アメリカの高校がデジタルスキル習得のためにeスポーツを活用中! - ガメモ

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アメリカの高校ではeスポーツをどのように利用しているのでしょうか。そしてeスポーツが普及することでどのような変化が生まれるのでしょうか。

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  1. 1アメリカでは高校のクラブ活動でeスポーツを採用
  2. 2運動ができなくても奨学金がもらえる

この記事はミレニアル世代向けビジネスメディア「AMP」のコチラの記事を参考に書かれています。

アメリカでは高校のクラブ活動でeスポーツを採用

「ゲームばっかりしてないで勉強しなさい!」と子供の頃はよく言われましたが、アメリカのオレンジ郡にある高校では、eスポーツをクラブや課外活動に取り入れ、インターネット技術を始めとしたコンピュータに関わるスキルを身につけるために役立てています。

アメリカのカリフォルニア州オレンジ郡の高校ではオンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」のeスポーツリーグを開設し、高校対抗でリーグ戦を行っています。
各高校ではeスポーツのクラブが創設され、データ分析の最適化や戦略の分析などのマネージメント部分や、クラブのウェブサイトを立ち上げて活動内容やプロモーションコンテンツを制作しています。そして自分たちでコンピュータのCPUやGPUに関してもリサーチし、自分たちで勝てるパソコンを組み立てています。
各高校では、「リーグ戦に勝つ」という共通の目的のもとで、これからのデジタルコンテンツ事業に必要なことを進んで学んでいるようです。
さらにはeスポーツリーグ参加を通じて学生たちのコミュニケーションスキルが向上し、言語間の障壁やジェンダーに関する偏見がなくなったという結果も出ています。

ビデオゲームで勝つという目的のもとにチームとして団結することで、学習意欲やコミュニケーションの質の向上などに繋がっていくのだと思われます。

運動ができなくても奨学金がもらえる

2018年から全米州立高校協会(NFHS)が、eスポーツを公式スポーツ種目として認めたため、大会で結果を出せば、大学進学の際に奨学金などももらえるようになりました。そして全米で行われた最初の大会には2万5000人の高校生が参加して、その模様はライブストリーミング中継もされ、規模としてはアメリカンフットボールやバスケットボールと並んでいるとのことです。
この結果、今まではスポーツが出来ないためにスクールカーストの最下層にいたギーク(オタク)達の地位が向上し、彼らが今まで身につけることができなかったリーダーシップを身につけられる環境に変わり、そこまでではなくても。
そして新しいスポーツということで指導者やコーチがいないため、高校にインフラを整えてコーチングスタッフを提供するという新事業も始まっています。

日本でも国体の種目としてeスポーツが採用されていますが、まだまだ盛り上がりに欠けているところがあります。アメリカの高校でのeスポーツに対する試みは途中経過だけを見ていても、充分に教育的価値があるように思われますので、教育界でのeスポーツへの理解を深めて欲しいと思います。

 

 

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