詳しく紹介して、中でも課金要素を丁寧に紹介していましたこれは読者のこども達にキチンと説明できるようにと、わからないままこども達に課金させないためのガイドだと思われます。
経済誌ですと開発した「ナイアンテック」がどんな会社で、今までどんなことをしてきたのか、そしてその他の健康アプリの解説で「ポケモンGO」の説明は触れる程度でした。
男性週刊誌は圧倒的に敵視していました。「ポケモンGO」のせいでどんな迷惑なことが起きているかということで、歩きスマホ、公園や公共施設での人だかりなど。
そして写真週刊誌は「ポケモンGO」を使ってのナンパ術指南。「ポケモンGO」をプレイしている女の子をどうやって口説くかってことを熱心に解説していました。
こんなナンパ術をレクチャーしているから、世の中の「ポケモンGO」に興味のないダンナや彼氏が、奥様や彼女の隣で立っているだけの作業を強要されるんですけどね。
そういえば「ポケモンGO」禁止の神社仏閣なんても出てきました。「ポケモンGO」禁止の小さい神社なんかですと、神社の周りをスマホを見つめる人が20人くらいで囲んでて、逆にそっちのほうが迷惑なんじゃないかと思いました。
現在ではブームも落ち着いた感じになっていて、イベントでも無いかぎり人だかりができることもありません。
今回のスポーツ庁の認定で、このブームの頃にプレイしていた人がもう一度プレイを始めてくれるかもしれませんね。
やっぱりこのソフトを思い出す四国八十八ヶ所巡りソフト
「ポケモンGO」以前に「歩く」がテーマのゲームといって真っ先に頭をよぎるのが「お遍路さん~発心の道場編~」(ゲームキューブ/2003年)です。
家にいながら四国八十八ヶ所巡りができてしまうこのソフト。ソフト単体でも遊べますが、足で踏んで動かすフットペダルコントローラ「牡丹さん」とプレイしていない時に歩いた歩数をカウントし、ソフトの歩数にカウントできる「印籠くん」を合わせることで、遊びがワイドに広がります。
そんな「お遍路さん」ですが、実はこのゲームでは参拝するお寺の写真は充実しているのですが、歩いてる時の画面がほとんど変化しないのです。
なので、すぐに飽きます。猛烈に飽きます。そんな人のためにこのゲームは画期的なシステムが搭載されています。それはコントローラのLボタンとRボタンを同時押しすると歩数が進むというシステムです。
絵が変わらなくて退屈したら、クリップか何かでボタンを固定して昼寝でもしてれば、万事解決です。昼寝から覚めるころに目的地に到着です。
本物の四国八十八ヶ所巡りでもヘリコプターで巡るツアーもあるので問題はないと思われます。
ただ、画面を見ながらフットペダルで歩くくらいなら、スマホを持って外に出たほうがいいかもしれません。今なら四国電力が提供するお遍路サポートアプリ「遍路のあかり」もありますからね。