懐かしの携帯ゲームを完全復刻! G-MODEアーカイブス07『ラブラブナックル』を紹介 - ガメモ

懐かしの携帯ゲームを完全復刻! G-MODEアーカイブス07『ラブラブナックル』を紹介 - ガメモ

懐かしの携帯ゲームを完全復刻! G-MODEアーカイブス07『ラブラブナックル』を紹介 - ガメモ

懐かしのケータイゲームを紹介するこのページ。今回はインパクト重視のアクションゲーム「ラブラブナックル」。そしてこのゲームが発売された2006年のケータイ事情も紹介。

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  1. 1G-MODEアーカイブス07『ラブラブナックル』
  2. 2短めのゲーム時間でストレス解消
  3. 32006年の携帯電話事情
  4. 4ワンセグでワールドカップを見よう!
  5. 4.1アルミ外装に有機ELのサブディスプレイで情報表示のおしゃれなケータイ
  6. 4.2デザイン・機能・価格・ペンギンの四拍子揃った超優良ケータイ
  7. 5元祖スマートフォン!? デュアルキーボード搭載のWindows Mobile端末

携帯電話から機種変更をしてしまったせいで、今はもう遊べなくなってしまった携帯電話ゲーム。そんな携帯電話のゲームの中からジー・モードの人気タイトルをチョイスしてNintendo Switchに完全移植するプロジェクトがG-MODEアーカイブスです。
メールの返信を待っている間や、学校や会社の行き帰りの電車の中でプレイした懐かしいゲームが再びあなたの手に。
そしてキッズケータイから即スマホという世代には、スーパーファミコンでもプレステでもない、けれどどこか懐かしいゲーム体験に挑戦してください!

そしてゲームの紹介の後には、そのゲームが発売されていた頃の携帯電話事情も紹介。使っていた携帯電話や、これぞ「ガラパゴス」というような携帯電話に出会えるかも。

G-MODEアーカイブス07『ラブラブナックル』

上半身ハダカにネクタイの主人公が、きぐるみのようなラブリーな動物の頭をかぶって戦うベルトスクロールアクションゲーム。ゲーム画面から立ち上る雰囲気がどう見ても怪しいゲームです。皆さんが第一印象で抱いた通りの怪しいゲームです。

ゲームは主人公を操作して、押し寄せる敵を片っ端から倒していきます。ある程度、敵を倒していると現れるボスを倒せばステージクリア。次なるファンシーな頭の敵たちへ挑んでいきます。
操作方法は十字キーで移動して、敵のいる方向にもう一度十字キーを押すと攻撃、十字キーを長押しするとリーチが短いが強力な頭突きが発生します。
さらにAボタンでジャンプ。ジャンプ中にAボタンを押せばジャンプキックが出ます。
そして敵の反対方向に十字キーを入れればガードとなり敵からの攻撃から身を守れます。

そして何よりもこのゲームの特徴は、倒した敵の頭を拾ってチェンジすることで攻撃で消費されるエネルギーが回復し、攻撃もパワーアップすることです。ただしチェンジする頭の中にはパワーダウンするものもあるので要注意。間違って撮らないように気をつけましょう。
バトルの基本は敵の攻撃をガードしてできた隙に攻撃を入れていくこと。そしてベルトスクロールアクションではお約束の動き回って敵を左右どちらかに集めるのも重要です。

G-MODEアーカイブス07『ラブラブナックル』のゲーム画面
G-MODEアーカイブス07『ラブラブナックル』のゲーム画面

短めのゲーム時間でストレス解消

 ゲーム自体はラストステージまで10分くらいでお手軽で、やりこみ要素としては敵のファンシーな頭を集めるあたまコレクションと、敵を倒すと出現する体力回復アイテム「お菓子」のコレクションのふたつがあります。
十字キーだけでほぼ操作ができる特殊な操作に慣れてしまえば、ガードしてからのパンチ連打や頭突きなどのコンビネーションも楽しめますが、このゲームの本質は、何よりもファンシーな頭の敵にやられることで生まれる怒りパワーです。この怒りパワーのせいでゲームを始めると、とりあえずクリアするまでプレイしてしまいます。
通勤通学や遊びに行くなどの移動時間。その移動時間に何も感情も抱かず、頭が空っぽのまま目的の駅まで運ばれるのが嫌な方、とにかく怒りでもいいから人間らしい感情を抱きたい方はぜひプレイしてください。

メーカー:ジー・モード
ジャンル:アクション / 格闘
配信日:2020年7月2日
価格:450円(税込)500円(税込)10%オフ
容量:100MB
※2020年7月29日 23:59まで割引価格で購入できます。
© G-MODE Corporation

『ラブラブナックル』販売ページ

G-MODEアーカイブス

2006年の携帯電話事情

『ラブラブナックル』が発売された2006年はどんな携帯電話が発売されていたのでしょうか。ここでは2006年に発売された代表的な携帯電話を見ていくことで当時の技術や流行などを振り返っていきましょう。

ワンセグでワールドカップを見よう!

2006年はサッカードイツワールドカップが開催された年で、生中継が夜の10時から深夜という遅い時間でした。そこで深夜にリビングのテレビで観戦ができない人のためにとワンセグ対応の携帯電話が登場し始めました。
また、この年はソフトバンクがボーダフォンを買収し、携帯電話事業に参入した年でもあります。このソフトバンクの参入により携帯電話の顧客獲得競争は激化。ソフトバンクによるドコモとauを挑発するような通話料金設定や新規顧客獲得キャンペーンなどが話題となり、今では考えられない「新規契約端末1円セール」や「キャッシュバックキャンペーン」なども行われていました。

アルミ外装に有機ELのサブディスプレイで情報表示のおしゃれなケータイ

ドコモの携帯電話『SH902iS』

2006年の5月にドコモから登場したSH902iSはアルミ外装でシルバー、ブラック、ピンク、レッドの4種類のカラーがあり、中央には有機ELディスプレイがサブディスプレイとして搭載され、電話やメールの着信、や電波状態、電池残量などが表示されていました。
この機種にはスタイリッシュな外観以外にも顔認証プログラムやFeliCa機能、カメラは3.2メガピクセルの高解像度カメラが搭載され、AFでピントを合わせた後に被写体が動いてもピントを合わせ続けてくれるコンティニュアスAF機能が付属しているまさにハイエンド機と呼べる機種でした。
しかしこの携帯で最も力が入っていたのは音楽再生機能です。連続再生時間22時間を実現し、自分でプレイリストが作成できるアプリ「SD-Jukebox」も同梱。さらには携帯電話を閉じたままで音楽の再生/停止や曲送り、曲戻しが可能となっています。もちろん再生されている音楽の情報はサブディスプレイに表示されますので、携帯を閉じたままでも情報が確認ができます。SH902iSはカメラ機能や音楽再生機能が特徴のまさにAV携帯という機種でした。

最長22時間の音楽再生に対応したアルミボディ──「SH902iS」

デザイン・機能・価格・ペンギンの四拍子揃った超優良ケータイ

カシオ計算機の携帯電話「W41CA」

2006年にauで最も売れた携帯電話端末はカシオ計算機製の「W41CA」です。今までカシオ計算機製の携帯電話は、時計の「G-SHOCK」のコンセプトに習って耐水・耐衝撃が特徴のG'zOneシリーズや、どこよりも早くワンセグ機能を搭載した携帯電話「W33SA」などどちらかと言うと男性ユーザーからの人気が高い機種が特徴でした。
それがこの「W41CA」では無骨なカシオらしいデザインから薄くて軽いデザインに変わって女性からも注目を集めます。そして今までカシオ製の携帯には搭載されていなかった赤外線機能やFeliCa対応、FMラジオチューナーなどが搭載され、機能面でも他社の携帯電話に劣らなくなりました。
さらに人気に拍車を掛けたのが待受キャラのペンギンです。携帯電話を開いたり、メールを送信している時に表示されるペンギンのアニメ動画。このペンギンの動画が40種類あり、そのどれもがカワイイと評判を呼んで、この待ち受け画面が見たくて機種変更をする人が続出したそうです。
これだけの機能が揃っていて価格が定価で1万5千円と抑えめだったのも人気のひとつで、当時は携帯電話本体の割引キャンペーンも盛んでしたからさらに安く購入することができました。
デザイン・機能・価格の三拍子揃った上にペンギンまでいた人気機種です。

待ち受けキャラが大人気! 「ペンギンケータイ」と呼ばれた「W41CA」(懐かしのケータイ)

auケータイ図鑑「W41CA」

元祖スマートフォン!? デュアルキーボード搭載のWindows Mobile端末

デュアルキーボード搭載のWindows Mobile端末「W-ZERO3[es]」

携帯電話ではありませんが、ウィルコムのPHS端末を紹介します。
ウィルコムとシャープ、マイクロソフトの3社が共同で開発したWindows Mobile端末の「W-ZERO3」シリーズ。そのシリーズの新型機が「W-ZERO3[es]」です。携帯電話用テンキーと文字入力用フルキーボードの2つを搭載したWindows Mobile端末。もちろんPHS回線で電話も掛けられ、フルブラウザでインターネットも見られるというスマートフォンとも言える機能を持つ端末でした。
さらにウィルコムは定額の通話し放題、ネットつなぎ放題の契約プランが有り、デジタルガジェット好きを始め、mixi廃人やブロガーなどにも人気となり、メインの携帯の他にノートパソコンやPDAの代わりとして2台目に持つ携帯端末として大人気となりました。

デュアルキーボードの「W-ZERO3[es]」 2.8インチVGA液晶搭載

2006年はワンセグ対応や音楽など、今まで携帯電話で重要視されていなかった機能をピックアップした携帯が多く発売されました。しかし人気となった機種は必要な機能が揃った上で、落ち着いたデザインの機種が多かったです。また2006年の10月からナンバーポータビリティ制度の開始を契機にソフトバンクが攻勢を仕掛けてきて、まさに携帯電話戦国時代といった様相をみせてきます。
そんなソフトバンクでも人気だったのはスッキリしたデザインで薄さがセールスポイントの「705SH」でした。このように落ち着いたデザインが好まれるようになったのは、携帯電話が流行の最新家電から誰もが使う日常の家電になったからなのかもしれません。

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